猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

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アメリア 永遠の翼 【共に飛ぶ 私が翼 あなた風】

tag ヒューマン 歴史 恋愛映画

『アメリア 永遠の翼』 AMELIA
2009年・アメリカ=カナダ
女性飛行家アメリア・イアハートの伝記。

 リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行から間もなく。リンドバーグっつっても、今すぐ~キスミー~ウォウウォウ♪じゃない方ね。1928年、大西洋横断飛行を成功させた初の女性、アメリア・イアハート。女性の地位向上活動や、その後の更なる飛行チャレンジで全米を熱狂させた、文字通りに飛んでる女!

 アメリア・イアハートと言えば、博物館の展示たちが命を持って動き回るコメディ『ナイト ミュージアム2』にも出てきました。アチラではエイミー・アダムスがイキイキと演じていましたが、本作ではヒラリー・スワンクがなりきり演技!映画中に実物のアメリアの写真が出てくると、そのソックリさに驚きます。と、いうことはだ。マット・デイモン=アメリア・イアハートか。

 ここで描かれているのはアメリアの自由な精神と、彼女を支えた夫パットナムの深い愛。アメリアの過去や、パットナムの離婚した家庭、国内レースでの出遅れエピソードなどはバッサリ切り捨てて語りません。女性の社会進出を推進した、進歩的で愛すべきアメリアという人物像を知ることの出来る映画です。夫婦の愛情物語でもあるしね。
Amelia (Score)Amelia (Score)
Various Artists

コトノハ
"For me, anywhere you are."
(僕にとっては、キミのいるとこさ)

 「家に帰ろう」と言われて「家ってどこ?」と問うアメリアに、こう答える夫の素敵さよ!当時、こんな風に自由に夢を追い危険を冒す女性の帰りを待っている男性なんて、そうそういなかったことだろう。ただ無事を祈って待つことは辛いけれど、夫パットナムは全力でサポートして、帰りを待ってくれた。

演じるリチャード・ギアの包み込むような優しい表情が良いですぞ。とにかくギア様の深い愛情を湛えた男らしさ、懐の深さにカーッ!惚れるね!

どんな映画?
 映画はアメリアが、編集者パットナムのもとに呼ばれて訪問するところから描く。大西洋横断をやる気はあるか?その体験記を出版すればパットナムは儲かる。かくして、パットナムはアメリアの後見人としてパトロン探し、資金調達、広報活動に勤しむことになる。アメリアが翼なら、パットナムは彼女を飛ばす風といったところ。

 映画は単に時間軸に沿って人生を追いかけるのではなく、アメリアの最大の挑戦―赤道上世界一周飛行の開始から終了までを縦軸として、そこに至るまでの過去をミルフィーユ状に挟み込む構造になっています。世界一周に使われた機体は銀色のロッキード・エレクトラ。場面転換して機体が銀色なら、それは世界一周飛行の描写です。(それまでは赤、オレンジの機体)

 飛行そのものよりも、アメリアとパットナムの夫婦の在り方が面白く素敵だった。自由なアメリア、尽くすパットナム。そしてアメリアの新たな恋。空を飛ぶ者同士で気の合うヴィダル(ユアン・マクレガー)に惹かれるのも理解できる。まあでも、パットナム可哀相。耐えるパットナムがまた素敵。とはいえ、アメリアとパットナムの信頼関係が建て直されたとき、ヴィダルに対してのアメリアの態度にちょっとムカっときた。

 金策や離陸失敗、ヴィダルとのロマンスなど、輝かしくない面もしっかり描いてくれたのはとても良かった。弱気になるアメリア、理解して励ます夫。アメリア人気を高めるために裏であれこれ画策する夫の姿とか、いやらしくて泣ける。それでも、どんな事があっても力強く前進して、飛ぶことを楽しむアメリアは清々しい。

 冒険前の別れ際に夫が必ず言う"See you"(じゃあまた)の言葉も重たくて。帰ってこいよ、ええいつだって、なんて短い会話もまたジーンとくる!飛び立つアメリア、見送るパットナム。いろいろあったけど、素敵な夫婦になったじゃないか。2人の関係性の変化もまた映画の見所。史実ベースなだけに結末が既にわかっている分、一層切なさが増すというもの。(知らない人のためにココでは詳述を控えます)

 女性の社会進出、資金集めでCMに出たりブランドを作ったり、といったとこが『プリティ・リーグ』を思い出した。アチラは戦争で選手がいなくなったから女子でプロ野球やる話なんだけど、すごく面白いからお薦め!

 飛行士仲間としてクリストファー・エクルストンやアリスのミア・ワシコウスカもちょっとずつだけど出てるよ!ミアは『ジェーン・エア』の映画化で主演する次作が超楽しみ。

《アメリア・イアハート参考サイト》
かなり詳しい⇒wikipedia ―アメリア・イアハート
映画の後の足跡を辿る⇒アメリア・イアハートを探して!
英文公式サイト⇒The Official Website of Amelia Earhart

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関連作品のようなもの
ラスト・フライトどうも絶版の様子。最後の飛行記録を夫がまとめた本。
ラスト・フライト
アメリア イヤハート
アメリア・イヤハート―それでも空を飛びたかった女性 (愛と勇気をあたえた人びと)伝記本。
アメリア・イヤハート―それでも空を飛びたかった女性 (愛と勇気をあたえた人びと)
リチャード テームズ
Amelia Earhart: The Final Flight [VHS] [Import]ダイアン・キートンがアメリアを演じた映画も。日本ではVHSのみ、廃盤『ラストフライト』。
Amelia Earhart: The Final Flight [VHS] [Import]
Diane Keaton、Rutger Hauer 他
ナイト ミュージアム2 [Blu-ray]博物館で蘇った、エイミー・アダムス演じるアメリア。大いに飛んでます。
ナイト ミュージアム2 [Blu-ray]
ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 他

毛玉内関連記事:

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大奥 【江戸の世の 女社会で 生きる道】

tag コスチューム 歴史 SF

『大奥』
2010年・日本
よしながふみの漫画『大奥』1巻を映画化。

 もうひとつの歴史ってことでSFジャンルと言っても良いと思います。原作漫画は現在6巻まで出ていて、歴代将軍の人生を描いているようです。未読。webで試し読みしてみたら、原作は面白そう!史実をうまく取り入れてフェイク歴史物に纏めている様子で、2巻以降のほうが(パラレル時代劇としての)SF的面白さがあるみたい。

 男だけが罹る赤面疱瘡という病気が流行り、男女比が1:4となった時代を描いています。男は大事にされ、労働は女が担当。家督も女、将軍も女。そんな逆転世界。だけど、結局現実とそう変わらないのよね。現実で女がやらされていたことを男がやっているだけで。

 映画の見所は衣装や美術!豪華な格子天井や煌びやかな襖、建具が本当に素晴らしい!京都、西本願寺にて一般には非公開の渡り廊下で撮影してたりするので、そういう本物の舞台もまた素晴らしい。古い日本の建物や襖絵などがお好きなら、そこだけは確実に楽しめますよ!
大奥 <男女逆転>通常版Blu-ray大奥 <男女逆転>通常版Blu-ray
二宮和也
柴咲コウ 他

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終着駅―トルストイ最後の旅― 【愛の果て 辿り着くのも やはり愛】

tag ヒューマン コスチューム 歴史 恋愛映画

『終着駅―トルストイ最後の旅―』 THE LAST STATION
2009年・ドイツ=ロシア=イギリス
ロシアの文豪トルストイの最晩年、争いに満ちた愛のドラマを描く。

 トルストイ、というと堅苦しいイメージですよね。著作も堅苦しいですしね。でも、この映画は全然堅苦しくないので大丈夫!トルストイなんか読んだこともないって人でも素直に観ることのできる、愛と葛藤のドラマ。爺ちゃん萌えなら絶対観るべし!

 原作はジェイ・パリーニの『終着駅 トルストイの死の謎』改め『終着駅-トルストイ最後の旅-』。原作にかなりの程度脚色を施したようですが、原作者は真髄をきちんと描けていて素晴らしいと評したとのこと。舞台はロシアだけど使用言語は英語になってます。ロシアンティーが出てくるのでかろうじてロシアっぽい雰囲気。

 いやあ久々にラスト辺りで延々泣いた。観るときはハンカチ2枚とポケットティッシュが必要ですよ。主にトルストイ(クリストファー・プラマー)と、世界三大悪妻の1人と呼ばれた妻ソフィヤ(ヘレン・ミレン)との愛と確執を描いています。老夫婦の複雑な関係。そしてトルストイの信奉者、弟子達の思惑。それを新しく入った純粋な秘書ワレンチン(ジェームズ・マカヴォイ)の目を通して描きます。

 ちなみにロシア的な綴りはLev Tolstoy、英語圏ではなぜかLeo Tolstoyになります。日本語ではレフ・トルストイ。あれだね、日本でもカナ表記にする際、実際の発音とかけ離れることがあるけど、そういう感じかね。
終着駅 トルストイ最後の旅 [DVD]終着駅 トルストイ最後の旅 [DVD]
ヘレン・ミレン
クリストファー・プラマー 他

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十三人の刺客 【燃え尽くせ 熱き刀の 魂を】

tag 戦争 アクション コスチューム 歴史 スプラッター

『十三人の刺客』
2010年・日本
'63年の時代劇を三池崇史がリメイク。

 普段、時代劇を観ません。なんでだろ?って考えてみたら、時代劇独特の語句や言葉遣い、台詞回しが苦手なんだ。何言ってるかよくわからないんだよなぁ。で、この映画もその意味でちゃんと時代劇で。正直、苦手ではあった。前半は眠たかったけど、後半は言葉とか台詞とかどうでも良くなるので面白かったよ!

 映画本編は2時間20分と長めになっております。キャッチコピーが「ラスト50分の壮絶な死闘」ってあって、ラスト50分て言い方が斬新だなあと思った。それって後半で良いじゃんか。

 まあ、何と言ってもキャストが渋くて良かったです。私は山田孝之くん大好きなので、大喜び。良い俳優だ!身のこなしもキレイだったわよ。ということで見所は山田くんです(断言)

 三池監督の次回作はなんとまたまた侍もので、しかも3Dだそうですよ奥様。仲代達也主演『切腹』(1962年)を市川海老蔵主演でリメイクするんだってさ。10月から撮影開始して、来年公開予定だそうです。時代劇かー。

十三人の刺客 オリジナル・サウンドトラック十三人の刺客
オリジナル・サウンドトラック

サントラ

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アイガー北壁 【人と人 ザイルに繋ぐ 命の灯】

tag スポーツ ヒューマン 歴史 青春

『アイガー北壁』 NORDWAND
2008年・ドイツ=オーストリア=スイス
1920~30年代に次々と登攀された中でも唯一残された難所アイガー北壁に挑む登山家の実話を元にした映画。

アイガー炊飯ジャー♪たっきったてっ♪ヽ(´ー`)ノ

 はい。1936年、スイスの凍り付く夏。まだ誰も登攀したことのないアイガー北壁に挑む男達と、それを見学するキッチュな記者や金持ち観光客。そして起こる悲劇。

 原題はドイツ語で“北壁”のこと。英語では"north face"になります。

 北壁といえばThe North Face(ノースフェイス)という少々お高いアウトドアブランドがあります。その社名の由来はまさに北壁なのですな。アルプス3大北壁であるグランドジョラスのウォーカー側稜、マッターホルン北壁、そしてこのアイガー北壁が登攀困難のシンボルなので、そこから社名をThe North Faceとしたとのことですよ。困難にチャレンジすべし!ってことですかね。

 監督インタビューや登山用語解説、歴史的背景などは公式ページに詳しいので一度読むと良いと思います。ただ、実際に起こったことを元にしているのでネタバレ上等だから、ストーリーを知りたくない人は読んじゃダメ!一方、私の感想文はそんなにネタバレないのでどうぞ読んでいってくださいな。

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ベンノ・フュルマン ほか

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カラヴァッジョ 天才画家の光と影 【栄光と 罪深き業 輝けり】

tag コスチューム 歴史 ヒューマン

『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』 CARAVAGGIO
2007年・イタリア=フランス=スペイン=ドイツ
16世紀イタリアのバロック画家カラヴァッジョの伝記。

 本国イタリアでは90分×2回(180分)のTV放送。映画版はイタリアのTV版より短くて133分となっとります。47分間はどこに行った?謎です。んまあ、TV用とは思えないほどの美しさ、完成度なので観てみたらば?

 他国ではTV放送だったものが、日本では映画館公開されるパターンが最近目につくような気がします(『ココ・シャネル』『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』など)。大人の事情もありましょうが、TVドラマとは思えない豪華キャストだったり、質の高い作品が増えたから日本では映画館扱いなのでは。

特にアメリカのケーブルTVのドラマはここ1~2年質が高いんじゃないか、と。私が観たいのはHBOの医療ドラマ"You don't know Jack"!末期病患者の安楽死を推進したキボキアン医師の伝記ドラマで、主演はなんとアル・パチーノ様。4/24の午後9時に放送されるそうなので観れる方は観てパチーノ!

 脱線しちゃった!てへ!ってなわけで画家の生涯を描くイタリア語の映画、絵画好きに超おすすめ!…って、私なんでこんなテンション高いんだ?
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アレッシオ・ボーニクレール・ケーム

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インビクタス/負けざる者たち 【復讐は 何も産まぬが 赦しこそ】

tag ヒューマン スポーツ 政治 歴史 動画付き

『インビクタス/負けざる者たち』 INVICTUS
2009年・アメリカ
南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領伝記映画。

 マンデラさんといえば名高き反アパルトヘイト(人種隔離政策)の騎士。マンデラさんについて映画を作ろうとしたら、何時間あっても足りないような生ける伝説。それをクリント・イーストウッドはうまく纏めた!といっても原作本はあるんです。ジャーナリストのジョン・カーリンがマンデラさんの全面的協力を受けて書き上げたノンフィクション『インビクタス~負けざる者たち』(原題"Playing the Enemy: Nelson Mandela and the Game That Made a Nation")がソレ。

 映画は1995年のラグビー・ワールドカップを巡るマンデラさんの暗躍にフォーカスをあて、枝葉は思い切って削ぎ落としたシンプルなドラマとなっています。

 オラ、ラグビーとアメフトの違いわっかんねぇな!と悟空が言ったかどうかはわかりませんが、私は違いのわからない女。知らなくても映画は楽しめます。ニュージーランドに住んだことあるからオールブラックス(世界的に人気のあるニュージーランドの最強ラグビーチーム)はよく存じ上げておりますよ。カマテカマテ!(ka mate=死)カオラカオラ!(ka ora=生)

 タイトルは"invincible"(=無敵の、揺るぎない)のラテン語形。映画で描かれるとおり、19世紀英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの短い詩の題。詩人ヘンリーは12歳の頃病魔に冒され左足の膝下を切断する悲劇にあいました。子供が片足を無くし、皆と遊べなくなるのはどれほどの孤独だったろう。

※詩"Invictus"原文はコチラ⇒Invictus (ポエムハンター)

 当ブログでも『チェンジリング』『グラン・トリノ』『ミリオンダラー・ベイビー』と書いてきたイーストウッド監督作。どこか冷徹なカメラワークと、語りすぎない演出と、言いたいこと以外には重きを置かないシンプルさが好きです。毎回違ったテーマ(信念、贖罪と救済、尊厳死など)をグサリと抉るように描くスタイルも好きです。次回作はマット・デイモン主演のスーパーナチュラル・スリラー"Hereafter"2010年12月に米国公開予定!何でも死者とコミュニケーションできる男の話らしいよ。
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マット・デイモン

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パブリック・エネミーズ 【雑な時代 銀行強盗 FBI】

tag 歴史 恋愛映画 犯罪 動画付き

『パブリック・エネミーズ』 PUBLIC ENEMIES
2009年・アメリカ
1930年代前半の銀行強盗ジョン・デリンジャーの実話を基に映画化。

 アメリカはなぜ銀行強盗が大好きなんだろうか。英雄視されるってのが私にはわからない。ブラッド・ピットの『ジェシー・ジェームズの暗殺』も列車強盗で庶民の英雄的扱いだった。あれも実話ベースだし、今回のこの映画も実話ベース。

 強盗ものといえば、『私が愛したギャングスター』『バンディッツ』などのコメディが好き。実話犯罪映画だとエリック・バナ主演『チョッパー・リード~史上最凶の殺人鬼~』の無茶っぷりが凄くて好き。そんで、本作やジェシー・ジェームズのような単に英雄視したものは正直言って苦手だ。

 それでも、男臭いドラマがあり、デリンジャーと恋人ビリーのロマンスがあり、何より硬質で臨場感溢れる映像は素晴らしかった!さすがマイケル・マン監督!デニーロ&パチーノの『ヒート』系なので、そういうの好きなら観て損はない。

 タイトルの意味は“社会の敵”複数形。勿論デリンジャーもFBIによって社会の敵とされたが、彼のような旧いタイプのギャングに取って代わる新手のギャング達も描かれているから複数形なのだろう。

 こういう映画って、東映の極道映画とか任侠モノって感じのジャンルなのだろうな。アメリカのこと言えないですね。日本も極道・任侠大好きですよね。私にとっては苦手ジャンル。
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ジョニー・デップ
クリスチャン・ベイル

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ココ・アヴァン・シャネル 【その時代 持たざる者の プライドは】

tag コスチューム 歴史 恋愛映画 動画付き

『ココ・アヴァン・シャネル』 COCO AVANT CHANEL
2009年・フランス
ファッション・ブランドの女王ココ・シャネルの若き日を描いた伝記映画。

 原題をそのままカタカナにした邦題ですけど、アヴァンはわかりにくいよね。アヴァンギャルドのアヴァンであって、前衛的の“前”のとこ。つまりフランス語で“~前の”の意味で英語で言ったらbeforeだから英語題名は"Coco before Chanel"となっています。ということはアヴァンギャルドって英語で言うとbefore guard?

 主演のオドレイ・トトゥは細身で大きな瞳とはっきりした眉の意志的な顔立ちなので、シャネルにぴったり!特別美人ではないけれど印象的で生き生きとした感じもとても良かったですよ。その姉アドリエンヌ役にマリー・ジランちゃんが出てたのに驚いた。昔ラックスのCMであどけない可愛さを振りまいていたマリーが、すっかり大人の女性で落ち着いた雰囲気で…。時の経つのは早いのぅ。
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オドレイ・トトゥ
ブノワ・ポールブールド

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ココ・シャネル 【何度でも 己を信じて 諦めない】

tag ヒューマン コスチューム 歴史 恋愛映画

『ココ・シャネル』 COCO CHANEL
2008年・イタリア=フランス=イギリス
ココ・シャネルの創設者ガブリエル・ボヌール・シャネルの生涯。

 これってTV映画だったのですね。(´・ω・`)2008年9月にライフタイムTV(アメリカ)で放送されたのものだそうですよ…。どうりでサントラCDないわけだー。最近こういう映画、多くないですか?先般の『宇宙(そら)へ。』も、『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』も。本国ではTV放送、日本では劇場公開。んー、やっぱ日本はTV放送しても儲からないんだろうねぇ。そう思うと、日本映画にTV番組の延長みたいなクズ映画しかないのもTV局が儲けたいんだなぁと温かい目で見ていられる。(´ー`)…

 今年は本作に続いてシャネル関係2つのフランス映画『ココ・アヴァン・シャネル』(オドレイ・トトゥ主演)、『シャネル&ストラヴィンスキー』(アナ・ムグラリス主演)が公開されますよ。この『ココ・シャネル』とトトゥ主演の『ココ・アヴァン・シャネル』はどう違うのだろうか?と気になっていまして。どうもシャネルの下積み時代を中心に描いているってのは同じなんじゃないか、と。公開されたら観に行ってみます。

 ちなみにこの映画のほとんどは過去パート。孤児院で育ち、成人してお針子を仕事にし、あれこれあってシャネルがデザイナーとして成功するまでが主軸です。全体をくるっと纏めているのが70歳のシャネルの存在。
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シャーリー・マクレーン
バルボラ・ボブローヴァ

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