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白い馬

tag ヒューマン

『白い馬』 CRIN BLANC: LE CHEVAL SAUVAGE
1952年・フランス
アラベール・ラモリス監督、40分の短編。
『赤い風船』と同時上映なり。コチラは白黒でした。
馬が好きなら観て損はないぞ!

野生馬のリーダー白馬と、彼を捕まえようとする馬飼いたちの話。
少年も単独で白馬を捕獲しようと必死になるが、大人たちとの争いは小さな細腕には荷が重すぎた。
赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス赤い風船/白い馬
【デジタルニューマスター】
2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス

(2008/12/12)
パスカル・ラモリス,サビーヌ・ラモリス


どんな映画?


話の展開もオチも『赤い風船』と同じ。
そしてやっぱり絵本的童話なのだ。ナレーションは入るものの、最小限。台詞も少ない。

野生馬を我が物としようとする大人の馬飼いたち。
白馬に一目ぼれして我が物としようとする少年。
相手を自分で所有したいという思いは、大人たちも少年も一緒だよね。
でも少年は白馬が好きだから、相手の気持ちを考慮する。そこが大人たちとは違うところ。

ラスト、フウイヌムの国へ旅立つ少年と馬。(←私の頭の中で)
幸せなのかどうなのか。
大人たちに追い詰められて旅立った少年のことは、追い詰めた側である馬飼いたちにとっても忘れがたく悲しい出来事なのではないかな。
『赤い風船』では子供の世界でほぼ完結していて少年の家族も描かれていなかった。
『白い馬』では大人の世界も描かれているし、少年の家族も出てくる。
あの可愛い弟は、兄を思って寂しがるだろう。
そういう意味で、より現実的なファンタジーとなって鬱度3割り増し。
これもまた夢のように悲しい幸せのひとつ。

話は鬱だけど、馬の映像が素晴らしい!
草地や湿地、浅瀬を駆け回るちょっとずんぐりした馬のカッコヨサ!
馬が暴れて、馬飼いに後ろ脚蹴りで威嚇するシーンの危険さ。
馬同士が争うシーンの迫力。取っ組合って噛むんだよ!
とにかく本物の馬の映像にズッキンドッキンな素敵映画。

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コメント


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白い馬」

象のロケット | URL | 2008年10月20日(Mon)20:03 [EDIT]

当方からのTBが掛かりませんのでご挨拶を

良い記事ですね。TBありがとうございます。

>象のロケットさま。

P | URL | 2008年10月21日(Tue)00:24 [EDIT]

わざわざご丁寧にありがとうございます。
これからも一方的にトラバ飛ばします!

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