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デイブレイカー 【遅くない 今からだって 生きられる】

tag ヴァンパイア SF ホラー アクション スプラッター

『デイブレイカー』 DAYBREAKERS
2009年・オーストラリア=アメリカ
人類ほぼ吸血鬼、近未来SF。

 オーストラリアの双子監督ピーター&マイケル・スピエリッグのハリウッド・デビュー作。前作は異色のゾンビホラー×SFなオーストラリア映画『アンデッド』。とにかく展開が面白く、B級ホラー的な楽しみが盛り沢山だった。カウボーイ姿の冴えないオッサンが無駄に格好いいアクションしたり、尻丸出し+ブーツ姿になったりね。そんな『アンデッド』で名をあげて長編2作目にしてハリウッドへ進出!脚本も監督のオリジナルでござるよ。

 タイトルは“夜明け”を意味するdaybreak“~する人”-erを付けた造語。しかも複数形。明日を開く者達、みたいなニュアンスかな~と思います。夜明けまでには避難しなきゃならないヴァンパイアと、夜明けを見つめる私達人類。

 ヴァンパイアの食糧供給源である人類が激減し、懸念される食糧不足。解決策はあるのか?全体的にグレー、ブルー寄りの色調でスタイリッシュな映像ながら、人類側の拠点など所々で温かみのある色調に変わる。そしてシリアスなのに、どこかユーモラスな描き方。笑っちゃうほどのスプラッター・シーン。なかなかに完成度の高いSFだったよ。
DaybreakersDaybreakers
サントラ
Christopher Gordon
予告編のプラシーボの曲も収録!

コトノハ
"I'm already dead."
(私はもう死んでいる。)

 違うよ、お前はもう死んでいるじゃないよ!ヴァンパイアのエドワードは自分の体に生命を感じていないんだな。止まった心臓、新陳代謝しない肉体、変化のない日々。

どんな映画?
 舞台は2019年、コウモリから始まった人類ヴァンパイア化パンデミックが発生して10年後の世界。ヴァンパイア人口が95%に達し、深刻な食糧不足に直面している。食糧となり得る代用血液の開発が急務。人血の欠乏により予想外の混乱が巻き起こる。そんな中、ヴァンパイアの血液学者エドワード(イーサン・ホーク)は人類絶滅を危惧していた。

2019年と言えば『ブレードランナー』『AKIRA』も2019年の舞台設定。現実ではあと8年ちょっとですな。

画像はコチラのダウンロード壁紙!これは人血バンク。本編ではおっぱい出てます。
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 普通なら、こんな設定の映画を作ろうとする場合、少数派である闘う人間達を主役におきたくなる。ターミネーターとかみたいに反乱軍が主役な方が感情移入しやすいからね。それを敢えてヴァンパイア側に主眼を置くことで、複雑な心理描写に成功している。

 エドワードは人類の未来を案じ、できれば人血を飲みたくない、人間に同情と羨望の目を向けてる複雑なキャラクター。これが、演じるイーサンの悲哀に満ちた表情とマッチして何とも言えない雰囲気を醸している。

紫煙くゆらす姿が似合う俳優、イーサン・ホーク。
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 ヴァンパイア・パンデミックから、ほんの10年後の世界。だから、基本的に現在とあまり変わらず、大がかりな社会システムの変更もない。ただ活動時間帯が夜になり、日光を避けて暮らすように変化しただけ。人間牧場も、だから非常にお粗末。食糧資源(人類)を乱獲し、絶滅に追いやっている。ああ、なんか現実とカブるよね。なんで深刻になる前にきちんとシステムを作らなかったんだよぅ!と。まさにこれは私達の現実じゃないか。

 石油資源や食糧不足などに当てはめて考えると、とっても怖い。これぞ風刺精神溢れるディストピアSFの王道!文明批判、利益追求しか考えない企業、そのせいで起こる悲劇。この映画は、非常に正しいSF的文法を使いつつ、B級ヴァンパイア・ホラーのジャンル映画的楽しさを合わせたもの。しかも話がきちんと面白いぞ!

哀しいエピソードてんこ盛りで、そこら辺の痛快ハリウッド映画とはひと味違うぜ。

サブサイダー。
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 ヴァンパイアの特徴である、日光に弱い、鏡に映らない、首を切り落とすか胸に杭を打つと死ぬ、といった要素をしっかり描いているのがヴァンパイア好きには嬉しい。ただ、このヴァンパイア達には怪力や魅力といった人外パワーは備わってないみたいだ。なんだか人間とあまり変わらない、弱点が増えただけのか弱い存在。不老不死なだけで。

 世界がヴァンパイアだけになり、人類がいなくなったら。たとえ代用血液が出来て、人間の血液が必要なくなっても。人類のように新しい命を育むこともできない、止まった世界に耐えられるだろうか?同じ顔ぶれ、同じ日々、成長も老化もしない、そんな停滞は種として終わってないか。

 観ながら思いだしたのは『X-MEN』。ミュータントを治すキュアの話があって、人間に戻りたくなどない人達もいる。同じ事がデイブレイカーでも起きて、ヴァンパイアでいれば不老不死なのだから人間に戻りたくない人達がいる。これは進化の結果なのだ、治療の必要などない、と。どちらが正しいかはわからない。共存できれば一番素敵だと思う。

 コウモリ以外の動物が出てこないのは、動物にも感染してたからなのかな。ほら、大抵こういう映画って犬が相棒役で出たりするじゃん。犬も猫も鳥も出てなかった記憶。『アイ・アム・レジェンド』では犬が相棒、でも感染はする設定だった。あれって、鹿にも感染しないのかなあ?と疑問に思ったことがある。

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 キーマンであるプレスリーと呼ばれる男をウィレム・デフォーが演じていて、格好いい。最後の方なんか、颯爽登場!って感じでシビれたわい!デフォーは『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』『ダレン・シャン』で吸血鬼役やってたのが印象的で、だからこの役も深みが出てた。

 プレスリーの車に描かれたフェニックスは、灰の中から蘇る鳥(不死鳥)。死を乗り越えた先に新しく始まる命を表しているものと思われ、この映画のテーマにピッタリです。苦悶を経て、生き返る。

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 まあ、正午のカーチェイスが終わって下車するといきなり夜になってる、とか変なとこもあるけど。気にならないくらいに完成された世界観でした。何と言っても終盤のたたみ込みが秀逸!連鎖反応的に繰り広げられる希望という名の地獄。鳥肌もののカタルシス。人類の未来への揺るぎない希望。これは良いSF!

 全体の流れを見ると、スピエリッグ兄弟監督の前作『アンデッド』と同じ感じではある。でも一流の俳優起用、CGや造型レベルのアップ、グッと洗練された映像表現と、ハリウッド進出で予算もらえた感が満載で嬉しくなる。

 ひとつ残念だったのは、予告編で使われた曲が本編で流れなかったこと。世界観にマッチしてたのに。ケイト・ブッシュの曲"Running Up That Hill"をプラシーボがカバーしたもので、なんか良いんだよなあ。声はペットショップボーイズ似。
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俳優は誰?
 『デッド・カーム/戦慄の航海』『ジュラシック・パーク』サム・ニールが気持ちの良い悪役ぶりで製薬会社社長を演じている。これがまた良い!薄っぺらい悪者じゃあないのさ!そして凄惨な目に合うわけだが。サム・ニールがこんな目に!と半笑いで吃驚したよ。この方は英国人だけど、俳優としての活動拠点はオーストラリアでした。最近はアメリカ映画によく出てるけど。

 社長の娘役には反捕鯨・反イルカ漁活動で来日したりしてるオーストラリアの女優さんイザベル・ルーカス。彼女もまた哀しい運命を負っているのだった。『トランスフォーマー/リベンジ』でサムを誘惑するセクシーなディセプティコン演じてたなあ。

 エドワードの弟で軍人のフランキー役にはニュージーランド出身のマイケル・ドーマン。オーストラリアで活躍していてTVシリーズに出たり、“オーストラリアの明日のスター30人”に選ばれたりしている。本作では軍人の顔の下に孤独や愛情を抱えた、おいしい役ぞ!いやあ素敵だったなあ!これはもう未来のヒュー・ジャックマンと言って良いかもわからんね。

 レジスタンスの女性オードリーにはオーストラリア女優クローディア・カーヴァン

オーストラリア映画界の未来は明るいな!

関連作品のようなもの
地球最後の男 [DVD]吸血鬼になるウイルス蔓延で人類がほぼいなくなる設定は同じ。
地球最後の男 [DVD]
ヴィンセント・プライス、エマ・ダニエリ 他
シャドウ・オブ・ヴァンパイア [DVD]デフォーはヴァンパイア役がお好き。
シャドウ・オブ・ヴァンパイア [DVD]
ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォー 他
ガタカ [Blu-ray]イーサン・ホークはコチラのディストピアでも悩んでいます。
ガタカ [Blu-ray]
ジュード・ロウ、ユマ・サーマン 他
グリーン・レクイエム (講談社文庫)収録されている13㌻の短編『週に一度のお食事を』はヴァンパイア・パンデミックもの。
グリーン・レクイエム (講談社文庫)
新井 素子
メッズ予告変後半で流れた曲"Running Up That Hill"収録アルバム。本編には使われてない。
メッズ
プラシーボ、マイケル・スタイプ 他

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今冬11月~1月に観たい男前映画

tag 動画付き アクション サスペンス 犯罪 ヴァンパイア SF

 急激に寒くなってきたニャ!そんなときは熱い男の映画を観るべしよ!ということで唐突に、公開を控えた男前な映画、漢映画、男臭い映画、男っぽい映画の中から絶対に観るぜ!と心に決めている映画たちを列挙するんだぜ!ちなみに『エクスペンダブルズ』はまだ観てないんだぜ!来月絶対に観るぜ!

公式サイトのあるものは、それぞれタイトルにリンク張ってあります。

『クロッシング』2010/10/30~公開
原題:Brooklyn's Finest
監督:アントワン・フクア
出演:イーサン・ホーク、リチャード・ギア、ドン・チードル、ウェズリー・スナイプス

犯罪ドラマ。舞台はブルックリン。3人の警官・刑事がそれぞれの正義を貫こうとして、道が交わる。カーッ!こいつは男臭くてタマランね!キャストも、監督も、ストーリーも、男むんむんですわい!観るしかないよね!
観た感想



上映館:新宿武蔵野館、シャンテ。他公式サイト参照


『ストーン』2010/10/30~公開
原題:Stone
監督:ジョン・カラン
出演:ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョボビッチ

セクシー・クライム・サスペンス。仮釈放の審査をするデニーロ、収監中の放火殺人犯ノートン、その妻ミラジョボ。ミラがデニーロを誘惑する!シネパトス系の男臭さ。セクシー悪女なミラたんを堪能したいし、ノートンのワルっぷりも観たい!



上映館:銀座シネパトス、MOVIX昭島、WM市川妙典。他公式サイト参照


『リミット』2010/11/6~公開
原題:Buried
監督:ロドリゴ・コルテス
出演:ライアン・レイノルズ

イラクで誘拐され生き埋めにされたアメリカ人ドライバーの息詰まるサバイバル。90分、ライアンほぼ1人芝居、舞台は地中の棺桶の中という異色っぷり!予告編は真っ暗で慌てる声だけ聞こえてくる。もう楽しみ過ぎる!映画祭で上映されて、観た人の評価が非常に高かったのも気になる!
・以前書いたエントリ⇒生き埋めサスペンス『リミット』"Buried"予告編
観た感想



上映館:シネセゾン渋谷、池袋HUMAX。他公式サイト参照


『リトル・ランボーズ』2010/11/6~公開
原題:Son of Rambow
監督:ガース・ジェニングス
出演:ビル・ミルナー、ウィル・ポーター、エド・ウェストウィック

ヒューマン・コメディ。1982年英国を舞台に2人の小さな男の子がランボーする!友情や、ランボーへの憧れ、真似をして映画を作り始める可愛さ。観たいじゃないか!まだ男になる前の男の子だけど、とっても男な映画。
観た感想



上映館:シネクイント、川越スカラ座。他公式サイト参照


『マチェーテ』2010/11/6~公開
原題:Machete
監督:ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス
出演:ダニー・トレホ、スティーブン・セガール、ミシェル・ロドリゲス、ジェフ・フェイヒー、ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・アルバ、リンジー・ローハン、ドン・ジョンソン

超豪華出演陣のB級アクション!『デスペラード』なノリの滅茶苦茶さ、グロと裸ありの大人向けファンタジー!手強いメキシカンが大活躍だぜ。マーシェッティー!これぞ漢じゃろ。
観た感想



上映館:新宿バルト9、UC豊洲、MOVIX昭島、T・ジョイ大泉。他エンタメ~テレ参照



『クレイジーズ』2010/11/13~公開
原題:The Crazies
監督:ブレック・アイズナー
出演:ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン

パニック・サスペンス。ご存じジョージ・A・ロメロ監督の、ゾンビもの以前の名作パニック・サスペンス・ホラーをリメイク!町の人々が突然イカレちゃうのだ。オリジナルが最高だっただけに、リメイクではどうなっているのか気になる。主演2人はB級ホラー御用達で、私は大好きだよ。
・オリジナル感想⇒ザ・クレイジーズ 【恐怖感 狂った世界に 狂わせる】
リメイク版感想



上映館:シネマサンシャイン池袋、TOHO六本木ヒルズ。他公式サイト参照


『ラスト・ソルジャー』2010/11/13~公開
原題:大兵小将
監督:ディン・シェン
出演:ジャッキー・チェン、ワン・リーホン、ユ・スンジュン、ドゥ・ユーミン、リン・ポン

 時代物アクション。ジャッキー・チェン構想20年。紀元前227年中国が舞台。戦争のさなか、生き残ったジャッキーが敵の将軍を生け捕りに!そこから始まる珍道中。敵同士に芽生える友情とか、そういった男臭さが漂いそう。観たいけど、私の優先度は低め。



上映館:渋東シネタワー、シネマメディアージュ、TOHO西新井、TOHO錦糸町、TOHO南大沢。他公式サイト参照


『デイブレイカー』2010/11/27~公開
原題:Daybreakers
監督:ピーター&マイケル・スピエリグ
出演:イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、クローディア・カーヴァン、マイケル・ドーマン、イザベル・ルーカス、サム・ニール

近未来アクション・ホラー。西暦2019年、全人口の95%がヴァンパイアになった!食糧危機を解決すべく血液の代用品開発が急務となる。ヴァンパイアがデフォルトな社会なので、夜明け警報とかあるらしいよ!スタバの追加シロップが血液とか!なんかもう面白そう過ぎる!この兄弟監督は前作『アンデッド』もヘンテコで面白かったよ!
・思えば1年半待った⇒吸血鬼映画"Daybreakers"『デイブレイカー』予告編
観た感想



上映館:新宿バルト9、池袋シネマ・ロサ、UC豊洲、T・ジョイ大泉。他公式サイト参照


『GAMER ゲーマー』2010/12/3~公開

原題:Gamer
監督:マーク・ネベルダイン、ブライアン・テイラー
出演:ジェラルド・バトラー、ローガン・ラーマン、アリソン・ローマン、マイケル・C・ホール、アンバー・バレッタ、テリ・クルーズ、キーラ・セジウィック、ジョン・レグイザモ

SFアクション。イエーイ!ジェリー主演の漢映画!ジェリーはロマコメ辞めて、こういう男臭い映画にどんどん出て頂きたい!死刑囚にナノマシンを注入して遠隔操作する、アクション・ゲームの話だよ。ジェリーは死刑囚の役。30回勝ち抜けば釈放!予告編のキッチュさ、ポップさ、SFっぽさも素敵!絶対観るんだ!
観た感想



上映館:TOHOみゆき座。他公式サイト参照


『エクスペリメント』2010/12/4~公開
原題:The Experiment
監督:ポール・シェアリング
出演:エイドリアン・ブロディ、フォレスト・ウィテカー、キャム・ギガンデット、マギー・グレイス

心理学実験サスペンス。ドイツ映画『es [エス]』リメイク。実際に中止を余儀なくされたスタンフォード監獄実験(アイヒマンテストの一種)を題材にした、極限状態サスペンス。待ってたよ!アメリカではDVD直行という哀しい事態になったけど、日本では単館公開!単館過ぎて、観に行けるかどうか微妙。
・オリジナル感想とリメイク版の米版予告編⇒es [エス] 【役割に はまり込んでく 恐ろしさ】

上映館:ヒューマントラスト渋谷


『ロビン・フッド』2010/12/10~公開
原題:Robin Hood
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート、マーク・ストロング、マックス・フォン・シドー、マーク・アディ

時代ものアクション。ザ・漢!リドリー・スコット×ラッセル・クロウで、剣と弓の熾烈な戦いだよ!これは観るしかないじゃん。しかもマーク・ストロングが本来の姿(禿頭)で出てるしね!

上映館:公式サイト参照


『トロン:レガシー』2010/12/17~公開
原題:Tron: Legacy
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、オリヴィア・ワイルド、マイケル・シーン、ボー・ガレット

3Dのみ上映のSFアドベンチャー。何が男臭いって、ジェフ・ブリッジスですよ!1982年の『トロン』の続編という位置づけ。なので、主演続投ブリッジスってわけじゃ。ヘッドギアはないみたいね。父と息子の確執、電脳世界、SF美女!観ないとね!これ公開前に旧作TV放送するかしらー?




『最後の忠臣蔵』2010/12/18~公開
監督:杉田成道
出演:役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ、安田成美、山本耕史、伊武雅刀、風吹ジュン、田中邦衛

 時代劇。池宮彰一郎の小説を映画化。まあ時代劇好きじゃないんだけどさ、こないだ『十三人の刺客』観て面白かったので、観る気になったよ。武士は男だよねえ!そして佐藤浩市は上質の男よねえ!あと、伊武雅刀って名前がカッコ良すぎて男前!



上映館:丸の内ピカデリー。他公式サイト参照


『キック・アス』2010/12/18~公開
原題:Kick-Ass
監督:マシュー・ボーン
出演:アーロン・ジョンソン、クロエ・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロング

アメコミ原作の素人ヒーローものアクション・コメディ。普通の人が正義を守る為に闘う!たぶんそれは漢だと思うの。クロエ・モレッツがクロエ・グレース・モレッツ名義になってます。なんだいきなり。そしてマーク・ストロングが本来の姿で出演。これも渋谷単館上映!今後、上映館が増えるのかどうか要チェックやで~。
観た感想



上映館:シネセゾン渋谷。全国順次公開


『アンストッパブル』2011/1/7~公開
原題:Unstoppable
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン

暴走列車サスペンス。実際の事件インスパイアもの「生きて帰れたら、言いたいことがあるんだ」って、メチャメチャ死亡フラグじゃないか。二人の男が暴走列車777号を止めるために遮二無二!男だよねえ!ぽっぽやだよねえ!

上映館:TOHO日劇


『ソーシャル・ネットワーク』2011/1/15~公開
原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ルーニー・マーラ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョセフ・マッゼロ

Facebook創設の裏側を描いた青春ドラマ。友情と裏切り、金と欲望とビジネス。世界に通用するサービスを立ち上げる男の熱いドラマ!でも実際の本人は、この映画で事実に忠実なのは服装だけだね、と言ってるそうだよ。まあ、それはそうとして、注目のキャスト!新スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールド、リメイク版『ミレニアム』のリスベット役ルーニー・マーラが出てるよ。



上映館:丸の内ピカデリー


『デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断』2011/1/22~公開
原題:Due Date
監督:トッド・フィリップス
出演:ロバート・ダウニー・JR.、ザック・ガリフィアナキス、ミシェル・モナハン、ジェイミー・フォックス

ロードトリップ・コメディ。『大災難P.T.A.』風、お馬鹿な道連れが出来てしまったダウニー・JR.の旅。男二人の旅は道連れ世は情け。『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の監督が、困ったちゃんキャラのガリフィアナキスを引き続き似たようなキャラで使ってます。これは観たいでしょう!邦題はアレだけども。

上映館:シネセゾン渋谷、新宿武蔵野館ほか


『ウォール・ストリート』2011/1/28~公開
原題:Wall Street: Money Never Sleeps
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ、イーライ・ウォラック

金融ドラマ。『ウォール街』続編!現在ガンで闘病中のマイケル・ダグラスが、渋くて男臭くてカッコイイ!これも公開前に前作をTV放送してくれないかなあ。もう忘れちゃったよね。あと、この映画で英国新進女優キャリー・マリガンとシャイア・ラブーフが付き合ったけど、別れちゃって、マリガンは英国に帰ったとさ。(´・ω・`)




『RED レッド』2011/1/29~公開
原題:RED
監督:ロベルト・シュベンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、リチャード・ドレイファス、メアリー=ルイーズ・パーカー、ブライアン・コックス

アメコミ原作のアクション・コメディ。引退したCIA工作員たちが、組織に命を狙われる!男映画だけど、元殺し屋のヘレン・ミレンがカッコイイ!そしてマルコヴィッチがヘンテコ!




『グリーン・ホーネット』2011/1月公開
原題:The Green Hornet
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ヴァルツ

アクション・アドベンチャー。'60年代TVドラマの映画化。新聞社の社長が夜は正義の味方!ミシェル・ゴンドリー監督初の3D。相棒を演じるジェイ・チョウは拓海君(頭文字D)ですよ!藤原豆腐店の、水をこぼさずに峠攻めするアイツ。いいよね、なんか。



上映館:丸の内ピカデリーほか


■『完全なる報復』2011/1/22~公開
原題:LAW ABIDING CITIZEN
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、レスリー・ビブ

犯罪法廷サスペンス。妻子を殺された男の復讐劇。司法取引により10年の刑期を終え出所した犯人を殺す!法律に異を唱える男の孤独な熱い復讐!いやあ、ジェリーの男映画ですよこれ!観たかったんだあ!日本公開ないのかと思ってたら、忘れた頃にやって来たよ。絶対観ますとも!



上映館:TOHO六本木ヒルズ、みゆき座ほか


よし!今日はこんなところにしといてやる!まだ上映館も決まってないような映画もチラっとメモしとく。あ~!どれも楽しみだなあ!

■『スプライス』1/8~公開?なの?本当に?
遺伝子操作ホラー。⇒遺伝子操作ホラー"Splice"予告編
『ザ・タウン』2/5~公開
ベン・アフレック監督&主演のクライム・ドラマ。
『シリアスマン』2/26~公開
コーエン兄弟のドラマ。
■『バトル・ロサンゼルス』4月公開
エイリアン侵略SF。米軍が全力で戦うよ!
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ポール・ベタニー主演ヴァンパイア・アクション"Priest"予告編

tag 動画付き ヴァンパイア ホラー アクション

 スコット・スチュワート監督×ポール・ベタニー主演第2弾!今度のベタニーはヴァンパイア・ハンター西部劇だよ!本国アメリカでの公開は2011/5/13から。日本公開は以前2010年秋予定となっていたけど、そんなわけで公開が遅まったのでどうなったのだろうか?無事に日本公開されることを祈っています。

 あ、ちなみにスコット・スチュワート監督×ポール・ベタニー主演の第一弾の方はコチラ『レギオン』でした。恐怖の天使(に憑依された人間)軍団から逃げて生き延びろ、飯屋のメシヤ!って話のB級ホラーで、ベタニーは堕天使ミカエルを演じてました。あんまり真面目な人は観ちゃいけない類の映画ですけど、B級に愛を感じる方は是非。とても笑えます。

 さて本題。待ちに待ったポール・ベタニーasヴァンパイア・ハンター!にゃうにゃっ♪(←それはモンスター・ハンター)3Dカメラを使って撮影されたホンモノの3Dアクション映画でございます。ブログでは3Dで観れませんが、予告編をどうぞ!

"Priest"予告編第一弾 (0:36~2:22までが予告編です)


 ヴァンパイアが丸っきりモンスターですよ!なんですかあのクリーチャーは!『30デイズ・ナイト』系のヴァンパイアですね。そしてチラっとしか映ってませんが、ベタニー演じるプリーストの女版―プリーステス役にマギーQ様が!めろりんQ!マギーのアクションの美しさをもっと観たいぜよ。あとは私のご贔屓カール・アーバン(『スター・トレック』のドクター・ボーンズ、『ゴーストシップ』の蛆虫缶詰食い、『指輪物語』のエオメルなど。先頃『ジャッジ・ドレッド』リメイク作での主演も決定!)も出てたりするので、とても楽しみです。

 お話は、何世紀にもわたる人類とヴァンパイアの間での戦争を舞台に、ヴァンパイアに攫われた姪を取り戻すため教会に背いて追跡する神父の話だって。西部劇スタイルでヴァンパイア退治ってのが痺れるねい。

 この"Priest"は原作漫画がありまして。TOKYOPOP(日本の漫画文化を海外に広めるため北米で出版したり、ネットで漫画の企画制作してる会社)が出してるヒョン・ミンウが描いた"Priest"。韓国の漫画家が日本スタイルでの漫画描いてるんですね。それをアメリカ人が映画化、というグローバルな雰囲気。漫画―MANGAもインターナショナルになって、日本からどんどん離れて一人歩きしてる様子ですね。

※2010/9/10追記:予告編第2弾!


※2010/9/16追記:キャラ・ポスター6枚出た。
priest_ver3_xlg.jpg ⇒Six New Character Posters for 'Priest' Arrive!

 6枚は↑のサイトで観てくださいな。←はマギーQ様、他はポール・ベタニーやカール・アーバン(ブラックハット役)、キャム・ギガンデット、リリー・コリンズのポスターになってます。


※2011/1/12追記:劇場版予告編でたー!
 今まで出てこなかった映像がてんこもりだよ!マギーQ様素敵!カール・アーバンも素敵!


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ぼくのエリ 200歳の少女 【何もかも キミさえいれば 怖くない】

tag ヴァンパイア ホラー 青春 恋愛映画 スプラッター サスペンス

『ぼくのエリ 200歳の少女』 Låt den rätte komma in / 英題:LET THE RIGHT ONE IN
2008年・スウェーデン
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著『モールス』映画化。

 原作者自らが脚色し映画化された本作は、世界で80の賞にノミネートされ、60の賞を受賞した。12歳の子供の初恋のゆくえを、相手がヴァンパイアだという設定で描く異色のラブ・ストーリーでありホラーでもある。


当ブログではこの映画について過去何度も取りあげています。ちょっと振り返ってみよう。

 最初は【吸血鬼モノ新作映画】(2008/9/26投稿)で予告編と原作本(原書)の紹介とハリウッドリメイクの話が決まったことを書きました。更に【"Let the right one in"予告最新バージョン】(2008/10/17投稿)でダークな予告編をもう一つ。

 後はハリウッド・リメイク版についての情報も幾つかエントリしました。2008/11/16投稿したマット・リーヴス監督の語る見通し、2009/7/1投稿の改題などの進捗、2009/7/14投稿のキャスト決定など随時追記してお知らせ。そして最新情報が予告編第一弾を貼った【『ぼくのエリ 200歳の少女』リメイク版"Let me in"予告編】と。

リメイクなんて…って思ってたけど、これが大変に良さげな予告編なんで高まる期待!リメイク版も絶対観たい!


 やあ本当にねえ!2年越しで観たかった映画を劇場で観れた喜びったら!うん、以前、痺れきらしてゴニョゴニョで英語字幕版は観ちゃいましたけどね。でも劇場で観れる、というのは格別なわけですよ!感慨深いです。加えて原作本も購入しまして下巻読んでます、現在。と、いうわけで行ってきました銀座テアトル。

20100714_2350.jpg

※公開劇場はコチラ参照⇒『ぼくのエリ 200歳の少女』公開劇場

 おすぎの推薦文がさあ。「リリカルで、美しくて、可愛くて、胸のすく思いをしました。」って書いてあってさ。前半はこの映画についてよく言われてることだから良いけど。胸のすく思い?しねーよ!って思った。さすがおすぎ(´д`)クオリティ。あたしにゃあ理解できないお。
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]
カーレ・ヘーデブラント
リーナ・レアンデション 他

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『ぼくのエリ 200歳の少女』リメイク版"Let me in"予告編

tag 動画付き ヴァンパイア ホラー 青春

 スウェーデンのこども吸血鬼ホラー"Låt den rätte komma in"(英題"Let the Right One In")改め『ぼくのエリ 200才の少女』がいよいよ7/10~日本公開となります。そのクソ過ぎる間違った邦題のことはもう諦めて、次に進みましょう!

 オリジナル版のヒットを受けて、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス監督が速攻でハリウッド版リメイクを撮りました。それがこれだ!只今絶賛公開中の『ザ・ロード』息子役コディ・スミット=マクフィーが少年を、『(500)日のサマー』の妹役や『キックアス』のクロエ・モレッツがこども吸血鬼に扮する"Let Me In"ですよ。

インターナショナル予告編第一弾が先ほど出ましたので、取り急ぎ!みて!

"Let me in"予告編


 うおお!良いじゃないか!寒々とした恐ろしげな雰囲気がよく出ていて、オリジナルのテイストに近い!クロエちゃんが中性的雰囲気を漂わせているのもグッジョブ!コディ君はいじめられっ子っぽさ満開で似合ってますし。最後に映るのはモールス信号ですか。youtubeの書き込みにはHelp Meって意味のモールスだって書いてありましたが、どうでしょうか?私、わかんない。

 さて。オリジナル版ではオスカー少年と吸血鬼エリだったけど、リメイク版では英語っぽく改名してオーウェン少年と吸血鬼アビーになるってお。こちらのリメイク版、日本公開は未定かしら。今度はどんなお素敵な邦題を付けてくれるのか超楽しみなんですけど!『ぼくのアビー 200歳の少女』だったりしてな!
※ポスターはコチラ⇒ティーザーポスター(FirstShowing.comより)

MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) ちなみに昨年末出た原作(ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著/上下巻)の邦訳版は『モールス』ってタイトルです。『ぼくのエリ~』に比べたらどんだけマシか!どんだけマシか!

 読んでないんだけどさ。読みたいな。読むときっと映画への理解が深まるよね。

 オリジナル版の感想ですが、切なく恐ろしく哀しくリリカルな物語。少年と吸血鬼の心の絆、吸血鬼の保護者の悲しい運命。そしてモールスで存在を確かめ合う、2人の世界。⇒感想文

 とりあえずは、オリジナルのスウェーデン版を観に行こう!7/10はもうすぐそこだ!

2010/7/23追記:新ポスターが出た!画像クリックすると大きな画像のあるサイトへ飛びます。
let_me_in_sdcc_poster.jpg

2011/7/26追記:米国版予告編第一弾出た!

"Let me in"アメリカ版予告編第一弾


 ダーク!オリジナルよりもイジメシーンがしっかり描かれていそうな予感。監督が原作を読んで、子供時代の漠たる恐怖感、世界への怖れみたいのを感じて、それを表現したいって言ってた。まさにそんな感じだなあ。コディ君はハマリ役かもしれんね!

そして新ポスターも出たので、ぜひクリックして大きい画像でどうぞ。
let-me-in-new-poster.jpg

2010/7/28追記:R指定版予告編出た。
最後の20秒、ワンエピソードが追加されただけで、上の予告編と大体同じです。ちょこちょこグロっぽいシーンが追加されてますけども。氷漬けの死体とか。

"Let me in"R指定版予告編


2010/9/4追記:特別映像。ホーカン、なにしてんのwって映像です。
"Let me in"クリップ

2010/9/10追記:新ポスター2点。クロエちゃんフィーチャー!

※画像クリックで大きい画像のサイトに飛びます。
let_me_in_movie_poster_chloe_moretz_02.jpg let_me_in_movie_poster_chloe_moretz_01.jpg

2010/9/12追記: 
 トロント映画祭での上映後、評判は上々!中にはオリジナルよりも良いという感想までありました。この5年間で久々の5つ星、今年一番の映画、など誉め言葉が絶えません。ぜひ日本公開もしていただきたく思います!早く観たい!

2010/9/17追記:新しい大判ポスターが出た!
44541.jpg
 今までとグッと雰囲気を変えてダークホラーな感じできたよ!
Exclusive Let Me In Quad Poster
是非リンク先にとんで大きい画像を楽しんでください。

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毛玉内関連記事:
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ダレン・シャン 【運命に 弄ばれて ヴァンパイア】

tag ヴァンパイア ファンタジー コメディ ホラー 青春

『ダレン・シャン』 CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE'S ASSISTANT
2009年・アメリカ
2000年に発表された英国のジュヴナイル・青春グロ文学映画化。

 待ってましたヽ(´ー`)ノダレン・シャン!もう10年前の作品で、私が読み始めたのは9年前。だいぶ内容忘れてるのでパラパラ拾い読みして思い出してたら、もう一度全部読み返したくなったよ。

 とにかくアレだ。ダレン・シャン全12巻のうち最初の3巻分相当が映画化されました。主人公ダレン・シャン少年(16歳)がハーフ・ヴァンパイア(ヴァンパイアの助手)となった経緯、彼を待ち受ける運命の予兆を描いたファンタジー映画になってます。

Cirque du Freak (The Saga of Darren Shan) 原作とはかなり話が違うのですが、コレはコレで面白かった!ただ、ダークさが失われ、軽いコメディ調になってしまったのには驚いたけども。原作のことは一度忘れて観た方が良いと思いますですよ。

 映画原題は“フリークのサーカス:ヴァンパイアの助手”で、それぞれ原作1巻2巻のタイトルです。

ダレン・シャン~若きバンパイアと奇怪なサーカス~ [DVD]ダレン・シャン~若きバンパイアと奇怪なサーカス~ [DVD]
ジョシュ・ハッチャーソン
パトリック・フュジット

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渇き 【欲望と 消えていきそな 良心と】

tag ヴァンパイア ホラー 恋愛映画 スプラッター

『渇き』 BAK-JWI/Thirst
2009年・韓国=アメリカ
エミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』を下敷きにした哀しい愛の物語。

 韓国映画はあまり観ないのですよ。昔、まだ韓流ブームなんて言葉のなかった頃映画館で観た『JSA』はボロ泣きして忘れがたい映画となりましたが。あと覚えてるのは『オールド・ボーイ』『ハッピーエンド』ぐらいしかないという有様だよ。

 その『オールド・ボーイ』でごっつい気分悪くなった私ですが、なんていうのか精神的なキモさがあったんですよ、アレは。でも面白かったけど。ちょこちょこコメディ調になって笑いどころがこさえてあるのよね。今回観た『渇き』は同じパク・チャヌク監督作品てことで恐る恐るガクブルしながらの鑑賞でした。

 精神的なキモ悪さは影を潜め、もっとストレートに人間の欲望と葛藤を描いていたよ。多くは説明されない、観てる側がその奥の意味を考えるべきシーンも所々にあって、もう一度観たくなりました。

 物語のベースはエミール・ゾラの小説『テレーズ・ラカン』で、登場人物の配置・設定はほぼそのままです。ただ画家のローランが、吸血鬼と化した神父サンヒョンである点が『渇き』の特徴。その他の登場人物の名前は『テレーズ・ラカン』に似てるのも面白いです。(テレ-ズ=テジュ、ラカン夫人=ラ夫人、病弱な夫カミーユ=ガンウ)
渇き [DVD]渇き [DVD]
ソン・ガンホ
キム・オクビン

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2010年1月のまとめ

tag ヴァンパイア

 さあ、今年も新しく始まりそして1/12(じゅうにぶんのいち)が終わったよ!早いね、寒いね、雨降りでファーストデーに映画館行けんかった本日(´・ω・`)だけど、このポストの投稿日は便宜上1/31になってます。

 今月は『アバター』関連の検索でいらっしゃる方が非常に多かったですよ。検索ワードはアバター、3D、IMAX、川崎109、吹替 字幕、座席、3D方式…などなど。哀しいほどにアバター一色。1月全体の約3割のアクセスが『アバター』関連のエントリに集中!悔しいから、ここにまとめリンクは作りません。
アバター顔になってれば良いよ⇒今日からあなたもナヴィ!Let's アバター!

 それ以外で目立ったのは、新作の日本公開情報を探してるっぽい方々。ポール・ベタニー主演の終末天使戦争映画"Legion"『レギオン』は、どうやら2010年夏に日本公開予定ですよ。同じくベタニー主演の"Priest"『プリースト』は2010年秋公開予定。ベタニー祭り!残るはダーウィン伝記"Creation"だね!これはさすがにないかな?

 他にも、人類ほぼ吸血鬼映画"Daybreakers"をお探しの方。今のとこ日本公開予定はないっぽいですの。残念過ぎる!あと、ジュード・ロウ主演の血みどろSFサスペンス"Repo men"も日本公開の噂が漂ってきません。シアターN向けですよ?是非上映してくださいよ!『バイオハザード4(仮題)』は2010年9月日本公開予定ですって。結局3Dはやめたのだろうか?

 そしてスウェーデンのこどもヴァンパイア映画"Let the right one in"は、なんと!日本公開するって!ショウゲートさんがお買い上げして2010年日本公開予定で調整中ですって。単館系になるんだろうね。でも本当に切なくて残酷でリリカルな良い映画なので観るべき。ついでに12月に原作本の邦訳も出てたよ。その辺は下記に追記しといた。

 と、1月はこんなところでした。だってなんかあんまりブログ更新してなかった。感想書いた中で一番オススメの映画はコチラ。本当に良かった。もっかい観たい。サントラ買った。

 1月のまとめ。

新作映画5本、新作ニュース2本、映画館2本、映画雑談1本。合わせて10エントリでした。
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ニュームーン/トワイライト・サーガ 【お互いを 失うことに 耐えきれず】

tag ファンタジー 恋愛映画 青春 ヴァンパイア

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』 THE TWILIGHT SAGA: NEW MOON
2009年・アメリカ
青春ヴァンパイア・ロマンス『トワイライト』2作目。

1作目はコチラ⇒トワイライト~初恋~ 【冷えた肌 霧と雨とに 包まれて】

 タイトルのニュームーンは勿論新月のことで、月明かりのない暗い夜を指す。ヒロインのベラ(クリステン・スチュワート)にとって暗闇にいるような気分だから。だって、最愛のエドワード(ロバート・パティンソン)から別れを切り出されたから!また、月のイメージから、今回から本格的に参入する狼男一族の話でもあることを示唆する絶妙タイトル。っていうか原作のタイトルなのだからステファニー・メイヤーぐっじょぶ。

 アメリカでは、『ダークナイト』が打ち立てた公開当日興収の最高記録$67.2mを塗り替え、$72.7mという凄まじいヒット!アメリカのヤングアダルト、パワフルだなぁ。そんな盛り上がりを尻目に、日本ではメディア側が一生懸命盛り上げようとするも公開週の興収ランキングは6位。それでも前作よりは興収増えたようで、3作目以降もこれなら安泰でしょう。低め安定。

 やっぱり『ときめきトゥナイト』なこのシリーズ。今回は狼男も大活躍だよ。鈴世、いいよね。ヒロインのベラは相変わらず真壁君のようにアウトサイダー的で暗い。こういう根暗のヒロインは好きよ、あたい。映画全体としては、悪からず、良からず。ふーん、て感じ。
ニュームーン/トワイライト・サーガ スタンダード・エディション [DVD]ニュームーン/トワイライト・サーガ[DVD]
スタンダード・エディション
ロバート・パティンソン
マイケル・シーン

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スペースバンパイア 【流されて いのち集めて 永らえる】

tag SF ホラー パニック サスペンス ヴァンパイア

『スペースバンパイア』 LIFEFORCE
1985年・イギリス
コリン・ウィルソンの『宇宙ヴァンパイアー』を原作とするSFホラー。トビー・フーパー監督。

 英国産のすごいヤツ!トビー・フーパー監督にしては『ポルターガイスト』やら『マングラー』みたいなグロ恐さはほとんどない。美しいと言える映像の連続に、時折あの派手色のCGが挟まる感じ。これ、名作だから観てください本当。

 原題は“生命力”。原作小説の邦題が『宇宙ヴァンパイアー』。スペースバンパイアは妥当ですよね。ところで、何と言ってもDVDパッケージや、本編の音楽と映像から満ちあふれるB級感が愛おしい。B級感あふれるとはいえ、息苦しくなるほどのサスペンス感で冒頭から延々ずっと緊張感が持続するのが凄い。

 いわゆる吸血するバンパイアではなく、どっちかってーと吸魂鬼。人間の精力を吸い取って自分のエネルギーにしますよ。吸われた方は萎びて気絶するけど、一定時間で意識が戻りエネルギーをチャージしようとする。つまりトライ・トゥ・吸魂。そんなわけでロンドン中がパニックぅ!
スペース・バンパイア [DVD]スペース・バンパイア [DVD]
スティーブ・レイルズバック
ピーター・ファース

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