猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

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ゾンビ・ゲーム"Dead Island"(デッド・アイランド)の予告動画が凄い

tag ホラー パニック スプラッター ゾンビ 動画付き

 やあ!ヽ(´ー`)ノユクモ村からコンニチワ!村クエでジンオウガを倒したところです(モンスターハンターポータブル 3rdの話)。あれ?ここは映画ブログのはずでは!ああ、行かないで!待ってったら待って!ゲームの予告動画の範疇を超えた逸品に出会ったんだ!しかもそのゲームが現在急ピッチで映画化にとりかかってるのよ!

てことで、まずはご覧あれ!切ない短編ホラーとして。

デッド・アイランド予告動画
More Dead Island Videos

 台詞はなく、哀切な美しい音楽が流れるだけ。時は巻き戻ってゆく。ここはリゾート・アイランド。家族はヴァカンスを楽しみに来たのに。凄惨な悲劇が起こってしまった。

 この演出は素晴らしいよね!『アレックス』を思い出したよ。或いは『メメント』か。ラストシーンの切なさはどうしたって『アレックス』だわね。でもってあの赤い斧が役割を果たしていて嬉しい。

 さて、映画化の話。このゲームの映画化権を所有しているユニオン・エンタテインメントが、この度の予告動画の話題性を見込んで現在脚本に取りかかっている模様。時間軸の巻き戻っていく構成になる可能性大。来週あたりにまた詳しい話が出てくると思われますので、取り急ぎ。

 ゲームは北米で2011年発売予定。Xbox 360、PS3、PCゲームの展開。日本語版とか出るかなあ?一人称視点(FPS)の近接戦闘アクション・ゲームとのこと。キャラクター育成にはRPG要素もあるそうです。リゾート・アイランドでのサバイバル!なお、ゲームは特に時間軸が戻ったりはしないようです。
ゲーム"Dead Island"公式サイト
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スプライス 【モンスター 人の心に 棲まうもの】

tag SF ホラー サスペンス

『スプライス』 SPLICE
2008年・カナダ=フランス=アメリカ
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の遺伝子操作SFサスペンス!

 『CUBE』ヒット後、2000年に製作しようとして予算の都合で実現しなかった。それがやっと作られた。そしてようやくの日本公開!待ってたよ、ナタリ!製作総指揮にはギレルモ・デル・トロ、ドン・マーフィー、ジョエル・シルバー等大物が名を連ね、主演は素晴らしい演技者エイドリアン・ブロディサラ・ポーリー。凄いぜ。かなりエグイ場面もあるけど、だからこそ他にはない映画になっていると思う!

 タイトル"splice"は接合、つなぎ合わせること。ここではDNAやRNAを接合して、遺伝子操作を施した新生物の誕生を意味している。ヒトのDNAと動物のDNAを掛け合わせた生物を造りだし、そこからアルツハイマーや癌の治療薬の元となるタンパク質化合物をとれたら…。という科学的探求。もしくは私的欲求。

Ost: SpliceSplice オリジナルサウンドトラック

監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック

モンスター・ホラーのフリをして、人間のモンスターっぷりを描いた映画



 まずオープニングがカッコイイよ。レントゲン写真がバシバシ出てくるのだけど、ワーナーブラザーズのロゴマークやダークキャッスルのロゴマークもレントゲン写真様なの。ワーナー映画は、大体映画に合わせてロゴの雰囲気を変えてくるのが素敵!と、いつも思う。

 ヒトのDNAと動物のDNAを接合して生まれてきた新種のドレン(デルフィーヌ・シャネアック)。彼女を作り上げた科学者夫妻クライブ(エイドリアン・ブロディ)&エルザ(サラ・ポーリー)。この夫婦の名前は『フランケンシュタインの花嫁』のフランケンシュタイン博士(コリン・クライブ)と怪物の花嫁(エルザ・ランチェスター)を演じた俳優からの引用。生命を造りだすことに憑かれ、哀しい怪物を産み出してしまった。この映画に相応しい名前。

 フランケンシュタインの怪物のように、新種ドレンは人の心を持ち、自我が確立していき、愛情に飢えていく。なぜ、私には髪の毛がないの?なぜ私はヒトと違うの?この世に独りぼっちなの?彼女はちっとも悪くない。ただただ可哀相で切なくなる。

今回の画像はココから!
Splice_wall04_1600x1200.jpg

 エルザが自分の子を産みたがらず、そのくせドレンを我が子扱いする様子は異常だ。エルザの母親のエピソードはチラっとしか語られないけれど、自分が嫌悪していた母親と結局は同じようなことをしてしまっている。まあ、それはよくあること。でもドレンは実験体であり、人間ではないから。より支配的に、子供と言うよりはペット扱いしても誰にも責められない。

溺愛しているのかと思えば、彼女の欲するモノをわざと取りあげたり。自分のコントロール下において、権力を行使し、驚くほど冷酷にもなれる。彼女を傷つけても、実験動物だから構わないというように。母性を満足させながら、自分の好きなように相手の行動を制限できる。エルザこそモンスターだ。

 一方クライブは、最初からこの実験には反対だった。科学的好奇心はあるものの、やはり倫理的に問題があり、何が起こるのか恐ろしいから。早くこの実験を終わらせたいと願いつつ、ドレンを憐れみ、次第に人格を認めていく。でもクライブも、何て言うかちょっと衝動的で、決して人格者ではない。

splice_icon_03_96x96.gif ドレンの孤独と哀しみは、猫への態度によく表れていた。納屋に入ってきた猫に触れ、撫で、抱きしめる。愛すべき小さな存在。でも、エルザに「ペットは良いものよ」と言われたとき、猫と自分を同一視して猫を憐れむのだ。このシーンが一番好き。

 実際に医学的用途―臓器育成などの為にヒトと動物のハイブリッドは研究されている。そういう現実を考えると更に、難しい問題を提示されているように思う。そのイキモノは、あなたが好き勝手して良いのですか?と。映画のラストには、エルザがドレンの悲劇から何も学んでいない様子が見て取れる。エルザの中では、ドレンはあくまで実験動物であり、ドレンが辛かろうと知ったことではないのだ。そうでなければ、あんな選択はしない。モンスターはやっぱり彼女だ。

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 ちょっとエー!ありえねー!って思ったのが2点。一つ、未知の生物の体液が付着したナイフを口にくわえる科学者はいない!一つ、サンプルを扱うラボでピザ食べたり珈琲飲んだりもしない!私が働いていたラボでは飲食物持ち込み禁止でしたよ。自分の身を守るために必要な最低限のルールだと思うんだけど。

でも、それ以外はおよそ有りそうな話だった。新生物ジンジャーとフレッドに起きた雌雄転換も、魚やカエルや昆虫など動物界にはよくある話。環境や自らの体格に応じて性転換が起こったりする。魚ならブダイやカクレクマノミなんかが有名。まあ、ほ乳類では性転換起こらないのがセオリーだけども。(ほ乳類は最初は雌で、Y染色体があれば雄に変化し固定される)

splice_icon_02_96x96.gif 映画ネタもあるよ。ホルマリン漬け標本のラベルに“シド&ナンシー”、“ボニー&クライド”なんて書いてある。実験成功した新生物のツガイの名前“ジンジャー&フレッド”は、歌って踊れるあの二人、ジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアから取ってるんですな。夫婦の寝室、ベッドの頭上に飾ってある絵が日本の漫画絵なのだけど、あれは何だかわからないや。ヤツらが来るぞ!って書いてあった。

祈りの海 (ハヤカワ文庫SF) この映画を観て想起したのは、グレッグ・イーガンのSF短篇『キューティー』と中篇『祈りの海』。どちらも短篇集『祈りの海』に収録。

『キューティー』は遺伝子操作で作った赤ん坊の代替物の話で、キューティーの哀しい運命と、キューティーを溺愛した男の悲劇。『祈りの海』は雌雄転換のエピソードが出てきます。超オススメ。

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関連作品のようなもの
CUBE キューブ(買っ得THE1800) [DVD]ナタリ監督といえばシチュエーション・サスペンスの金字塔!
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モーリス・ディーン・ウィント、ニコール・デボアー 他
フランケンシュタインの花嫁 [DVD] FRT-151主人公二人の名前、エルザとクライブはこの映画出演者からの引用。
フランケンシュタインの花嫁 [DVD] FRT-151
ドワイト・フライ/エルザ・ランチェスター/ボリス・カーロフ/コリン・クライブ
スイング・タイム<有頂天時代> [DVD]新生物フレッド&ジンジャーの名前は歌って踊れるこの二人から。
スイング・タイム<有頂天時代> [DVD]
フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース
俺たちに明日はない [DVD]ホルマリン漬けのビンのラベルには【ボニー&クライド】!
俺たちに明日はない [DVD]
ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ 他

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パンドラム 【方舟で 希望を繋ぐ 人類の】

tag SF ホラー アクション サスペンス

『パンドラム』 PANDORUM
2009年・イギリス=ドイツ
ポール・W・S・アンダーソン製作のSFサスペンス・ホラー。

 西暦2174年。ノアの方舟である宇宙船エリジウムは、資源の枯渇した地球からハビタブルな惑星タニスに向けて出発した。乗員、6万人と動植物。900年超の時間が流れる。

パンドラム ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]パンドラム[Blu-ray]
監督:クリスティアン・アルヴァルト
出演:デニス・クエイド、ベン・フォスター、キャム・ギガンデット他

SF好きは観たら良いと思うよ。

 ところで公開劇場の新宿武蔵野館には水槽があってネコザメとイヌザメが仲良く昼寝してたよ!可愛いよ!



 タイトルのパンドラムは映画中で説明される宇宙病のようなもの。簡単に言えばサイコになっちゃう病。これはギリシャ神話のパンドラから来ているものと思われる。パンドラは開けてはいけないと厳命された箱を開けて、世に疫病や災いをばらまいてしまった。この箱は、パンドラの好奇心の強さを見抜いていた神々の仕組んだワナとも言える。この神話は映画で起こる事とリンクしていて面白い。

今回の画像はコチラのダウンロード壁紙から。
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 映画の舞台となる巨大な宇宙船エリジウムの名は、またの名をエリュシオン。ギリシャ神話でいう理想郷、死後の楽園のこと。荒廃した地球を旅立ち、美しい惑星タニスを理想郷と憧憬する気持ちの表れなのかな。

 さて。コールドスリープから目覚めたクルーは2人。長期睡眠からくる記憶障害のため、ミッションを思い出すところから始まる。そして『エイリアン』的展開へと雪崩れ込む。広大な宇宙船の中を探索し、異形のクリーチャーと戦い、現状を把握していく。

 SFとしての面白さはあったのだけど、サバイバル・ホラー要素のウェイトが大きくて退屈な部分もあった。何というか、もう一歩の惜しい映画なのだ。キャストの地味さは却って好印象で、華のないデニス・クエイドベン・フォスターがメインで淡々とミステリアスな話が進む。途中から出てくるキャム・ギガンデットは持ち味のイヤラシイにたり笑顔が良かった。

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 900年の間に起こった変化がちょっと劇的過ぎる気もするが、そこは血清がどうのっていう伏線もあったので納得出来なくはない感じ。何しろ、ラストが素敵だ。それまでの地味な平板さが吹き飛ぶぐらい、SF的高揚感があった!雰囲気は『アイ・アム・レジェンド』やハインラインの世界。

元々3部作の1作目として製作されたものだけど、ヒットせず赤字だった為続編が製作されるかは大いに怪しい。
pandorumDT1-Widescreen - コピー

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デイブレイカー 【遅くない 今からだって 生きられる】

tag ヴァンパイア SF ホラー アクション スプラッター

『デイブレイカー』 DAYBREAKERS
2009年・オーストラリア=アメリカ
人類ほぼ吸血鬼、近未来SF。

 オーストラリアの双子監督ピーター&マイケル・スピエリッグのハリウッド・デビュー作。前作は異色のゾンビホラー×SFなオーストラリア映画『アンデッド』。とにかく展開が面白く、B級ホラー的な楽しみが盛り沢山だった。カウボーイ姿の冴えないオッサンが無駄に格好いいアクションしたり、尻丸出し+ブーツ姿になったりね。そんな『アンデッド』で名をあげて長編2作目にしてハリウッドへ進出!脚本も監督のオリジナルでござるよ。

 タイトルは“夜明け”を意味するdaybreak“~する人”-erを付けた造語。しかも複数形。明日を開く者達、みたいなニュアンスかな~と思います。夜明けまでには避難しなきゃならないヴァンパイアと、夜明けを見つめる私達人類。

 ヴァンパイアの食糧供給源である人類が激減し、懸念される食糧不足。解決策はあるのか?全体的にグレー、ブルー寄りの色調でスタイリッシュな映像ながら、人類側の拠点など所々で温かみのある色調に変わる。そしてシリアスなのに、どこかユーモラスな描き方。笑っちゃうほどのスプラッター・シーン。なかなかに完成度の高いSFだったよ。
DaybreakersDaybreakers
サントラ
Christopher Gordon
予告編のプラシーボの曲も収録!

コトノハ
"I'm already dead."
(私はもう死んでいる。)

 違うよ、お前はもう死んでいるじゃないよ!ヴァンパイアのエドワードは自分の体に生命を感じていないんだな。止まった心臓、新陳代謝しない肉体、変化のない日々。

どんな映画?
 舞台は2019年、コウモリから始まった人類ヴァンパイア化パンデミックが発生して10年後の世界。ヴァンパイア人口が95%に達し、深刻な食糧不足に直面している。食糧となり得る代用血液の開発が急務。人血の欠乏により予想外の混乱が巻き起こる。そんな中、ヴァンパイアの血液学者エドワード(イーサン・ホーク)は人類絶滅を危惧していた。

2019年と言えば『ブレードランナー』『AKIRA』も2019年の舞台設定。現実ではあと8年ちょっとですな。

画像はコチラのダウンロード壁紙!これは人血バンク。本編ではおっぱい出てます。
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 普通なら、こんな設定の映画を作ろうとする場合、少数派である闘う人間達を主役におきたくなる。ターミネーターとかみたいに反乱軍が主役な方が感情移入しやすいからね。それを敢えてヴァンパイア側に主眼を置くことで、複雑な心理描写に成功している。

 エドワードは人類の未来を案じ、できれば人血を飲みたくない、人間に同情と羨望の目を向けてる複雑なキャラクター。これが、演じるイーサンの悲哀に満ちた表情とマッチして何とも言えない雰囲気を醸している。

紫煙くゆらす姿が似合う俳優、イーサン・ホーク。
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 ヴァンパイア・パンデミックから、ほんの10年後の世界。だから、基本的に現在とあまり変わらず、大がかりな社会システムの変更もない。ただ活動時間帯が夜になり、日光を避けて暮らすように変化しただけ。人間牧場も、だから非常にお粗末。食糧資源(人類)を乱獲し、絶滅に追いやっている。ああ、なんか現実とカブるよね。なんで深刻になる前にきちんとシステムを作らなかったんだよぅ!と。まさにこれは私達の現実じゃないか。

 石油資源や食糧不足などに当てはめて考えると、とっても怖い。これぞ風刺精神溢れるディストピアSFの王道!文明批判、利益追求しか考えない企業、そのせいで起こる悲劇。この映画は、非常に正しいSF的文法を使いつつ、B級ヴァンパイア・ホラーのジャンル映画的楽しさを合わせたもの。しかも話がきちんと面白いぞ!

哀しいエピソードてんこ盛りで、そこら辺の痛快ハリウッド映画とはひと味違うぜ。

サブサイダー。
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 ヴァンパイアの特徴である、日光に弱い、鏡に映らない、首を切り落とすか胸に杭を打つと死ぬ、といった要素をしっかり描いているのがヴァンパイア好きには嬉しい。ただ、このヴァンパイア達には怪力や魅力といった人外パワーは備わってないみたいだ。なんだか人間とあまり変わらない、弱点が増えただけのか弱い存在。不老不死なだけで。

 世界がヴァンパイアだけになり、人類がいなくなったら。たとえ代用血液が出来て、人間の血液が必要なくなっても。人類のように新しい命を育むこともできない、止まった世界に耐えられるだろうか?同じ顔ぶれ、同じ日々、成長も老化もしない、そんな停滞は種として終わってないか。

 観ながら思いだしたのは『X-MEN』。ミュータントを治すキュアの話があって、人間に戻りたくなどない人達もいる。同じ事がデイブレイカーでも起きて、ヴァンパイアでいれば不老不死なのだから人間に戻りたくない人達がいる。これは進化の結果なのだ、治療の必要などない、と。どちらが正しいかはわからない。共存できれば一番素敵だと思う。

 コウモリ以外の動物が出てこないのは、動物にも感染してたからなのかな。ほら、大抵こういう映画って犬が相棒役で出たりするじゃん。犬も猫も鳥も出てなかった記憶。『アイ・アム・レジェンド』では犬が相棒、でも感染はする設定だった。あれって、鹿にも感染しないのかなあ?と疑問に思ったことがある。

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 キーマンであるプレスリーと呼ばれる男をウィレム・デフォーが演じていて、格好いい。最後の方なんか、颯爽登場!って感じでシビれたわい!デフォーは『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』『ダレン・シャン』で吸血鬼役やってたのが印象的で、だからこの役も深みが出てた。

 プレスリーの車に描かれたフェニックスは、灰の中から蘇る鳥(不死鳥)。死を乗り越えた先に新しく始まる命を表しているものと思われ、この映画のテーマにピッタリです。苦悶を経て、生き返る。

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 まあ、正午のカーチェイスが終わって下車するといきなり夜になってる、とか変なとこもあるけど。気にならないくらいに完成された世界観でした。何と言っても終盤のたたみ込みが秀逸!連鎖反応的に繰り広げられる希望という名の地獄。鳥肌もののカタルシス。人類の未来への揺るぎない希望。これは良いSF!

 全体の流れを見ると、スピエリッグ兄弟監督の前作『アンデッド』と同じ感じではある。でも一流の俳優起用、CGや造型レベルのアップ、グッと洗練された映像表現と、ハリウッド進出で予算もらえた感が満載で嬉しくなる。

 ひとつ残念だったのは、予告編で使われた曲が本編で流れなかったこと。世界観にマッチしてたのに。ケイト・ブッシュの曲"Running Up That Hill"をプラシーボがカバーしたもので、なんか良いんだよなあ。声はペットショップボーイズ似。
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俳優は誰?
 『デッド・カーム/戦慄の航海』『ジュラシック・パーク』サム・ニールが気持ちの良い悪役ぶりで製薬会社社長を演じている。これがまた良い!薄っぺらい悪者じゃあないのさ!そして凄惨な目に合うわけだが。サム・ニールがこんな目に!と半笑いで吃驚したよ。この方は英国人だけど、俳優としての活動拠点はオーストラリアでした。最近はアメリカ映画によく出てるけど。

 社長の娘役には反捕鯨・反イルカ漁活動で来日したりしてるオーストラリアの女優さんイザベル・ルーカス。彼女もまた哀しい運命を負っているのだった。『トランスフォーマー/リベンジ』でサムを誘惑するセクシーなディセプティコン演じてたなあ。

 エドワードの弟で軍人のフランキー役にはニュージーランド出身のマイケル・ドーマン。オーストラリアで活躍していてTVシリーズに出たり、“オーストラリアの明日のスター30人”に選ばれたりしている。本作では軍人の顔の下に孤独や愛情を抱えた、おいしい役ぞ!いやあ素敵だったなあ!これはもう未来のヒュー・ジャックマンと言って良いかもわからんね。

 レジスタンスの女性オードリーにはオーストラリア女優クローディア・カーヴァン

オーストラリア映画界の未来は明るいな!

関連作品のようなもの
地球最後の男 [DVD]吸血鬼になるウイルス蔓延で人類がほぼいなくなる設定は同じ。
地球最後の男 [DVD]
ヴィンセント・プライス、エマ・ダニエリ 他
シャドウ・オブ・ヴァンパイア [DVD]デフォーはヴァンパイア役がお好き。
シャドウ・オブ・ヴァンパイア [DVD]
ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォー 他
ガタカ [Blu-ray]イーサン・ホークはコチラのディストピアでも悩んでいます。
ガタカ [Blu-ray]
ジュード・ロウ、ユマ・サーマン 他
グリーン・レクイエム (講談社文庫)収録されている13㌻の短編『週に一度のお食事を』はヴァンパイア・パンデミックもの。
グリーン・レクイエム (講談社文庫)
新井 素子
メッズ予告変後半で流れた曲"Running Up That Hill"収録アルバム。本編には使われてない。
メッズ
プラシーボ、マイケル・スタイプ 他

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クレイジーズ 【消されるな! 狂気の狭間の この思い】

tag ホラー パニック サスペンス

『クレイジーズ』 THE CRAZIES
2010年・アメリカ=アラブ首長国連邦
ロメロ監督の細菌パニック『ザ・クレイジーズ』(1973年)をリメイク。

 リメイク流行の昨今、ジョージ・A・ロメロ監督の名作『ザ・クレイジーズ』もイマ風にリメイクですよ。

 主演はリゾート・サスペンス『パーフェクト・ゲッタウェイ』ティモシー・オリファントゲイリー・シニーズに少し雰囲気が似てて、良い俳優さんです。その妻役にラダ・ミッチェル。SF『サロゲート』、ゲーム原作ホラー『サイレントヒル』、泥棒もの『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』、SFアクション『ピッチブラック』など、何とも言えないラインナップに出演のミッチェル。彼女の纏うB級感は素晴らしいぜ。好きなんだよ?

 結論から言うと、オリジナルのロメロ版にあった混沌や曖昧さが薄味になり、凡百のパニック・ホラー・ムービーになってしまった印象。それでも、そういう楽しみ方を求める向きにはお薦めできるレベル。細けえこたぁ良いんだよって言える人向き。うん。
The CraziesThe Crazies
サントラ
Mark Isham

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ジャーロ 【善悪は 表裏一体 人の闇】

tag ホラー サスペンス 犯罪 スプラッター ミステリ

『ジャーロ』 GIALLO
2009年・アメリカ=イタリア
鮮血の貴公子ダリオ・アルジェント監督新作!

 タイトルのジャーロは、ジャーロ(ジャッロ)ものって映画のジャンルがありまして'70年代に流行しとりました。イタリアの、オペラ風味犯罪ミステリ・サスペンス刑事ものエログロ付映画、って言ったら大体合ってるかな。GIALLOはイタリア語で“黄色”のこと。

なんでジャンル名が“黄色”かって?昔イタリアで人気を博した刑事・探偵もの推理小説が、黄色い表紙のペーパーバックで出版されていたことから。元々は、1929年から今日に続くI gialli Mondadori※1ってライン※2で黄表紙を使ってたのが始まりで、各出版社がその人気にあやかって同じジャンルの表紙は黄色くしたんだって。そしてジャーロは'60年代に小説から映画へと広がっていき、映画ジャンルとしては'70年代に最盛期を迎えた、と。
※1…単数形は"Il Giallo Mondadori"だけど、ライン名としては複数形表記を使用
※2ライン…例えば電撃文庫、角川スニーカー文庫、創元SF文庫みたいにあるジャンルに特化したサブレーベル

ハイ、お勉強終わり!ヽ(´ー`)ノ

 で、その“黄色”が映画の中でのキーワードにもなってます。ジャーロというジャンルへのオマージュの表れと思われます。実際、レトロな作りで斬新さはまったくない。猟奇連続殺人、それ追う一匹狼の刑事、被害者の美女、オペラ風味の大袈裟な色彩と音楽。映画館で隣の人がイビキかいてたけど、私はハードボイルドで哀しくて好きですよ。ラスト(一歩手前)が最高です!

 舞台はイタリア、トリノだよ。古い石造りの道や建物、鮮やかな色遣いのファッションがとっても素敵!
ジャーロ [DVD]ジャーロ [DVD]
エイドリアン・ブロディ
エルサ・パタキ 他

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バイオハザードIV アフターライフ 【カラにして クールなアクション 観て楽しめ】

tag ゾンビ アクション SF ホラー 動画付き

『バイオハザードIV アフターライフ』 RESIDENT EVIL: AFTERLIFE
2010年・アメリカ=イギリス=ドイツ
シリーズ4作目にして3D撮影での迫力映像。アリスが帰ってきた!

 第1作の監督ポール・W・S・アンダーソンが帰ってきた!そして勿論その妻、美しいミラ・ヨボビッチもタフでクールなヒロイン=アリスを続投。3作目から登場のクレア(アリ・ラーター)と共に終末の世界をサバイバルする。

公式サイトでダウンロードできる壁紙を加工してます。
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 9月2日(木)に六本木ヒルズアリーナで行われたワールドプレミア・イベント、そして試写会の模様は下記リンク先を見てみてね。特別ゲストとして来日したミラたん、アリさん、マイケルに大興奮しまくってきたよ!あたい、ミラたんと一緒に映画観たんだ!ヽ(´ー`)ノ

 さて。3Dカメラで撮影された超絶アクションとミラのカッコ良さが見所。ストーリーとかどうでも良いんです。ホラーっていっても全然怖くないので、アクションを楽しみたい人は遠慮なく3Dで観ちゃってください。あと、シリーズを今まで観てない人もとりあえず今作から観てみたらどうか!前作観てないとわからないコネタもありますが、大体において心配ないっす。

 観てきたのは3D字幕版。吹替でも字幕でも、それはお好みで。ただこれは3Dで観ないと勿体ない映画です。2Dだと面白さが1/3ぐらいになるかと思われます。3D映像をどう見せるかに重点を置いた映像作り、動きの速いところは思い切ってスローモーにして目が3D映像を追えるように考えて作られています。3Dのために練られた画作りは凄いです!何も考えずにこのエンタテイメントを楽しんで!
(※3D映画はあまりに動きが速いと脳が処理しきれなくて映像崩壊することが結構あります。この映画ではその崩壊が起こらないように、3D上映での見せ方をよく考えて作られていたと思います。)
バイオハザードIV アフターライフ IN 3D(2D BD再生可能)[外付け特典ディスク付 完全数量限定] [Blu-ray]バイオハザードIV アフターライフ IN 3D[Blu-ray]
(2D BD再生可能)
[外付け特典ディスク付 完全数量限定]
ミラ・ジョヴォヴィッチ
アリ・ラーター 他

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『バイオハザードIV アフターライフ』ワールドプレミア試写会観てきた!

tag ホラー アクション ゾンビ

 ゾンビゾンビ!今年は『ゾンビランド』ロメロの新作が公開されてゾンビ・イヤーですよね。そこで『バイオハザード』4作目ですよ!って言っても、この映画、ゾンビ映画と言えるほどゾンビが出てくるわけじゃないんだが。で、世界最早の一般試写会に応募したら当たったヽ(´ー`)ノので行ってきた。

 はい、今回はその9/2(木)夕方から六本木ヒルズで行われたワールドプレミア・レッドカーペット・イベントとその後の世界最早試写会について書きます!ちょっとサイズ大きめの写真多めでお送りしますのでご了承くださーい。

 六本木ヒルズアリーナで17時からレッドカーペット・イベント、試写会(舞台挨拶付き)は19:10上映開始というタイムテーブル。そこに現れる特別ゲストの皆様は、主演のミラ・ジョボビッチ、アリ・ラーター、ウェントワース・ミラー、中島美嘉!ごめん、最後の人はよく知らないや。

 と、いうことで、ミラたんに会える!と思うとワクワクして吐きそうになりながら、いつにないハイテンションでギロッポンへとやって来たわけですよ。よく考えたら赤絨毯イベントの方が良かったかも…なんて心乱されながら。だってここだけの特製Tシャツが貰えて、間近でスターを見れて、サインまで貰えることもあって、写真一緒に映ったりもするかもしれないんだぞ!う・ら・や・ま・し・す(´д`)
(※試写会と赤絨毯イベントは別枠で、私は試写会のみ当選。従って赤絨毯コーナーには近寄れず)

気を取り直して。まずは映画館にチケット交換に行きますよ。

20100902_2695.jpg 六本木ヒルズのTOHOシネマズ入口にはドドーンと張り紙が。

【9月2日(木)はイベント実施のため、18:00ー21:30は全館貸し切りになります。】

 すごい本気具合!はあはあ(´д`)緊張してきた!吐きそう!とか思いながら試写会案内状を座席チケットに引き替える為、チケット売り場へ向かったのが14時頃。映画が始まるのは19:10。5時間も早いんですけど、私もすごい本気具合ですよね!ようし、負けないぞう!

3D感を出してみたポーズ。「なにその変なポーズ」って夫に言われた。
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 上の写真は映画館へと向かう階段。ここをミラたん達が通るのでしょうか。一生懸命に赤絨毯を貼り付ける作業をしてました。一段一段ピッチリと貼っていて大変そうでしたが、夜、試写会終わって出てきたときには既に撤収されていた。儚い命でありますな。

 さて、試写会の座席は。2番シアターのM列2,3をゲット。座席表で確かめたらかなり後ろの左端っこ!ちょっとガックリ(´・ω・`)しつつ、あんまり近くでミラたんを見たら実際吐くかもしれないしな、と思い直す。映画の上映は、あと1番シアターと7番シアターで、全部で3つ。すべてにちゃんと舞台挨拶まわりますよ、と教えて貰って安堵。

■ワールドプレミア・レッドカーペット・イベント
 では17時からのアリーナでの赤絨毯イベントでも覗きますか!と張り切って、遅い昼ご飯のあと、覗き見スポットを探し回った。が、警備員がそこら中に立っていて、覗けそうな場所は完全封鎖されている事実にはビビッタわい。会場には入れなくても、野外なのだからきっと見えるだろう!なんてタカをくくってた私が甘かった。・゚・(ノД`;)・゚・そこら中、ものものし過ぎる!

あまりと言えばあんまりな完全封鎖。レインボーブリッジは封鎖出来ない癖に!
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 負けない!私は負けないよ!2階からは壁が設置されて見れない仕掛けになっている、との草の報告あり。ならば、3階から見下ろすまでよ!フハハハハハ!…とはいえ、端から2~3m圏内は立ち入り禁止。三角コーンとバーが設置してある意地悪さ。せっかくのミラたんの美貌、みんなで分かち合いましょうよ!もったいないわよ!

ここからなら見れそう!立ち入り禁止ギリギリのところで。
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 あちこち立ち止まってみて、ココが一番見えるスポットだった。ので、16時からココに待機。かちっ!サスペンドモード。1時間経過。かちっ!再起動。17時になってもリハーサルが続いてる下の世界。まあ予定は遅れるよね、当然。引き続き省エネモードで待機してると、警備員さんに本番では撮影禁止となっておりますのでご協力ください。」と丁寧に話しかけられました。「(´・д・`)えー!はい、わかりました!」良いお返事。

 待つこと更に50分。足がゾンビ。ゲスト様達はどこから来るのかしら?と思ってたらね、黒塗りの車がキュイーン!と入ってきました!えええ!車乗り付けかよ!わあ~(´∀`)と見ていたら後ろに更に2台来た!そうか3人だから一人一台か。

最初に銀色ピカピカの超派手な妊婦アリ・ラーター(クレア役)が降車!巻き起こる拍手。次の車からウェントワース・ミラー(クリス役;以降マイケル)が降り立つ。背が高くスタイルが良い。ああカッコイイ。黄色い歓声とかなりの大拍手。そのどさくさに、3台目に乗っていたミラがいつの間にかハ~イ!と両手を振りながら笑顔で現れる。うっわ~可愛い!

と、ここで先ほどの警備員さんが半笑いで近づいてきた。「あの、撮影OKになりました…」「( ゚д゚ )えええー!やったあ!」

モニターには大きくミラたん。生ジョボビッチは豆粒ほどの小さなヒト。
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拡大。カメラ&マイク向けられてるグリーンのミニドレスがミラたん。白飛び!
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どう頑張っても豆ですよ。せっかく3人一緒のところも。
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会場のモニタに映されたミラと中島美嘉ちゃん。見やすい!
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 すぐそこに本人が居るのに、結局モニタを通して見る私。だって大きくて見やすい。目を懲らして生ジョボ、生マイケルを凝視もする。豆粒ほどの小さなヒトだけど、息苦しい興奮状態に陥る!すごいな、ホンモノだ!ああ、3階から飛び降りたい!

モニタ越しの銀ピカ・アリさんとマイケル。兄妹役の2人。
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これでもこの日のベストショット。一番ミラの可愛さが出てた。
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ミラのミニドレスは薄いグリーンで、背中がパッカリ開いてました。そして細く長い脚が惜しげもなく!あ、あし…ミラたんの…あし…(*´Д`*)

マイケルの人気は凄かった。私も『白いカラス』観ました!プリズン・ブレイクも!
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アリ・ラーターはキラキラドレスのせいで遠目にも目立ってました。
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あとは総じて豆な写真だよ。
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小さく見える生ジョボと、モニタに映る巨大ジョボが視界に同居する不思議。
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ちょうど同じ角度で見える2人のアリス(ミラ)。クローンか!
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マイケルがやおらファンと一緒に写真撮ってた!ラッキー過ぎるだろ、彼女!
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20100902_2772 (2)←拡大図。上にファンと一緒に写真撮るマイケル。うほー!羨ましいぜい!

そんなマイケルを見るミラたんの後ろ姿。ミラたんの背中や脚が…!

 マイケル、マイケル、言ってますけどね。それはドラマ『プリズン・ブレイク』の役名でして。本当はウェントワース・ミラーね。だども、「マイケル―!」って歓声はやっぱり結構ありました。他、ウェント、ウェンティと呼ばれてましたよ。

 で、思ったんだけど。「ミラ-!」って歓声をあげれば、ミラジョボにもウェントワース・ミラーさんにも通じるんじゃないか。っていうか、ミラ-!って歓声を聞いてマイケルは「あれ?俺のことかな?」って思ったりしないだろうか。「水島ー!」みたいな感じで。

 きっと誰もここまで読んでないや、という思いからつい漏れた与太話。

20100902_2746.jpg こうしてレッドカーペット・イベントは背伸びしたりカメラを伸ばしたりして3階から覗き見たのでした。

赤絨毯イベントが始まったのが17:50頃だったので、40分ほど覗き見でトキメキ続けてから、私達は映画館の方に移動したのでした。試写会の開場は18時。上映開始が19:10。
テンションMAX!

■世界最早の一般試写会、舞台挨拶付き!
 ぐわーっと上がったテンションのまま、映画館入り口へ。こういうのをきっとアゲアゲって言うんじゃろ?あの覗きスポットにかれこれ2時間半も立っていたので、膝やつま先が悲鳴をあげて参りつつも心は躍る。

 したらロビーで撮影可能な機器を預ける作業。夥しい数のゾンビならぬ、係の方々が働いておった。密封袋に携帯電話を入れて、預かり番号の半券をもらう。その袋は小さいのでキスデジ(一眼レフ・デジカメ)はとても入らない。もそっと奥で手荷物検査がありまして、その時に別口で預かって貰いました。機体にぺろっとセロテープで番号貼られて机に置かれただけ。ちょっと不安な感じの扱い。私の大事なカメラ(のデータ)、大丈夫でしょうね?と胸にじんわりわだかまった。

 次の関門は、丸いわっかの金属探知機みたいのを翳される攻撃!うっわ!ここは空港か!ちょっと可笑しくなってきたわい。ものものしい、今日は隅々までものものしい。

 ようやっと座席に落ち着く。そういえば招待葉書には「18時からレッドカーペット・イベントの中継」って書いてあったような気がするのだけど。劇場は静か。中継、やってなかったよ。盛り上がっていた私のハートは一気にしぼんで、粛々と舞台挨拶待ちの手持ちぶさたなひととき。

 上映予定時刻19:10が過ぎても一向に何が始まるでもない気配。苛立つ心。そうして更に10分か15分ぐらい経った頃、司会のDJタロウさんが現れ、なんだかんだでミラ達登場!ヽ(´ー`)ノ盛大な拍手!待ってたよぅ!ちょいと遠いとはいえ、先ほどの3階と1階の関係よりはぐっと距離が縮まったコーフン!食い入るように、前のめりに見つめる。

 日本のゲームが原作の映画『バイオハザード』をその故郷に最初に見せることができて嬉しい、みんな楽しんでね!私達、本当にこのシリーズが大好きなの。だって4作も作っちゃうぐらい!

ミラ達は大体こんなことをゆっくりと分かりやすい英語で話してくれました。そしてあっという間に退場。ミラは両手を大きく振って笑顔。疲れてるだろうに、ファンサービスは怠らない素晴らしさ!でもああ行ってしまった…。

 照明が落ち、いよいよ上映が始まる雰囲気。3Dメガネ装着!待つこと数分。突然場内が少し明るくなり、右手からミラ(と2、3人)が入ってきた!「さーぷらーぁいず!」って言いながら手を振ってる。え?( ゚д゚ )え。え。メガネをガッと外して、きょとんと見てると階段を上ってきて「I want to see the movie!」と一番後ろの真ん中の座席に座った。なんか一緒に映画観てくれるらしい!うっわ!

 客席みんながポカーンと口開けて後ろのミラに注目。そりゃ驚くわ!私もポカーンと口開けて5列ほど後ろにいるミラを凝視。…この席、悪くなかったな。っていうか3劇場で上映するので、この劇場にあたって心底良かった!

 すると続いてマイケル(と2、3人)までミラの並びに着席。大きな手を振って笑っとる!ポカーン。もう感激すぎて呼吸できないよ。2人とも3Dメガネをかけた姿になったので、なんかもう感無量。そして暗くなる場内。いよいよ上映です。3D字幕版。

映画の感想はまた次回。ウェントワース・ミラーの初登場シーンでミラが「ほーぅ!ふーふー!」って歓声をあげたのが可愛かった!

 そして本編が終わり、スタッフロールを少し観たところでミラさん退席。夫の座席のすぐ左の階段を通って。夫が列の一番左端に座り、私はその隣だったので、本当にすぐそこを歩いてた。手を伸ばせば届く距離!暗かったけど。でもスラッとした細長い脚が美しかったです!

下まで降りるとミラはスクリーンの前に立って両手を振ってから、左の非常扉へと消えていった。振り返ると、マイケルはいつの間にか既にいなくなってた。さすが!気づかれずに脱出するとは、それでこそマイケルですよ!
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ジェニファーズ・ボディ 【思春期の 幼馴染みの 愛憎劇】

tag ホラー スプラッター コメディ 青春 動画付き

『ジェニファーズ・ボディ』 JENNIFER'S BODY
2009年・アメリカ
『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディ脚本による青春ガールズ・ホラー。

 ティーンズ・オカルト・ホラーというのか、音楽や映画ネタをふんだんに盛り込んだ青春ガールズ・ホラーというのか。ともかくコメディ・タッチなことは確か。会話が掛け違えてたり、台詞が妙に場違いだったり、単にビジュアルが可笑しかったりで面白いよ。

 タイトルは“ジェニファーの体(肉体、遺体)”。悪魔憑きになっちゃう女の子の名前がジェニファーです。コートニー・ラヴ(ニルヴァーナのボーカル=カート・コバーンの妻)率いるパンクバンドHoleが同名の曲を歌っていましたので、たぶんそこから付けたタイトルなんでしょう。

"JENNIFER'S BODY" / Hole

ジェニファーズ・ボディ (完全版) [Blu-ray]ジェニファーズ・ボディ[Blu-ray]
(完全版)
ミーガン・フォックス
アマンダ・セイフライド

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ゾンビランド 【生き残れ! 仲間と彼女と トゥインキー】

tag ゾンビ コメディ ホラー ロードムービー 青春 動画付き

『ゾンビランド』 ZOMBIELAND
2009年・アメリカ
ほとんどの人間がゾンビ化した世界でのサバイバル・コメディ。

 夏だ!ゾンビだ!腐敗臭だ!!ってことで、ゾンビランド。英国式ゾンビ・コメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』にインスパイアされたそうで、アチラが英国情緒たっぷりのユーモアならコチラはいかにもアメリカーンなコメディ。なので、アメリカーン!なコネタが散りばめられていますよ。あと映画ネタもたくさんあるのであ楽しい。

 ストーリーはハチャメチャだから深く考えずにね。なんで?って疑問に思っちゃうとノレなくなるから、遊園地のアトラクションを楽しむつもりでワッハハしましょう。

 わし、一つ気になってるんだけど。1年前ぐらいに見たアメリカ版予告編では“生き残るための47のルール”って言ってて、ルールナンバーも今回観た本編と違ったりしたのよね。詳しくは⇒【ゾンビ・コメディ映画"Zombieland"『ゾンビランド』予告編】を見て欲しいのだけど。結局その後、ルールの設定を変えたってことだよね。公式に32のルールになったみたいだ。と言っても、映画中に出てくるルールはそのうち10個だけなのだけど。
ゾンビランド [Blu-ray]ゾンビランド [Blu-ray]
ウディ・ハレルソン
ジェシー・アイゼンバーグ 他

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