猫の毛玉 映画館

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グーグーだって猫である

tag ヒューマン

『グーグーだって猫である』
2008年・日本
大島弓子のエッセイ漫画を原作とする、小泉今日子主演の猫映画。

周りの評判がイマイチだったのだけど、猫見たさに観に行ってきた。
したら、私にとってはかなりの良作。
冒頭から泣きまくり。

ただ、特別協賛=花王さんの無意味な映りこみがしつこ過ぎて本当勘弁してほしかった。
ぜひ、そこを観てウザさを共感していただきたい。
グーグーがグレーのアメショーなのも、花王さんの陰謀なのかね。
(同じ猫種を宣伝で使ってるから)
グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き(初回限定特別版)グーグーだって猫である
ニャンダフル・ディスク付き(初回限定特別版)

(2009/02/06)
小泉今日子;上野樹里

コトノハ


ぐわし!

舞台が吉祥寺なもんで、赤と白のストライプなアノ人が所々に出てくるよ。

どんな映画?
漫画家の主人公とそのアシスタントたちの人生。猫への思い。

オープニングでいきなり亡くなってしまう猫のサバ。
静かに描かれる猫の死とペットロス症候群。
悲しげな音楽や役者の表情でいくらでも盛り上げられるはずだが、そこは敢えて淡々と距離をとった描き方をしていた。
それがかえって現実的な虚脱感を実感させてくれて、涙が止まらん。゜゜(´□`。)°゜。
私も猫と同居しているから、ヤツが死んだらと思うと堪らなくなる。

序盤は静かに進み、徐々にシュールになっていく。
突然英語で吉祥寺の紹介を始める元メガデス、マーティ・フリードマンとか。
なぜか交代で殺陣の稽古をしたりとか。
死んだ猫サバが人間の姿になって話したりとか。
そういう不条理な感じが、評価の分かれ目なんだろうな、と納得した。
私はこういうの、好きです。

全体的に不思議な雰囲気のある作品でありつつ、テーマはしっかりしていた。
主人公が猫の去勢・避妊に深刻に悩む姿は、その後自らの身に起きる病への伏線ともなっている。

何の躊躇いもなく去勢・避妊できる猫好きはそうそういないと思うし、
猫は室内飼いでないと可哀想だなんて思ってる猫好きも少ないと思うが、世間ではまあアレコレ言われるわけで。
猫が井の頭公園や吉祥寺の町中をタッタカ散歩するシーンや、それを見て「お。」と笑っている町の人の描写は良かった。
まだこういう場面を描いてくれる日本映画があるってだけで嬉しいことだ。

身近に猫がいる人や、ちょっと鬱がちな人にはお勧めの映画。

ただし、終盤の人型サバとの会話シーンは長すぎた。そこは興ざめ部分で残念。

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俳優は誰?
主演、小泉今日子
不思議なふぅわり感がマッチしていて良かった。
内面は複雑なんだけど、それが表にはあまり出ず、一見クールに見えてしまう。
それでいて、可愛らしい。
彼女の存在感と雰囲気が映画を支配していた。

他の役者さんたちは上野樹里(ドラマ『のだめカンタービレ』ののだめ)以外、どうもうまくない感じ。
『スカイ・クロラ』で主人公の声あてていた加瀬 亮は雰囲気あるけど、棒読みに聞こえる。他の作品を観たことないのでニャンとも言えない…。こういう芸風なのかどうか。

関連作品のようなもの
グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)原作本。
グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)
大島 弓子
サバの秋の夜長 (白泉社文庫)サバの秋の夜長 (白泉社文庫)
大島 弓子
ニャンとも清潔トイレセット オレンジニャンとも清潔トイレセット オレンジ
グーグー体操グーグー体操
エド・はるみ パンプキンズ

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コメント


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ぷれぱブログ.jp | URL | 2008年10月06日(Mon)18:51 [EDIT]

はじめまして。
ぷれぱブログ.jpというサイトを運営しております竹本と申します。
ぷれぱブログは、一定の基準をクリアしているブログであれば、そのブログ上で読者プレゼントが行えるという、無料のサービスです。今後映画のチケットなどをプレゼント商品としてご提供する予定があり、映画に知見の深いブロガーさんに会員になっていただきたく、失礼とは思いながらご案内をさせていただきました。
よろしければぷれぱブログに参加申請いただき、ご参加をいただければ幸いと存じます。

こんにちは。

ketchup36oz | URL | 2008年10月06日(Mon)22:18 [EDIT]

ほんわりと、あたたかな気持ちになる、不思議な感覚の映画でした。
キャストはキョンキョンで、大正解ですね。

>ただ、特別協賛=花…
僕の場合、試写会で観たので余計に…

映画の場合、さりげなくスポンサードするのって以外に難しいんですよねー。
メーカー勤務なもので、考えさせられましたよ。

>ketchup36ozさま。

P | URL | 2008年10月07日(Tue)13:16 [EDIT]

キョンキョンが病院で看護婦さんを睨むシーン、好きです。

花王さんは前半が酷すぎた。カメラが流れて清潔トイレのステッカーにピントが合うシーンとか本当げんなりしました。
『ミッドナイトイーグル』のモンベル三昧も不自然すぎたけど、花王さんほどじゃなかったと思います。

映画にゆがみが出ない程度に抑えていただきたいですね。

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『グーグーだって猫である』 ☆くぁんたん・れヴゅ~☆

 なんとも不思議な映画。 視点がどこにあるのかわからないところが、魅力なのかも・・・。 原作が大島弓子の自伝的人気エッセイ漫画ということで、「猫が好きな人」「大島先生が好きな人」には、何の抵抗もなく迷うことなく楽しめるかもしれない。   私は家...

よーじっくのここちいい場所 2008年10月28日(Tue) 21:02

『グーグーだって猫である』 街がいつもより優しく感じられる、ほんわり不思議な映画

『グーグーだって猫である』 監督: 犬童一心 原作: 大島弓子 音楽: 細野晴臣 出演:小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、林直次郎、伊阪達也、大島美幸、村上知子、黒沢かずこ、高部あい、田中哲司、でんでん、山本浩司、江口のりこ、マーティ・フリードマン、大後寿?...

ketchup 36oz. on the table ~新作映画レビュー 2008年10月06日(Mon) 22:13

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