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SF/ボディ・スナッチャー 【漂いて 流れ着いたる 約束の地】

tag SF ホラー パニック サスペンス 動画付き

『SF/ボディ・スナッチャー』 INVASION OF THE BODY SNATCHERS
1978年・アメリカ
ジャック・フィニイのSF古典小説『盗まれた街』(1955年)の映画化。

1956年の『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』のリメイク作品でもある。このあと、同じ原作で1993年、2007年と映画化される大人気モノ。
原題にあるとおりの宇宙人侵略映画。ドキドキしちゃうわよね。怖いわよ。
SF/ボディ・スナッチャーSF/ボディ・スナッチャー
(2008/03/05)
ドナルド・サザーランド
ブルック・アダムス

コトノハ


"It's happening now."
(それが今起こっていることよ)

一体何が起こっているのか、誰を信用していいのか?
どうなっちゃうのか、人類が助かる道はありんすか?

どんな映画?
 いかにも70年代な画と音。ジリジリと進むストーリー。これが恐怖を演出する!昨今のアップテンポなサスペンスに慣れちゃうと、こういう昔の傑作が少々眠たく感じるのが残念、自分。でも間違いなく傑作よ、これ。怖かったし。

 何が怖いって、音の使い方よ!時計の針の音や機械音、電話など、それだけでは全然怖くないし関係ない音が…心をゾワゾワさせるのよ!音楽も素晴らしいの。終盤、一縷の希望のように流れる荘厳なバグパイプのアメージング・グレース。希望に向かって走る主人公。パタっと止む音楽。アメージング・グレースは最後にもう一度流れるのだけど、これがまた不安を掻き立てるのよ!

 序盤のブランコのシーンを始めとして、全体的に不安にさせられる角度からの画が多用されていて、それも巧い。何が起こっているのやら、と困惑しながら観ていると人間様(よう)のぬちゃっとしたのが出てきたりして、その気持ち悪さに心が震えた。

 ラスト、女性が叫びますが。あれ、あの女優さんはラストのストーリーを知らされていなかったんですって。そりゃ叫ぶわ。終わり方まできっちり、じんわり、恐怖の宇宙人侵略サスペンスでした。でもね、怖いけども宇宙人も必死なんだなって思うと仕方がないようにも思っちゃう。地球人だって、星が死ぬってわかったら、手段さえあれば他の星を侵略するだろう。

 ところで、親日映画なのかコレは。ヒロインのエリザベスさん家にコケシが2体飾ってあって面白かった。あと、主人公マシューが作るのは日本料理っぽいナニカ。作ってるとき着けてるエプロンに漢字の柄が入ってるし。箸で食べてるし。挙句、笑ったのがマシューのオフィスに張ってある文字「地球の友」。地球の友って!
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俳優は誰?
 主人公マシューにキーファーのお父さんドナルド・サザーランド。若いぜ!ちょっとイヤらしい悪人顔だけども。最近では『フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石』で大富豪を演じてました。戦争モノかサスペンスかってなイメージの人ですが、コメディも大得意(『マッシュ』とか)。味のあるお方ですなぁ。

 ヒロインのエリザベスさんには子役出身のブルック・アダムス。一歩間違えばビッチな役を丁寧に堅い女にしてくれました。『デッドゾーン』にも出てましたね。映画出演作は少なく、舞台やテレビでご活躍。

 他、精神科医キブナー先生にスポックなあいつレナード・ニモイ。顔つきはそのままに若い!うざい友人ジャックに蝿男ジェフ・ゴールドブラム。これまたすごく若い!そのジャックの彼女にベロニカ・カートライト。2007年版にも出演してますの。

関連作品のようなもの
盗まれた街 (ハヤカワ文庫 SF フ 2-2) 原作本。
盗まれた街 (ハヤカワ文庫 SF フ 2-2)
ジャック・フィニイ
ボディ・スナッチャー/恐怖の街1956年版。
ボディ・スナッチャー/恐怖の街
ケビン・マッカーシー;ダナ・ウィンター
ボディ・スナッチャーズ1993年版。フォレスト・ウィティカーが少佐役で出てるお!
ボディ・スナッチャーズ
ガブリエル・アンウォー;メグ・ティリー
インベージョン2007年版。美しきニコール・キッドマンの親子愛もの。今風、ハリウッド風。
インベージョン
ジャクソン・ボンド;二コール・キッドマン
SF/フェチ・スナッチャー (ジェッツコミックス)SF/フェチ・スナッチャー (ジェッツコミックス)
西川 魯介

毛玉内関連記事:『盗まれた街』読んだ。
           ブロークン
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           SF映画原作傑作選『地球の静止する日』読んだ
           スペースバンパイア 【流されて いのち集めて 永らえる】
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           ウェイクアップ・デッドマン ~奇跡の朝~ 【乗り越えた あの哀しみを 今一度】

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コメント


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umetraman | URL | 2008年11月17日(Mon)23:14 [EDIT]

こんばんは!

これですね、私も最近発作的に観たのですよ。昔、怖かったの思い出して、キッドマン版なんてのもやってるしで。
やっぱ、最後のサザーランドのどんでん返しに尽きますかねえ。ベロニカ・カートライトがキッドマン版でもなんとなく侵略不可なイメージがあったのですが、免疫でも持ってたんですかねえ。
親日な場面ありましたっけ。覚えてないです(笑;)。

ガツンといきますよ応援♪凸

「地球の友」

茶栗鼠 | URL | 2008年11月18日(Tue)00:17 [EDIT]

こんばんわです。

茶栗鼠は「インベージョン」を観て、古典的SF小説だという割には、結構斬新な展開だな、と思いました。
ありがちですが、SFでもちゃんと主題があって、好きですね。

あ、勘違い日本講座。茶栗鼠は観る度に、憤りと、嘲笑を覚えています。「HOSTEL」や、「ローグ・アサシン」だとかで見かけました。
やっぱり、他国のことは分からないんでしょうね。
「マッハ GoGoGo」では、確か「ラーメン」という文字が堂々と輝いていたそうです^^

>umetramanさま。

P | URL | 2008年11月18日(Tue)10:28 [EDIT]

おはようございました。

キッドマン版とはまた違いますよね。オチ含め。私はコチラのほうが好みです。あの最後のくだりも見せ方がうまいですよね。どっち…?って不安になる。
ベロニカは眠らなかったんでしょうかねぇ?その割には元気なような。植物に音楽を聴かせたりと、植物フレンドリーだからなのかなぁ?

>茶栗鼠さま。

P | URL | 2008年11月18日(Tue)10:38 [EDIT]

おはようございました!

SFのテーマというのは大体同じなんですよ。それをどういう新しい装置で見せるかっていう見せ方の問題なのだと思いますよ。
その点、この映画は宇宙植物にスナッチされるというのが斬新だったわけです。それが新版インベージョンではグっと現代風にウイルスになっちまったもんだから、凡作どまりだったのでしょう。

日本文化については、世界の人はあまり興味ないんだと思うので私はあんまり気にしてません。『スピードレーサー』では東京、仲間、スローフード、ラーメンという文字がネオンに使われていて楽しかったですよ。
「地球の友」も楽しいコネタだと思います。が、剣道着を後ろ前に着用していた映画があったなぁと思い出しました。着方がわからないのなら使わなければ良いのに!
まあ、日本だって他国の文化を堂々と間違えて描写してることがありますから、人のこと言えないですよね。
テレビでニュージーランドのハンギを伝統的なウナギ料理って紹介してたときはマジ憤ったもの。適当すぎるだろ!

白 | URL | 2008年11月22日(Sat)00:31 [EDIT]

これ、探してるんですが、ないんです。近所のビデオ屋で、1作目はVHSで観たんですが、これだけなくって… なんか、どれも違うお話のような… 1作目、植物のサヤからクローン人間みたいのが登場でしたけど、怖いというよりおかしくって… 

Firefoxですが、ちゃんと見れますよ。ひとまずお疲れ様でした。私も時々やらかします。横にビロ~んと伸びてたり… 

以前はFC2のアクセス解析だったんですが、どうもそのせいでブログ自体閲覧できなくなったりすることがあって、i2iに変えてみたんですが、問題はないと思いますよ。閲覧されたページがURLじゃなくてページ名で見れたり、足跡追っかけれたりするのは、FC2のより便利かも?一度お試しくだされ

>白さま。

P | URL | 2008年11月22日(Sat)12:33 [EDIT]

ツタヤディスカスにあるようですよ。検索したらあったです。これと3作目のがありました。
私は1作目を観ていない!全部違う話なんですが、主人公の苗字が同じとか、基本的に宇宙からやってきたものにスナッチされるというのが不変みたいです。
この2作目でもサヤなんですけど、最初は花だったのに、とかサヤは異次元にあるのか?とか突っ込みどころ満載です。サヤ工場とか出てきますし。でもそのわけわからんところも恐怖です。

白サマ、FFでしたの!!
IEの半分は優しさでできているので杜撰なタグでも勝手に観やすく表示してくれてたんですが、真実を映すFFだと観れたモンじゃなかったという…。これで普通に読めるかと思います。すみませんでしたー!

fc2のアク解、クリック先とか検索キーワードがほとんど機能してないんですよね…。数字が少なめに出るのも酷すぎるとちょっとなぁと。qlookかi2iに乗換えを図り中です。

白 | URL | 2008年12月07日(Sun)22:07 [EDIT]

アドバイスどおり、DISCASで借りれました。1作目は逃走中の二人、女性ものっとられ、一人になった主人公が絶望感にうちのめされ… で終りましたが、今回は、そのシーンも超え、サヤ工場を破壊し、"どう落とすの?"と思ったら、サザーランド氏の"ヒョー"のアップ(笑)。人面犬(マーズ・アタックのサラ・ジェシカ・パーカーのは、これが元ネタですか?)まで登場し、とっても面白かったです。ずっと続く緊張感も含め、これが一番面白いかな?でした。

>白さま。

P | URL | 2008年12月07日(Sun)22:48 [EDIT]

面白かったですか、良かった!
サヤ工場から逃げ出すシーンが好きです。アメージング・グレースが流れるところ。さらーっとヒロインが崩れるのも切なかった。

キッドマンのインベージョンもよくできてましたけど、これに比べちゃうとどうしても見劣りしちゃう気がしまする。

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