猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

ベガスの恋に勝つルール

『ベガスの恋に勝つルール』 WHAT HAPPENS IN VEGAS
2008年・アメリカ
ロマ・コメだよ!

"What happens in Vegas, stays in Vegas."
原題はこの成句からとられたもの。
ベガスで起こったことはベガスに置きざり。つまり旅の恥はかき捨て。

しっかし相変わらず邦題ひどいね。
略してベガ恋ってなんじゃそりゃ。 略さんでいいっちゅーの。
ベガスの恋に勝つルール 完全版ベガスの恋に勝つルール
完全版

(2008/12/05)
キャメロン・ディアス

コトノハ


"Happy birthday!!"
"You, too."
(「お誕生日おめでとう!」「キミもね」)
例えば"Have a good day!" なら"You, too."ですけどね。
挨拶の返事として上の空で言ってるだけ感がよく表現された名セリフだと思った。

"Put your hair down."
(髪をおろしなよ ⇒ハメをはずせよ)
これは慣用句で後の意味なんだけど。
映画の中では言われた側が字句通りとって、髪おろしてるわよ、とか言います。

どんな映画?
メリーに首ったけ』ほど下品じゃないけど、路線はソッチ。
キャメロン・ディアスのロマ・コメ、フルスロットル!

ベガスで出会った2人が1夜のうちに結婚。だがしかし、それは酩酊中のできごとだった。
朝、目覚めてびっくり。
勿論なかったことにしようとするも、彼女のコイン(クォーター=25セント)で彼がスロットしたらジャックポット!
300万ドル(1ドル110円換算で約3億3千万円)の大当たり。
この財産はどちらのもの? 夫婦ですもの。二人のものよね。

まぁこんな展開で。

バカバカしいけど、笑っちゃう。
単純に面白い映画でした。
とはいえ、彼のほうがあまりにもダメすぎて、一緒にいたらムカつくだろうな、って思った。
彼女は頑張り屋で優しくて魅力的なのになぁ。
ちょっと釣り合わない感じ。
なんだかマジメに頑張っている人が報われない映画だった。
ちゃらんぽらんしてる方が運を掴むよ!みたいな。

300万ドルは裁判とかしないで山分けにして、それから離婚すれば良かったのにね。
って思うのは日本人だから?
日本では簡単な離婚届をお役所に提出するだけの手続き。
ところ変われば何とやら、で、アメリカでは複雑な手続きがあるようですよ。
 参考:Lighthouse ロサンゼルス版 −アメリカ生活大辞典 −離婚の手続きをする
わかんなくなった!いろいろ条件があるのね。書類1枚で済む話ではないってわけだ。

ただ、あの国は州によって法律が違いますね。
本作の2人はニューヨーク在住ですから、ニューヨーク州法を見ないといけないわけだ。
 参考:アメリカ移民法とNY州の法律 −アメリカ国内での離婚手続き
うー。やっぱり協議離婚で良かったんじゃない?
問題は財産だけでしょう? 協議じゃダメなの?

こんなのもあった。
離婚訴訟において、ニューヨーク州は全米で唯一、どちらかの過失がなければ離婚が認められないのだそうですよ。
 参考:離婚スタイル −NYの女が離婚を暴露する理由

アメリカの法律はワカランな。 日本のもワカランけどさ。

というか、まぁ、そんな野暮なこと言わずに素直にコメディを楽しめば良いって!!
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俳優は誰?
主役はキャメロン・ディアスちゃん。
さすがに30代後半、美貌は衰えを見せていますが。
やっぱりゴージャス! バッチリメイク&キメキメファッションだと完璧な美しさ。
あと脚線美がすごい。
マスク』や『メリーに首ったけ』や『普通じゃない』と、ロマ・コメでもコメディ分の多い濃いものが似合うわね。
本作でも恋というか濃い。
それを思うと最近の『ホリデイ』はロマンス分多めで意外でしたな。
でも『姉のいた夏、いない夏』の儚げな役とか、『イン・ハー・シューズ』の葛藤する役とかもちゃんと演じてるとこがまた、彼女のすごさ。

お相手はモデル出身のアシュトン・カッチャー
いつからカッチャーって表記になったんだろ?クッチャー表記だったよねぇ。
デミ・ムーアの若いツバメだったのが、夫に昇格。
映画はあまりパっとしない。主演作では『バタフライ・エフェクト』は良かったよね。シリアスだけど。
アメリカではテレビ番組(スターどっきりみたいの)のホストなんかで人気があるそうですよ。
今後コメディ路線で活躍してほしい俳優さんですなぁ。
個人的には全然二枚目と思わないんですが。

アシュトンのお父さん役が!
トリート・ウィリアムズでした!ちょこちょこっとしか出ないけども。
お顔が太ったようにお見受けするのだが・・・。もう57歳ですか?うはー!
お会いできて嬉しゅうございました。
98年の『ザ・グリード』は本当大好きなゲチョグロムービーです!
Now what?

カウンセラー役にはラッパー出身のクイーン・ラティファ
堂々たる存在感でした。
この人のジャズが聞ける『マンハッタンで抱きしめて』は超お勧め映画。
コメディではスティーヴ・マーティンと共演の『女神が家にやってきた』が、アホ過ぎて面白かったよ。

関連作品のようなもの
メリーに首ったけ もっと過激に全開(フルスロットル)バージョン (2枚組 プレミアム)キャメロン・ディアスといえばこの映画。
メリーに首ったけ もっと過激に全開(フルスロットル)バージョン
キャメロン・ディアス;ベン・スティラー
ベガス・バケーションこちらもベガスなコメディ映画。
ベガス・バケーション
チェビー・チェイス;ビバリー・ダンジェロ
ラスベガスをぶっつぶせこっちのベガス映画はベガス荒らし。
ラスベガスをぶっつぶせ
ジム・スタージェス;ケヴィン・スペイシー
ラスベガスをやっつけろこっちのベガスはロード・ムービー。ディアスも出てるよ。
ラスベガスをやっつけろ
ジョニー・デップ
『ベティブープ《Las Vegas/ラスベガス》』ボビングヘッド『ベティブープ《Las Vegas/ラスベガス》』ボビングヘッド

毛玉内関連記事:ザ・グリード
           バタフライ・エフェクト 【いづくへと 行きつ戻りつ この道は】
           ラスベガスをぶっつぶせ

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