2008年・アメリカ
ご存知マーヴェルのコミックを原作とするヒーロー映画。
史上最強のCEOトニー・スタークの誕生!
ハルクと同じで“アイアンマン”という名前はメディアによって付けられたもの。
トニー曰く「実際にはアイアン(鉄)素材ではないけどね、キャッチーで良いね」とか。
そしてスタン・リー(原作者)を探せ!のコーナー!ドンドンドン、パフパフパフ〜
![]() | アイアンマン |
"It's your birthday?" (今日がキミの誕生日だって?)
"Yeah, isn't that strange? It's the same day as last year..." (ええ。不思議でしょう?去年と同じ日だなんて)
秘書のペッパーの誕生日も覚えちゃいないトニーさま。ペッパーの受け答えが素敵すぎる。
どんな映画?
アイアンマンが如何にして生まれたかのお話。女好きで酒浸りで超天才で金持ちの兵器製造会社CEOアンソニー(トニー)・スタークが、国を守っているつもりだったのに真実は違ったと気付くわけです。
毒(武力)をもって毒を制していたのが、今度は少量の猛毒でもって毒を制することにした。
結局人殺しなところがバットマンとは違うところね。
映画全体は明るくユーモアに満ちて、楽しく笑って観られる良作。他のアメコミ映画がシリアスに傾いている中、こういう軽妙さは光るものがあるわよね。
特に“不器用”と呼ばれるロボットアームとのやり取りは面白かった。ぶきっちょ、かわゆすなぁ〜。
あとアイアンマンが飛び立つときのポーズが!ペンギンみたいで可愛い!なにあの手の角度!
そして本作の独自性はパワード・スーツの開発場面。戦闘よりもこういう技術屋的なところがワクワク要素だった。トライ&エラーを繰り返してスーツを作りこむ過程こそ至高!
トニーの使っていた3Dホログラム・インターフェース(ホログラムのパソコン画面)がとても格好良かったですよ。ホログラムでできたスーツの腕部分に、ぐいっと腕を突っ込んで動かしてみたり。あんな技術が現実に開発される日は来るのかなぁ。
トニーの技術的な相棒である人工知能搭載コンピュータ、ジャービスの声がポール・ベタニーでした。JARVIS =Just A Rather Very Intelligent Systemの略ということになっているけど、原作で登場するトニーの執事エドウィン・ジャービスにちなんで付けられた名前。原作どおりに執事にしてしまうとバットマン臭が強いのでコンピュータにしたとか。
本作に登場するテロ組織テン・リングスの名称は、指にはめた10個の指輪の力を使って戦う怪人マンダリンを思わせる。
原作と異なる要素は多いけども、細かいところで原作へのオマージュたっぷり愛たっぷりの映画です。
原作者スタン・リーを探せ!の回答は、中盤のパーティーで美女3人に囲まれて満面の笑顔のお爺ちゃん。
トニーが人違いして声をかけてました。
続編情報
まあ当然続編ですよ。2010年4月末公開予定に向けて準備が進められているところ。
ただし、トニーの相棒で軍人のローディ役テレンス・ハワードが降板。(´・ω・`)
かわりにドン・チードルになりそう。メジャーどころのお方ではありますが、本作のローディのイメージとは違うよなぁ。残念です。
降板の理由は、ローディの扱いが当初よりも軽くされたから本人が「もうやらん」と言ったとか。
が、マーヴェル側の思惑もいろいろありそうです。スピン・オフを作るのに主役(ローディ)がハワードだとマーケティング的に弱いのではないか、とか。
(ローディがパワード・スーツを見つめて「またの機会だな!」と言うのは、彼がスーツを着てウォーマシーンというヒーローになる伏線。続編でか、スピン・オフでかは謎)
撮影にはまだ時間があるから、ここはひとつ考え直していただいて是非ともハワードがローディを演じ続けて欲しいものですね。
(追記:2008/10/28公式にドン・チードルがローディ役を契約(´・ω・`))
ところで、エンドロール終了後に今後のマーヴェル作品への伏線が提示されますな。オマケに伏線を張って終わるっての、面白くて好き。関連リンク表示みたいで。
それは良いんだけど、エンドロールが始まるときに「まだ続くよ」みたいな字幕入れるのは、やめたほうが良いと思う。テレビのバラエティ番組かよ!って。あの映像は最後までいた人が偶然観るぐらいさり気ない感じで良い。それが粋ってやつだ。
今後のマーヴェル作品予定をメモ。
『ソー(トール)』
『キャプテン・アメリカ』
『ザ・アヴェンジャーズ』
俳優は誰?
元ヤク中リピーターのロバート・ダウニーJr.は11/22から公開の『トロピック・サンダー』でなんかすごい役みたい。この人は本当に魅力ある俳優さんなので、もうイケナイ物質には手を出さず頑張って欲しい!
現在はガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』撮影中。彼がホームズで、Dr.ワトソンはジュード・ロウ!これまた楽しみ。
そのあと『アイアンマン2』の撮影にとりかかるそうですよ。
そういえば本作冒頭の授賞式でトニーの生涯を振り返るシークエンスには、本物のダウニーJr.の若い頃の写真や彼の父の写真がコラージュに使われたとか。
オバダイア役のジェフ・ブリッジスと言えば、ピアノ弾きの『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカーボーイズ』
本作でもピアノを弾く場面がありました。曲は18世紀の作曲家アントニオ・サリエリのなにか。サリエリはモーツァルトの才能を羨んで、ついには殺したと言われている人物。真実は藪の中だけど。よくコラボもしていたとかで、なにか複雑な感情を持っていたのでしょうね。そんなサリエリの曲を弾くオバダイアは、トニーに対する複雑な感情をチラチラ見せていたのかも。
トニーの秘書ペッパー・ポッツにグウィネス・パルトロウ。しかしスタイル最高に良いですね。
いつもは上目遣いのキュッとした笑顔で可愛い感じの人。でも今回はあの表情も出さず、ドライで機転のきく女性を演じていました。
関連作品のようなもの
![]() | 原作洋書。 Marvel Adventures Iron Man 1 (Marvel Adventures) Fred Van Lente |
![]() | 3Dホログラフィック・インターフェイスならこの映画に出てきた! シリコンバレーを抜け駆けろ! アダム・ガルシア |
![]() | 約26cmのフィギュア。マーク3がこんな姿に・・・。 Marvel - Subcasts 9 Inch Figure: Iron Man |
![]() | IRONMAN (アイアンマン) 2008年 10月号 [雑誌] |
毛玉内関連記事:インクレディブル・ハルク
スパイダーマン3
路上のソリスト 【あるがまま そう思えるまで 足掻いてた】
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 【凝りに凝り 狂気にド派手に 盛り上がり】
恋愛上手になるために 【無我夢中 彼女に会うため 五里霧中】





![IRONMAN (アイアンマン) 2008年 10月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51X2beELcrL._SL75_.jpg)
