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幸せの始まりは [DVD]監督:ジェームズ・L・ブルックス
出演:リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソン
ベタベタのロマコメかと思いきや、これが素直に楽しいアメリカン・コメディ!台詞で説明するよりも、表情・仕草・間で表現してくれる。『フレンズ』のようなシットコム(シチュエーション・コメディ)が好きなら、きっと楽しいよ。たくさんワロタ!
リース・ウィザースプーンがソフトボール選手、オーウェン・ウィルソンがメジャーリーグ選手という役所!リース演じるリサは年齢を理由に戦力外通知、ウィルソン演じるマティはそんな彼女に「僕に限っては年齢で引退なんてないね」と無神経なことを飄々と言う。けれど、愛嬌があって憎めない。その無神経さも彼の魅力のうち!

落ち込みながらも人生を立て直そうとするリサ。この前向きさ、気丈さが凄い。アスリートだけあって、メンタル面強いわけだ。もちろん、その強さも彼女の努力の賜。だって、自宅の鏡にたくさん自己啓発メモが貼り付けてあるんだもん。普段から相当努力してるね、この人。(と思わせるディテールが素晴らしい)

このアスリート・カップルに絡んでくるのがラッド演じるジョージ。仕事で人生最悪の落ち込み期到来。ジョージの父をちょっとチャビーなジャック・ニコルソンが愛嬌たっぷりに演じている。この4人のコメディ演技が素晴らしく、妙な間や居心地の悪さに大笑いした!ロマコメ、というより、アメリカン・コメディ的な笑いのツボ。

さて、原題は"How do you know"。どうやってわかるの、という意味。恋に落ちたとき、どうしてそれが本物だってわかるの?この人だ!って、どうしてわかるの?マティのチームメイトは「本命が出来たら、彼女以外にはコンドームを使うようになる」なんて言ってますが。その人のことをつい考えてしまったり、もっと一緒にいたかったり、一緒にいて心地よかったり、いろいろですよね。

有り体に言えば三角関係、ドリカム編成なわけだけど。これは下手すればビッチ。けど、リサの誠実さのお陰で嫌みなくまとまっている。後味も爽やかな、楽しい映画に。
こういう三角関係ものって、誰かが悪者にされることが多いですよね。でも本作は、誰も悪くない。3人とも一生懸命に人を愛して、頑張って生きている。弱ったリサが二人の間で揺れる気持ちも理解できる。3人ともまっすぐ、なんだ。そして、その結末にも、恋の不思議さというか論理で割り切れない言葉に出来ない思いがきちんと描かれていた。誰かが悪いのではなく、嫌いなのでもなく、終わって始まる。彼が“その人”だって、どうしてわかるの?そんなことは明確に言い表せるものじゃ、ない。恋って、そういうもの。
関連作品のようなもの
![]() | 「バンビみたいな目で見ないでよ。」確かにつぶらな瞳です、ラッド。 バンビ [Blu-ray] ディズニー |
![]() | 「この映画を見て母さんは家を出た」って。その後リサがこれを観てます。 クレイマー、クレイマー [Blu-ray] ジェーン・アレキサンダー、ジャスティン・ヘンリー 他 |
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やあ!ヽ(´ー`)ノユクモ村からコンニチワ!村クエでジンオウガを倒したところです(モンスターハンターポータブル 3rdの話)。あれ?ここは映画ブログのはずでは!ああ、行かないで!待ってったら待って!ゲームの予告動画の範疇を超えた逸品に出会ったんだ!しかもそのゲームが現在急ピッチで映画化にとりかかってるのよ!
てことで、まずはご覧あれ!切ない短編ホラーとして。
デッド・アイランド予告動画
台詞はなく、哀切な美しい音楽が流れるだけ。時は巻き戻ってゆく。ここはリゾート・アイランド。家族はヴァカンスを楽しみに来たのに。凄惨な悲劇が起こってしまった。
この演出は素晴らしいよね!『アレックス』を思い出したよ。或いは『メメント』か。ラストシーンの切なさはどうしたって『アレックス』だわね。でもってあの赤い斧が役割を果たしていて嬉しい。
さて、映画化の話。このゲームの映画化権を所有しているユニオン・エンタテインメントが、この度の予告動画の話題性を見込んで現在脚本に取りかかっている模様。時間軸の巻き戻っていく構成になる可能性大。来週あたりにまた詳しい話が出てくると思われますので、取り急ぎ。
ゲームは北米で2011年発売予定。Xbox 360、PS3、PCゲームの展開。日本語版とか出るかなあ?一人称視点(FPS)の近接戦闘アクション・ゲームとのこと。キャラクター育成にはRPG要素もあるそうです。リゾート・アイランドでのサバイバル!なお、ゲームは特に時間軸が戻ったりはしないようです。
⇒ゲーム"Dead Island"公式サイト

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てことで、まずはご覧あれ!切ない短編ホラーとして。
デッド・アイランド予告動画
台詞はなく、哀切な美しい音楽が流れるだけ。時は巻き戻ってゆく。ここはリゾート・アイランド。家族はヴァカンスを楽しみに来たのに。凄惨な悲劇が起こってしまった。
この演出は素晴らしいよね!『アレックス』を思い出したよ。或いは『メメント』か。ラストシーンの切なさはどうしたって『アレックス』だわね。でもってあの赤い斧が役割を果たしていて嬉しい。
さて、映画化の話。このゲームの映画化権を所有しているユニオン・エンタテインメントが、この度の予告動画の話題性を見込んで現在脚本に取りかかっている模様。時間軸の巻き戻っていく構成になる可能性大。来週あたりにまた詳しい話が出てくると思われますので、取り急ぎ。
ゲームは北米で2011年発売予定。Xbox 360、PS3、PCゲームの展開。日本語版とか出るかなあ?一人称視点(FPS)の近接戦闘アクション・ゲームとのこと。キャラクター育成にはRPG要素もあるそうです。リゾート・アイランドでのサバイバル!なお、ゲームは特に時間軸が戻ったりはしないようです。
⇒ゲーム"Dead Island"公式サイト
毛玉内関連記事:
『ソーシャル・ネットワーク』 THE SOCIAL NETWORK
2010年・アメリカ
SNS最大手、Facebook創設を題材にしたITオタクの青春・友情・訴訟もの。
監督はデヴィッド・フィンチャー。実話を基にしたサクセスストーリーであり、青春物語。これは、Facebookが受精し着床し分裂し、巨大な有機生命体に育つさまを描いている。人生の皮肉、悲哀、人の性(さが)、夢の実現・・・そんなものが描かれた映画。Facebookに興味がなくても、この人間ドラマは面白いから観たら良いよ!
映画タイトルには皮肉が込められていると思う。"social network"=社会的繋がり・社会のネットワーク。創設者のマーク・ザッカーバーグは、ネット上で社会的繋がりをシステム化した。でも現実に彼が求めたもの、だけどうまく入っていけないもの、それが社会のネットワーク。作ったものとは裏腹に、彼は社会から浮いている。映画のラストシーンがそれを如実に物語っていて、ユーモアたっぷりでありながら哀しい。自分もネットワークの一員になりたいのだ、と淡々とキーを押すのだ。
(ひいては私たち自身のディスコミュニケーションを皮肉っているともいえる)
ベン・メズリックのノンフィクション小説『facebook』が原作。この本は、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ本人には取材拒否されたため、関係者―特にエドゥアルド・サヴェリンと双子のリンクルボス兄弟―に取材して書かれたもの。ザッカーバーグはこの映画を観て「事実に忠実なのは服装だけだけだね」と感想を言った。
ソーシャル・ネットワーク[DVD]
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、アーミー・ハマー、ルーニー・マーラ、ジャスティン・ティンバーレイク
友情、ビジネス、自己実現、孤独・・・。何かデカイことやって世の中変えてやる!そういう話です。キャストは若手実力派がそろい踏み。将来、幻の映画と言われるかもね。
いやあ、良い映画だった!ヽ(´ー`)ノまず彼女(ルーニー・マーラ)と口論になるオープニング・シークエンスで、ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)の天才ぶりを見事に印象づける。天才の人は普通に会話できないからね。現実の彼がどうなのかは不明だけど、映画の中では天才型。凡人には理解できないし、ついていけない。
彼の天才ぶりは、訴訟沙汰になっても気にとめないあたりにも表れている。Facebookを成功させること、世界に広げること、それしか関心がないのだ。そして、天才の身近にいる人たちは傷つけられるのが宿命。天才に悪気はない。映画で描かれる彼は見事に典型的な天才!それはもう、仕方ないなって思うぐらい。
主軸はザッカーバーグがFacebookを立ち上げ大きくしていくこと。そこにハンサムな双子兄弟や、彼女だったエリカのエピソードが深く関わる。でも何より、相棒として最初から一緒にやってきたエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド)との関係のシフト、途中から参加したナップスター創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)への心酔。これが面白い。三角関係のようなハラハラ感がある。いや、ビジネスだけど。
特にショーン・パーカーへの心酔ぶりはわかりやすい。世界を変えられる、変えてみせる、と音楽業界に喧嘩をうって変革に成功していたショーン・パーカー。ザッカーバーグにしてみれば自分と同じ感覚を持ち、世の中の仕組みを変えてやりたい気持ちも一緒で、その上パーカーには実績があった。憧れるし、目標にもするし、崇拝すらするだろう。その気持ちは最終的にパーカーのヘマですーっと冷めるにしても。
ところで本物のパーカーはこの映画を観て、自分とはまったく違う人物に感じたという。彼はシリコンバレーのITオタで、あんな派手な女性関係はありえないから。でもまあ、映画でのパーカーはカリスマ性があって魅力的で、そのくせどこか気弱なとこがあるリアルな人物だった。演じたジャスティンは元々歌い手さんで、それが音楽業界を凹ましてやったパーカーを演じているのも皮肉が効いている。ジャスティン、役者として評価されたので今後が楽しみですな。
ザッカーバーグを金に汚いという人もいる。でもこの映画を観たら、そうは思えないはず。金よりも夢の実現に全力な姿が描かれているから。ヤフーやマイクロソフトに天文学的な値段でFacebookを売却することもできたのに、そうしなかった。それが、彼が単なる金の亡者ではない証拠(しかも稼ぎの半分を寄付にまわしているんだ、彼は)。社会を“見える化”すること、公正な世界を築くこと、ザッカーバーグはそんな理想を実現するために仕事をしている。
ただ、映画の内容がすべて事実と思うのは間違っている。あくまでも実話を基に脚色した映画作品なのだから。現実との大きな違いの例をあげると。実際のザッカーバーグにはハーバード在学中から一緒の恋人プリシラ・チャンがいて、映画で描かれたようなエリカへの腹立ちやかすかな復讐心はあり得ないこと。映画がエリカに始まりエリカに終わるのは、まとまりがあってドラマ性があって素晴らしい。でもそれは事実ではない。
※追記:エリカは"自分を受け入れない社会"の象徴かな、と思います。冒頭で会話して拒絶され、中盤に和解しようと近づいて受け入れられず、最後には一方的に繋がりを求める。
事実かどうかは置いといて、鶏のエピソードに大笑いしたよ!居心地の悪いユーモアがあちこちに散りばめられていて面白いんだ。ショーン・パーカーとの初会食シーンも、ザッカーバーグが1人だけ頷きまくってるのが妙に可笑しい。
キャストについても言いたいことは多々あるものの、この2人にだけ触れておきたい。
エドエゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールドは新スパイダーマン・シリーズで主役を務める男!彼の繊細さ、翳りはとても魅力的。レッドフォード監督の『大いなる陰謀』でレッドフォードとサシで会話する学生役、『Dr.パルナサスの鏡』で道化役、3/26公開の『わたしを離さないで』と着々と良い俳優になってます。(『わたしを離さないで』の日本版予告編を観てはイケナイ!楽しみが減る!)
エリカ役のルーニー・マーラは、フィンチャーの次作『ミレニアム』3部作のハリウッド・リメイク版で主人公の1人リスベットを演じます。パンクな天才ハッカーですよ。今度は彼女が天才だ!

関連作品のようなもの
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2010年・アメリカ
SNS最大手、Facebook創設を題材にしたITオタクの青春・友情・訴訟もの。
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映画タイトルには皮肉が込められていると思う。"social network"=社会的繋がり・社会のネットワーク。創設者のマーク・ザッカーバーグは、ネット上で社会的繋がりをシステム化した。でも現実に彼が求めたもの、だけどうまく入っていけないもの、それが社会のネットワーク。作ったものとは裏腹に、彼は社会から浮いている。映画のラストシーンがそれを如実に物語っていて、ユーモアたっぷりでありながら哀しい。自分もネットワークの一員になりたいのだ、と淡々とキーを押すのだ。
(ひいては私たち自身のディスコミュニケーションを皮肉っているともいえる)
ベン・メズリックのノンフィクション小説『facebook』が原作。この本は、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ本人には取材拒否されたため、関係者―特にエドゥアルド・サヴェリンと双子のリンクルボス兄弟―に取材して書かれたもの。ザッカーバーグはこの映画を観て「事実に忠実なのは服装だけだけだね」と感想を言った。
ソーシャル・ネットワーク[DVD]監督:デビッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、アーミー・ハマー、ルーニー・マーラ、ジャスティン・ティンバーレイク
友情、ビジネス、自己実現、孤独・・・。何かデカイことやって世の中変えてやる!そういう話です。キャストは若手実力派がそろい踏み。将来、幻の映画と言われるかもね。
いやあ、良い映画だった!ヽ(´ー`)ノまず彼女(ルーニー・マーラ)と口論になるオープニング・シークエンスで、ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)の天才ぶりを見事に印象づける。天才の人は普通に会話できないからね。現実の彼がどうなのかは不明だけど、映画の中では天才型。凡人には理解できないし、ついていけない。
彼の天才ぶりは、訴訟沙汰になっても気にとめないあたりにも表れている。Facebookを成功させること、世界に広げること、それしか関心がないのだ。そして、天才の身近にいる人たちは傷つけられるのが宿命。天才に悪気はない。映画で描かれる彼は見事に典型的な天才!それはもう、仕方ないなって思うぐらい。
主軸はザッカーバーグがFacebookを立ち上げ大きくしていくこと。そこにハンサムな双子兄弟や、彼女だったエリカのエピソードが深く関わる。でも何より、相棒として最初から一緒にやってきたエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド)との関係のシフト、途中から参加したナップスター創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)への心酔。これが面白い。三角関係のようなハラハラ感がある。いや、ビジネスだけど。
特にショーン・パーカーへの心酔ぶりはわかりやすい。世界を変えられる、変えてみせる、と音楽業界に喧嘩をうって変革に成功していたショーン・パーカー。ザッカーバーグにしてみれば自分と同じ感覚を持ち、世の中の仕組みを変えてやりたい気持ちも一緒で、その上パーカーには実績があった。憧れるし、目標にもするし、崇拝すらするだろう。その気持ちは最終的にパーカーのヘマですーっと冷めるにしても。
ところで本物のパーカーはこの映画を観て、自分とはまったく違う人物に感じたという。彼はシリコンバレーのITオタで、あんな派手な女性関係はありえないから。でもまあ、映画でのパーカーはカリスマ性があって魅力的で、そのくせどこか気弱なとこがあるリアルな人物だった。演じたジャスティンは元々歌い手さんで、それが音楽業界を凹ましてやったパーカーを演じているのも皮肉が効いている。ジャスティン、役者として評価されたので今後が楽しみですな。
ザッカーバーグを金に汚いという人もいる。でもこの映画を観たら、そうは思えないはず。金よりも夢の実現に全力な姿が描かれているから。ヤフーやマイクロソフトに天文学的な値段でFacebookを売却することもできたのに、そうしなかった。それが、彼が単なる金の亡者ではない証拠(しかも稼ぎの半分を寄付にまわしているんだ、彼は)。社会を“見える化”すること、公正な世界を築くこと、ザッカーバーグはそんな理想を実現するために仕事をしている。
ただ、映画の内容がすべて事実と思うのは間違っている。あくまでも実話を基に脚色した映画作品なのだから。現実との大きな違いの例をあげると。実際のザッカーバーグにはハーバード在学中から一緒の恋人プリシラ・チャンがいて、映画で描かれたようなエリカへの腹立ちやかすかな復讐心はあり得ないこと。映画がエリカに始まりエリカに終わるのは、まとまりがあってドラマ性があって素晴らしい。でもそれは事実ではない。
※追記:エリカは"自分を受け入れない社会"の象徴かな、と思います。冒頭で会話して拒絶され、中盤に和解しようと近づいて受け入れられず、最後には一方的に繋がりを求める。
事実かどうかは置いといて、鶏のエピソードに大笑いしたよ!居心地の悪いユーモアがあちこちに散りばめられていて面白いんだ。ショーン・パーカーとの初会食シーンも、ザッカーバーグが1人だけ頷きまくってるのが妙に可笑しい。
キャストについても言いたいことは多々あるものの、この2人にだけ触れておきたい。
エドエゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールドは新スパイダーマン・シリーズで主役を務める男!彼の繊細さ、翳りはとても魅力的。レッドフォード監督の『大いなる陰謀』でレッドフォードとサシで会話する学生役、『Dr.パルナサスの鏡』で道化役、3/26公開の『わたしを離さないで』と着々と良い俳優になってます。(『わたしを離さないで』の日本版予告編を観てはイケナイ!楽しみが減る!)
エリカ役のルーニー・マーラは、フィンチャーの次作『ミレニアム』3部作のハリウッド・リメイク版で主人公の1人リスベットを演じます。パンクな天才ハッカーですよ。今度は彼女が天才だ!
関連作品のようなもの
![]() | 映画の原作となった本。ザッカーバーグ本人に取材は出来なかった様子。 ベン・メズリック |
![]() | こちらの本はザッカーバーグに独占取材して書かれたもの。 フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) デビッド・カークパトリック |
![]() | 原作者メズリックは実話ベース映画『ラスベガスをぶっつぶせ』の原作者でもある! ラス・ヴェガスをブッつぶせ! ベン・メズリック |
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お久しぶりッコ!ヽ(´ー`)ノ
アレですよ、我が家に新しい猫(現在生後6ヶ月♂茶虎白)がやってきて忙しくしてたり、先住猫(4歳5ヶ月♂黒)が鬱猫になってしまって食べないとか、あげくPC壊れて再インストールとか、そんな日々を送ってますのよ。
名前はじゃんけん。暴れん坊で気が強いです。力弱いくせに。

そんなこんなで、映画はどんどん観てますがブログ書けてないっちゅーの!溜まりすぎて途方に暮れる。今、『ソーシャル・ネットワーク』書きかけ。ツイッターではプチ感想書いてるけどな。
『RED/レッド』や『ウォールストリート』観たいです。あと渋谷シアターNで2/5から吸血鬼バンドのB級ホラー『SUCK』(まさか日本公開があるとは!)、ヘイデン・クリステンセン主演の終末ホラー・サスペンス『リセット』(町中の人間が衣服や鞄を残して消えちゃうの)が始まるので、それらも観たいです。
2月は映画館的には閑散期ですから、ここは積極的に観に行かなくては!いやしかし、寒くて無理!そんなジレンマを抱えつつ。ブログも書きたい!いやしかし、集中力なくて無理!ここ4日ほどは頂き物のモンハン3rd(PSP)が止められなくて困ってます。アイルー(猫)が可愛すぎるんだぜ!
アレですよ、我が家に新しい猫(現在生後6ヶ月♂茶虎白)がやってきて忙しくしてたり、先住猫(4歳5ヶ月♂黒)が鬱猫になってしまって食べないとか、あげくPC壊れて再インストールとか、そんな日々を送ってますのよ。

そんなこんなで、映画はどんどん観てますがブログ書けてないっちゅーの!溜まりすぎて途方に暮れる。今、『ソーシャル・ネットワーク』書きかけ。ツイッターではプチ感想書いてるけどな。
『RED/レッド』や『ウォールストリート』観たいです。あと渋谷シアターNで2/5から吸血鬼バンドのB級ホラー『SUCK』(まさか日本公開があるとは!)、ヘイデン・クリステンセン主演の終末ホラー・サスペンス『リセット』(町中の人間が衣服や鞄を残して消えちゃうの)が始まるので、それらも観たいです。
2月は映画館的には閑散期ですから、ここは積極的に観に行かなくては!いやしかし、寒くて無理!そんなジレンマを抱えつつ。ブログも書きたい!いやしかし、集中力なくて無理!ここ4日ほどは頂き物のモンハン3rd(PSP)が止められなくて困ってます。アイルー(猫)が可愛すぎるんだぜ!
『ザ・タウン』 THE TOWN
2010年・アメリカ
ベン・アフレック監督&主演。チャック・ホーガン著『強盗こそ、われらが宿命』映画化。
これは凄く良い映画ですが、ラストがどうも好きじゃなかった。ユーモアあり、緊張感あり、迫力のカーチェイスと銃撃戦ありで完璧なんだけど!前半が少々退屈なのと、ラストのもやっと感が惜しい!この点は後ほど詳述。そんなアフレック監督長編映画2作目。本作が評価されて続々と大きな作品の監督をオファーされていますよ。アフラック、ニャフラック!
キャストには先日(2011/1/2)癌で亡くなった名脇役ピート・ポスルスウェイトも。町の裏社会の顔役、花屋の役ですよ。あと、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーが、強盗団のメンバー且つ主人公ダグ(ベン・アフレック)の親友ジェムを演じています。さすがに身のこなしがクール!見た目はとっつぁん坊やみたいだけど。
the Town オリジナル・サウンドトラック
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジェレミ-・レナ―、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、ブレイク・ライヴリー、クリス・クーパー
強盗多発地帯ボストンはチャールズタウン。強盗を生業とする男たち。それは家業として、父から息子に受け継がれた。
コトノハ
"I will see you, this side or the other."
(また会えるさ、この世かあの世で)
the other sideといえばあの世のこと。レッチリ(Red Hot Chili Peppers)の歌で"Otherside"っあるよな!アレ大好き!それはともかく、この台詞カッコイイな。最初ダグの父ちゃん(クリス・クーパー)が言う台詞で、のちにダグも使う。
チャールズタウンのアイリッシュ系強盗団。そのリーダー、ダグ。町の犯罪を取り仕切る花屋のもと、今日もせっせと強盗を働く。無音警報機を使われて仕方なく銀行支配人の女性クレア(レベッカ・ホール)を人質にとり逃走。ソツなく彼女を解放し、無事に仕事を終える。
画像はコチラのダウンロード壁紙から。

アイリッシュ系だけあって、聖パトリックデーの象徴である緑のクローバー(シャムロック)がいたるところに見えます。そんな細部へのコダワリも楽しい。
映画の前半1/3ぐらいはね、ちょっと退屈でした。銀行強盗シーンなんか臨場感あって良かったんだけど、ダグとクレア(レベッカ・ホール)が仲良くなっていくあたりは正直タルイ。といっても、ノンベンダラリと話が進むわけでなく、要所要所オモシロやハラハラが挟まってて飽きさせない。ジェムの首のタトゥーを気にするダグとか面白かったよ。
![TT_WPs1600_NB_001[1]](http://blog-imgs-37-origin.fc2.com/k/e/d/kedama7movie/201101271702363cd.jpg)
そして尼僧のコスプレ(↑画像)で次の強盗を終え、逃走するときのカーチェイスが大迫力!スピード感のあるブレ、車載カメラのようなアングルでキューっとカーブを曲がる緊張感!とにかく凄い!ここから話はノンストップで一気に面白く転がっていくよ!終盤の銃撃戦も凄い。
私は強盗ものとかギャング、マフィアものの映画があまり好きではないのだけど。だってワルイじゃん。でもこの映画はワルイけれど、ワルを持ち上げていない感じが好き。抜けだせない犯罪世界のしがらみ、友情、そんな悲哀がきちんと描かれていた。特に危ないキレ・キャラのジェムが、途中で友達思いの結構良いヤツだと判るあたりは好き。ワルはワルだけどな!
あと、ユーモア分がかなりツボ!逃走して車から降りた瞬間、尼僧姿のまま見つめ合ってしばらく固まってるシーンは爆笑!緊張感の続いた後にこうやって笑いが置かれていると、それがヌケになって疲れずに観られる。
ちなみに最後にバッグを開けたときフルーツが出てくる、アレ。オレンジだかタンジェリンだかの柑橘はフロリダが名産地で、それにちなんでるワケですな。手掛かりを残しといた、と。

さて。原作があるわけですが。アフレックは原作に忠実に作りたかったようで、最初の完成試写ではなんと4時間の作品だったとか!長ぇぇよ!当然カットしてくれと言われますわな。次に出来たのが2時間50分版。それもまだ長いわな。で、2時間10分以内に収めてくれとスタジオに言われて、この2時間8分の映画が出来たと。完成品の人物描写の掘り下げが足りなく感じるのは、このカットにカットを重ねた結果みたいね。
DVD/BDのエクステンデッド版がリリースされて、そちらは約25分長い2時間半になっているとのこと。日本版もこの長いの、出るかしら?観たい!
映画のラストは何か締まりがない感じでモヤっとしてたのだけど、原作のラストとは違うのだそうだ。原作は映画よりも哀しいラストとのこと。その哀しい展開のラストも撮影したけれど、試写で観客に不評だったので却下されてしまった。さすがアメリカン。あんまり鬱エンドは受け容れられないのよね。わしゃ、原作と同じラストで観たかったニャー。
原作ではクリスタ(ブレイク・ライヴリー)の幼い娘は誰の子なのか明らかにされているとのことなので、読んでみるのも良いかも。

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2010年・アメリカ
ベン・アフレック監督&主演。チャック・ホーガン著『強盗こそ、われらが宿命』映画化。
これは凄く良い映画ですが、ラストがどうも好きじゃなかった。ユーモアあり、緊張感あり、迫力のカーチェイスと銃撃戦ありで完璧なんだけど!前半が少々退屈なのと、ラストのもやっと感が惜しい!この点は後ほど詳述。そんなアフレック監督長編映画2作目。本作が評価されて続々と大きな作品の監督をオファーされていますよ。アフラック、ニャフラック!
キャストには先日(2011/1/2)癌で亡くなった名脇役ピート・ポスルスウェイトも。町の裏社会の顔役、花屋の役ですよ。あと、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーが、強盗団のメンバー且つ主人公ダグ(ベン・アフレック)の親友ジェムを演じています。さすがに身のこなしがクール!見た目はとっつぁん坊やみたいだけど。
the Town オリジナル・サウンドトラック監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジェレミ-・レナ―、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、ブレイク・ライヴリー、クリス・クーパー
強盗多発地帯ボストンはチャールズタウン。強盗を生業とする男たち。それは家業として、父から息子に受け継がれた。
コトノハ
"I will see you, this side or the other."
(また会えるさ、この世かあの世で)
the other sideといえばあの世のこと。レッチリ(Red Hot Chili Peppers)の歌で"Otherside"っあるよな!アレ大好き!それはともかく、この台詞カッコイイな。最初ダグの父ちゃん(クリス・クーパー)が言う台詞で、のちにダグも使う。
チャールズタウンのアイリッシュ系強盗団。そのリーダー、ダグ。町の犯罪を取り仕切る花屋のもと、今日もせっせと強盗を働く。無音警報機を使われて仕方なく銀行支配人の女性クレア(レベッカ・ホール)を人質にとり逃走。ソツなく彼女を解放し、無事に仕事を終える。

アイリッシュ系だけあって、聖パトリックデーの象徴である緑のクローバー(シャムロック)がいたるところに見えます。そんな細部へのコダワリも楽しい。
映画の前半1/3ぐらいはね、ちょっと退屈でした。銀行強盗シーンなんか臨場感あって良かったんだけど、ダグとクレア(レベッカ・ホール)が仲良くなっていくあたりは正直タルイ。といっても、ノンベンダラリと話が進むわけでなく、要所要所オモシロやハラハラが挟まってて飽きさせない。ジェムの首のタトゥーを気にするダグとか面白かったよ。
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そして尼僧のコスプレ(↑画像)で次の強盗を終え、逃走するときのカーチェイスが大迫力!スピード感のあるブレ、車載カメラのようなアングルでキューっとカーブを曲がる緊張感!とにかく凄い!ここから話はノンストップで一気に面白く転がっていくよ!終盤の銃撃戦も凄い。
私は強盗ものとかギャング、マフィアものの映画があまり好きではないのだけど。だってワルイじゃん。でもこの映画はワルイけれど、ワルを持ち上げていない感じが好き。抜けだせない犯罪世界のしがらみ、友情、そんな悲哀がきちんと描かれていた。特に危ないキレ・キャラのジェムが、途中で友達思いの結構良いヤツだと判るあたりは好き。ワルはワルだけどな!
あと、ユーモア分がかなりツボ!逃走して車から降りた瞬間、尼僧姿のまま見つめ合ってしばらく固まってるシーンは爆笑!緊張感の続いた後にこうやって笑いが置かれていると、それがヌケになって疲れずに観られる。
ちなみに最後にバッグを開けたときフルーツが出てくる、アレ。オレンジだかタンジェリンだかの柑橘はフロリダが名産地で、それにちなんでるワケですな。手掛かりを残しといた、と。

さて。原作があるわけですが。アフレックは原作に忠実に作りたかったようで、最初の完成試写ではなんと4時間の作品だったとか!長ぇぇよ!当然カットしてくれと言われますわな。次に出来たのが2時間50分版。それもまだ長いわな。で、2時間10分以内に収めてくれとスタジオに言われて、この2時間8分の映画が出来たと。完成品の人物描写の掘り下げが足りなく感じるのは、このカットにカットを重ねた結果みたいね。
DVD/BDのエクステンデッド版がリリースされて、そちらは約25分長い2時間半になっているとのこと。日本版もこの長いの、出るかしら?観たい!
映画のラストは何か締まりがない感じでモヤっとしてたのだけど、原作のラストとは違うのだそうだ。原作は映画よりも哀しいラストとのこと。その哀しい展開のラストも撮影したけれど、試写で観客に不評だったので却下されてしまった。さすがアメリカン。あんまり鬱エンドは受け容れられないのよね。わしゃ、原作と同じラストで観たかったニャー。
原作ではクリスタ(ブレイク・ライヴリー)の幼い娘は誰の子なのか明らかにされているとのことなので、読んでみるのも良いかも。
関連作品のようなもの
![]() | 原作本は上下巻。本の原題は"Prince of Thieves"で強盗団の王子! 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈上〉 (ヴィレッジブックス) チャック ホーガン |
![]() | 映画とは違う結末! 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス) チャック ホーガン |
![]() | 犯罪に詳しいのね、と言われたダグはCSI全部観てるから!と返す。 CSI:科学捜査班 シーズン1 コンプリートDVD BOX-1 エリック・スマンダ、ロバート・デヴィッド・ホール 他 |
![]() | 仕事を尋ねられたダグは石工だという。フリントストーンみたいさって。 フリントストーン/モダン石器時代 [DVD] ジョン・グッドマン、ハル・ベリー 他 |
毛玉内関連記事:
『完全なる報復』 LAW ABIDING CITIZEN
2009年・アメリカ
ジェラルド・バトラーの製作会社が放つ第一弾!アメリカ司法制度に挑む男。
待ってたよヽ(´ー`)ノジェリー!ロマコメではなく、男臭いジェラルド・バトラーが観たかった皆様、コレですよ!日本公開されて本当良かった!で、邦題は…え?『完全なる報復』??う~ん、観終わるとこの邦題がしっくりこないデスよ。確かに報復措置なのですが、報復・復讐といった言葉だけで表せるものではない、と。
原題は“法を遵守する市民”の意味。善良な一般市民、とでもいいますか。犯罪を犯しても、司法取引で善良な一般市民になることができる(若しくは刑を軽減される)。うまく弁論すれば、明らかに黒でも保釈が認められたりね。そんな皮肉。
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、レスリー・ビブ、ヴィオラ・デイビス
妻子を目の前で殺された男が、全てを賭けて司法制度に戦いを挑む!
コトノハ
"Can't fight fate."
(運命には逆らえない)
残虐な犯人が妻子を殺したときの言葉。のちに遺されたクライド(ジェラルド・バトラー)もこの台詞を繰り返す。運命を押しつけられた男が、今度は運命を押しつける側にまわり、最後には自らの運命を決める。
アメリカのドラマや映画を観ているとよく耳にする、司法取引。例えば、ジョディ・フォスターがレイプ被害者を演じた『告発の行方』でも、ある時点で弁護士(ケリー・マクギリス)が裁判に勝てないことを悟り司法取引に踏み切る。それを知った被害者は荒れ狂う、なんて展開がありました。
本作では司法取引が部分的正義の実現の為だけではなく、検事の成績維持のためにも利用されている側面まで描いている。一説によれば、司法取引で決着をつける事件は8割にも登るとか。アメリカの正義なんて、こんなもんであるよ。
今回の画像はココから。なぜか最小サイズのものしかダウンロードできない。

ジェリー演じるクライドが、犯人への復讐だけでなく、当時司法取引に関わったメンバーにも制裁を加えていく物語。本人は「復讐じゃない」と言うけれど、いやいや、復讐ですよ。でもそれだけじゃない。このクソったれな汚い穴だらけの司法制度を告発するんだ!世に知らしめてやる!そんな気概。
クライドの天才的な計略。それに振り回される司法側。なんだかコレが気持ち良い。判事に面と向かって罵倒するシーンなどは笑いすら出てくるほどの爽快さ。犯人への復讐を遂げた後、簡単に逮捕収監されるクライド。が、釈放しなければ当時の弁護士と検事と判事を殺すと脅す。それが彼の申し出た司法取引。獄中にいながら、なぜ彼はこんな事件を起こすことが出来るのか?

彼を担当した検事ニック(ジェイミー・フォックス)は野心に燃えるバリバリの若手だった。それだけに、司法制度に疑問を感じるでもなく、淡々と仕事をこなすのみ。ドライなんだな。でも、そんな彼の司法取引についての考え方がどう変わっていくのか。そこが一つのキモと言えましょう。
緊張感の続く映画ではあるけど、ところどころに笑いが散りばめられていて良いヌケになってます。獄中、同室の男との会話は面白くて、それだけに続く展開でギョっとしてしまう。クライドの静かな、冷静な狂気は、時に激しく燃える。
もちょっとアクション・サスペンスを期待しちゃってた私。実体はアクション分ごく少ないリーガル・サスペンス。頭脳派なジェラルド・バトラーでござったよ。それもまた良し!ジェリーが魅力的な映画としては『タイムライン』がピカイチお薦め。

私は正義なんて、心の中にしか存在しないと思ってる。時代、国、法律、宗教、立場によって、正義の中身は全く違うのだから。倫理も同じ。客観的正義なんてものは幻。だから、何が正義か?なんて問いかけは無意味。この映画では、検事は法律を根拠に正義を貫こうとし、クライドは自分の心の声を根拠に正義を貫こうとする。どちらが正しいのか、という問題ではない。それぞれに正義、なのだ。私の正義、あなたの正義。
ひとつ難点を言えば、ラストのニックの計画が杜撰すぎやしないかってこと。クライドがどの時点でアレするか、わからないだろうに!それ、ヘタしたら自分がお陀仏じゃぜ!

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2009年・アメリカ
ジェラルド・バトラーの製作会社が放つ第一弾!アメリカ司法制度に挑む男。
待ってたよヽ(´ー`)ノジェリー!ロマコメではなく、男臭いジェラルド・バトラーが観たかった皆様、コレですよ!日本公開されて本当良かった!で、邦題は…え?『完全なる報復』??う~ん、観終わるとこの邦題がしっくりこないデスよ。確かに報復措置なのですが、報復・復讐といった言葉だけで表せるものではない、と。
原題は“法を遵守する市民”の意味。善良な一般市民、とでもいいますか。犯罪を犯しても、司法取引で善良な一般市民になることができる(若しくは刑を軽減される)。うまく弁論すれば、明らかに黒でも保釈が認められたりね。そんな皮肉。
監督:F・ゲイリー・グレイ出演:ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、レスリー・ビブ、ヴィオラ・デイビス
妻子を目の前で殺された男が、全てを賭けて司法制度に戦いを挑む!
コトノハ
"Can't fight fate."
(運命には逆らえない)
残虐な犯人が妻子を殺したときの言葉。のちに遺されたクライド(ジェラルド・バトラー)もこの台詞を繰り返す。運命を押しつけられた男が、今度は運命を押しつける側にまわり、最後には自らの運命を決める。
アメリカのドラマや映画を観ているとよく耳にする、司法取引。例えば、ジョディ・フォスターがレイプ被害者を演じた『告発の行方』でも、ある時点で弁護士(ケリー・マクギリス)が裁判に勝てないことを悟り司法取引に踏み切る。それを知った被害者は荒れ狂う、なんて展開がありました。
本作では司法取引が部分的正義の実現の為だけではなく、検事の成績維持のためにも利用されている側面まで描いている。一説によれば、司法取引で決着をつける事件は8割にも登るとか。アメリカの正義なんて、こんなもんであるよ。

ジェリー演じるクライドが、犯人への復讐だけでなく、当時司法取引に関わったメンバーにも制裁を加えていく物語。本人は「復讐じゃない」と言うけれど、いやいや、復讐ですよ。でもそれだけじゃない。このクソったれな汚い穴だらけの司法制度を告発するんだ!世に知らしめてやる!そんな気概。
クライドの天才的な計略。それに振り回される司法側。なんだかコレが気持ち良い。判事に面と向かって罵倒するシーンなどは笑いすら出てくるほどの爽快さ。犯人への復讐を遂げた後、簡単に逮捕収監されるクライド。が、釈放しなければ当時の弁護士と検事と判事を殺すと脅す。それが彼の申し出た司法取引。獄中にいながら、なぜ彼はこんな事件を起こすことが出来るのか?

彼を担当した検事ニック(ジェイミー・フォックス)は野心に燃えるバリバリの若手だった。それだけに、司法制度に疑問を感じるでもなく、淡々と仕事をこなすのみ。ドライなんだな。でも、そんな彼の司法取引についての考え方がどう変わっていくのか。そこが一つのキモと言えましょう。
緊張感の続く映画ではあるけど、ところどころに笑いが散りばめられていて良いヌケになってます。獄中、同室の男との会話は面白くて、それだけに続く展開でギョっとしてしまう。クライドの静かな、冷静な狂気は、時に激しく燃える。
もちょっとアクション・サスペンスを期待しちゃってた私。実体はアクション分ごく少ないリーガル・サスペンス。頭脳派なジェラルド・バトラーでござったよ。それもまた良し!ジェリーが魅力的な映画としては『タイムライン』がピカイチお薦め。

私は正義なんて、心の中にしか存在しないと思ってる。時代、国、法律、宗教、立場によって、正義の中身は全く違うのだから。倫理も同じ。客観的正義なんてものは幻。だから、何が正義か?なんて問いかけは無意味。この映画では、検事は法律を根拠に正義を貫こうとし、クライドは自分の心の声を根拠に正義を貫こうとする。どちらが正しいのか、という問題ではない。それぞれに正義、なのだ。私の正義、あなたの正義。
ひとつ難点を言えば、ラストのニックの計画が杜撰すぎやしないかってこと。クライドがどの時点でアレするか、わからないだろうに!それ、ヘタしたら自分がお陀仏じゃぜ!
関連作品のようなもの
![]() | 実録ノンフィクション本。こちらも司法制度と闘った男。 ばかげた裁判に殺されかけた男―正義の国アメリカの司法制度が生んだ最悪の冤罪事件 トマ ルメール |
![]() | ボクシングものかと思いきや、冤罪を晴らそうとする感動の実話もの。 ザ・ハリケーン [DVD] デンゼル・ワシントン |
![]() | レイプ事件で、司法取引されて怒りまくったりも。 告発の行方 [DVD] ジョディ・フォスター、ケリー・マクギリス 他 |
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