猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

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2010年2月のまとめ

 今更感のある中、堂々2月のまとめ更新。投稿日付は都合上2/28にしてますが、実際は3/4に投稿してます。えー、ということで2月も駆け足で去り、1年の1/6(ろくぶんのいち)が終わったですよ。2月、短いよね。チリの大地震で地軸がズレて一日が100万分の1.26秒短くなったことを考慮しても短かったですね。地震発生は2/27ですけども。

 さて、2月を振り返りましょうか。今年に入って更新ペースががた落ちしたまま回復せず、更にペースを落としている模様です。劇場で観た新作の感想オンリーな内容でお届けしています。まあほら、映画情報や予告編なんかはtwitterの方に書いてるんで。食べない方のtwitterです!

…映画感想文が10本分ほど溜まってますがどうしましょう(´・ω・`)。

 ほんじゃあ今月のおすすめ映画のコーナー!っつっても8本分しか更新してませんが。

 あと『ラブリーボーン』も原作とセットにすればとても感動。映像表現にしかできないことは映画で、緻密な心理描写は小説で。私は原作小説の方が好き。映画のようなサスペンス感も美しさもない、淡々とした心の旅がね。

 まったくオススメできないのがアノ映画、ホラーですごい煽りCMやってたヤツね。退屈すぎワロタ。家で適当に見る分には良いかもしんないけどな。

 2月のまとめ。

新作映画7本、旧作リバイバル1本。合わせて8エントリでした。

 3月に入って、やっぱり今月もスローペース更新になりそうです。なので、あの、RSSとかはてなアンテナとかGoogleリーダーとか使ってくださいな。あと、更新したらtwitterでも報告してますのでフォローミー!
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Dr.パルナサスの鏡 【語り部に 紡がれる世の 終わりなき】

tag ファンタジー ミステリ コスチューム

『Dr.パルナサスの鏡』 THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
2009年・イギリス=カナダ=フランス
テリー・ギリアム監督のイマジネーション・コメディ。

 ギリアムといえばモンティ・パイソンであり、やはり『クリムゾン 老人は荒野をめざす』(『モンティ・パイソン/人生狂騒曲』の冒頭部16分間の短編)でしょう。あの頃とは比較にならない映像表現が可能になった今日、ギリアムはどんな世界を見せてくれるのか?

 この映画はとてもギリアムらしい映画!『未来世紀ブラジル』の皮肉とユーモア、『バロン』の不条理さと人間性、そして哀しみや孤独や偽善や欲望、醜さ…様々な要素がひとつの物語を彩っているよ。

 勿論、撮影中に亡くなったヒース・レジャーの代役を3人の個性派俳優が務めたのも素晴らしい話。脚本変更などなど苦労したろうけども、よく最後まで撮りあげたなぁ、うまく完成させたものだなぁと思いながら観ると感激しちゃいます。この調子で『ドンキホーテを殺した男』も完成しますように~。<無理。(ドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』参照)
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クリストファー・プラマー
ヒース・レジャー

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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 【罪もなき 虐げられる 女たち】

tag ミステリ サスペンス 犯罪

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 Män som hatar kvinnor /英題:THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
2009年・スウェーデン=デンマーク=ドイツ
スティーグ・ラーソンのミステリ小説『ミレニアム』三部作映画化第1弾。

 原作者のスティーグ・ラーソンさんが出版前に50歳で亡くなってしまったのが非常に残念です。もっともっとエグる小説を書いて欲しかった!原作小説は1,2,3それぞれ上下巻の単行本が出ています。2作目は『火と戯れる女』、3作目は『眠れる女と狂卓の騎士』となっております。ああ読みたい!早く文庫本出ないかなぁ。っていうか本棚問題が未解決だからできるだけお買い上げしたくないのだが。図書館で借りるしか。待ち人数なんにんですか(´Д`)?

 “ミレニアム”は主人公のジャーナリスト―ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)が勤める出版社が出している社会派月刊誌の名前。映画邦題は原作本と同じもの。英語タイトルは"THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO"(ドラゴン・タトゥーの女)で同じ。スウェーデン語の原題は“女を憎む男達”の意味。作品テーマそのままだ!

 スウェーデンのピヨピヨした言語と、凍てつくような寒さの描写が素敵。骨太なミステリ・エンタテイメントでした。いやぁ良い映画!スウェーデンといえばこどもヴァンパイア映画"Let the right one in"ですが、日本公開の話が決まったそうで万歳ヽ(´ー`)ノです!あれも痛いくらい寒い風景と、残酷さ哀しさが結びついて切ない良い映画です。ハリウッド・リメイク版"Let me in"は日本公開あるかしら。ハリウッド版と言えば、このミレニアム3部作もハリウッドでの映画化が決まっているとか。権利を手にしたのはソニー・ピクチャーズだお。
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マイケル・ニクヴィスト

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かいじゅうたちのいるところ 【行き先は もう一つの僕 お母さん】

tag ヒューマン ファンタジー

『かいじゅうたちのいるところ』 WHERE THE WILD THINGS ARE
2009年・アメリカ
モーリス・センダックの1963年に出版された絵本を原作とする。

 予告編の曲、アーケイド・ファイア Arcade Fireの"Wake Up"は本編で使われてなかった!ガーン!おーおー♪おおおお♪おーおー♪でも、本編の音楽も良かったです。優しく包み込むようなふんわり感があって。

 原作絵本に描かれた不気味なかいじゅう達より数段愛らしい映画版のかいじゅう達。決して可愛いキャラクターではなく、不気味で恐ろしい雰囲気があって良かった。子供って、こういう不気味なの、好きよね。子供目線のイマジネーションだからこその、あの容貌。ところで原作は、かいじゅうに名前はないよ。

 小さな男の子マックス君が無性に可愛らしいのが見所!あと、かいじゅうの一人が作ったミニチュアがビジュアル的なもう一つの見所。ストーリーは、あの短い絵本からよくぞここまで創造したなぁと驚くばかりの完成度。噛むほどに味の出るスルメのような映画です。素晴らしい!
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パラノーマル・アクティビティ 【退屈な 二人の生活 ひたすらに】

tag ホラー サスペンス ミステリ

『パラノーマル・アクティビティ』 PARANORMAL ACTIVITY
2007年・アメリカ
1万5千ドル(約150万円)の低予算で製作された超常現象ホラー映画。

 たった86分がこれほど長く退屈に感じたことに驚く。ある意味ホラーだよね。クチコミで広がり、全米で大ヒット、ひいてはスペイン、フランスなど世界でも大ヒット!これ以上の映画は作り出せない、なんて謳い文句に見事に騙された形となったよ。

 タイトルはそのまんま“超常現象”。パラノーマルだよ、アブノーマルじゃないよ。ドキュメンタリーっぽく作られ、語られるのだけど、フィクションだから安心するが良いよ。

 ちなみにパラマウントがハロウィン・ホラー映画シリーズとして続編を製作することが決まってます。同じくハロウィン・ホラーの『ソウ』シリーズ(ライオンズゲート製作)のケヴィン・グルタート監督を取り合いするなど泥仕合を繰り広げてました。詳しくは⇒eiga.comをどうぞ。

2010/7月追記:続編『パラノーマル・アクティビティ2』予告編出た!
コチラに貼ってあります⇒2010年6月のまとめ
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ミカ・スロート

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パーフェクト・ゲッタウェイ 【いずこへと 逃げてもそれは 夢一夜】

tag サスペンス 犯罪 ミステリ ホラー

『パーフェクト・ゲッタウェイ』 A PERFECT GETAWAY
2009年・アメリカ
殺人カップル逃亡中のハワイ島しょ部で、新婚旅行トレッキング。

 ミラ・ジョボビッチ(ヨボビッチ)主演でお送りするリゾート・ミステリ。ダークで格好良いアクションSF『ピッチブラック』『リディック』のデヴィッド・トゥーヒーが監督・脚本!(『リディック』シリーズ続編製作も決まっておめでとうございます)

 タイトルのgetawayは“ちょっとした休暇、休暇を過ごす保養地、逃走、逃亡”の意味。なので完璧な休暇を過ごせる楽園リゾート、という意味と、完全なる逃亡の意味が重なっています。しかし、映画を見終わるともう一つ“完全な逃避行動”ってニュアンスも感じるのであった。

 エンタテイメント性の高い面白さで、楽しかったです。3組6人のカップルが、殺人犯カップルは誰かと疑い合ったりする。誰もが怪しいキャラクター設定で、まともなの、いないのかい、とツッコミ入れながら観るのが楽しい。

 アメリカ版DVDのディレクターズ・カットは13分長いそうですよ。
パーフェクト・ゲッタウェイ<Blu-ray>パーフェクト・ゲッタウェイ
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ティモシー・オリファント

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ラブリーボーン 【愛すべき 絆を強く 時間かけ】

tag 犯罪 青春 ヒューマン ファンタジー サスペンス

『ラブリーボーン』 THE LOVELY BONES
2009年・アメリカ=イギリス=ニュージーランド
アリス・シーボルドの同名小説をピーター・ジャクソン監督が映画化。

 原作は2002年発表のものでアリス・シーボルドの処女小説。その前に、シーボルド本人がレイプの犠牲者となった体験とそのトラウマの克服を綴ったノンフィクション『ラッキー』を出している。そんな著者だからこそ書けたであろう、悲劇と長い時間をかけての再生の物語がこの『ラブリー・ボーン』なわけだ。これは映画を観た人にも観ていない人にもお勧めしたい、感動の小説。
読書感想文⇒『ラブリーボーン』読んだ。 (猫の毛玉)

 さて、映画版。映像は美しく、俳優陣は皆完璧。ナレーションで話が進むにもかかわらず説明的過ぎず、示唆に富む映像表現で伝わる作りも良かった。原作と比べると心理描写が明らかに不足していて、人間関係も単純化されているのが仕方ないとはいえ残念。うまく映画としてまとめたな、と思う。
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マーク・ウォールバーグ
レイチェル・ワイズ

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ザ・クレイジーズ 【恐怖感 狂った世界に 狂わせる】

tag ホラー パニック サスペンス 動画付き

『ザ・クレイジーズ』 THE CRAZIES
1973年・アメリカ
ジョージ・A・ロメロ監督のウイルス・パニック映画。

 やばい!さすがに更新ペースが遅すぎて感想文が溜まりに溜まってきた!ちょっと頑張って書いちゃわないと!って、今回のこの映画はですね、渋谷シアターNで1/16~2/12までレイトショー限定で上映しとりました。ごめんなさい、もう明日で上映終了!もっと早く書くつもりだったのに!

 そんなわけでロメロですよ。古い映画なので映画館で観るにはちょっとサウンドが不快。しょぼいんじゃない。不快なのだ。特に高音が割れてくぐもるのが。だから、レンタルで観た方が良いかもしれないよ。あれば。これがさ、amazon見てみたらば凄いプレミアついちゃってるのね。DVD新品が18,000円台とか。中古が今1点安いのある、5,610円。買い…なのか?と思ったら、amazonで扱ってない5040円2枚組DVDがあるよ!

 映画自体は、さすがでした。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』風で、あれよりもっと町を動き回る主人公達が見る凄惨な光景が狂っている。これは名作なので、ホラー好きな皆さんはどうぞ一度観てくださいな。
crazies_210.jpgザ・クレイジーズ [DVD]
ウィル・マクミラン
ハロルド・W・ジョーンズ

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パブリック・エネミーズ 【雑な時代 銀行強盗 FBI】

tag 歴史 恋愛映画 犯罪 動画付き

『パブリック・エネミーズ』 PUBLIC ENEMIES
2009年・アメリカ
1930年代前半の銀行強盗ジョン・デリンジャーの実話を基に映画化。

 アメリカはなぜ銀行強盗が大好きなんだろうか。英雄視されるってのが私にはわからない。ブラッド・ピットの『ジェシー・ジェームズの暗殺』も列車強盗で庶民の英雄的扱いだった。あれも実話ベースだし、今回のこの映画も実話ベース。

 強盗ものといえば、『私が愛したギャングスター』『バンディッツ』などのコメディが好き。実話犯罪映画だとエリック・バナ主演『チョッパー・リード~史上最凶の殺人鬼~』の無茶っぷりが凄くて好き。そんで、本作やジェシー・ジェームズのような単に英雄視したものは正直言って苦手だ。

 それでも、男臭いドラマがあり、デリンジャーと恋人ビリーのロマンスがあり、何より硬質で臨場感溢れる映像は素晴らしかった!さすがマイケル・マン監督!デニーロ&パチーノの『ヒート』系なので、そういうの好きなら観て損はない。

 タイトルの意味は“社会の敵”複数形。勿論デリンジャーもFBIによって社会の敵とされたが、彼のような旧いタイプのギャングに取って代わる新手のギャング達も描かれているから複数形なのだろう。

 こういう映画って、東映の極道映画とか任侠モノって感じのジャンルなのだろうな。アメリカのこと言えないですね。日本も極道・任侠大好きですよね。私にとっては苦手ジャンル。
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ジョニー・デップ
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