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1408号室 【見えた希望 打ち砕かれて また絶望】

tag ホラー ヒューマン サスペンス

『1408号室』 1408
2007年・アメリカ
スティーブン・キングの短編を原作とするサスペンス・ホラー映画。

(((((((;´д`)))))))ガタガタ
音響がSDDSの劇場だったから、音でもビビらされた。
全編これお化け屋敷的映画。驚いたり、怖かったり、絶望の淵に追い込まれたりだよ。
キングさんはやっぱり偏執狂っていうかパラノイアっていうかオカシイよね。
こういうの、好きよ。面白かった。
1408[DVD]1408号室[DVD]
(2009/03/20)
ジョン・キューザック
サミュエル・L・ジャクソン

コトノハ


"Stay scared."
(怖がって)

主人公のオカルト作家マイクがサイン会などで言う台詞。元ネタはジョージ・A・ロメロがよく口にする言葉。よくラジオのDJがstay tune(チャンネルはそのまま)って言うけど、そんな感じ。怖がっててね、と。

どんな映画?
 オカルト作家マイクがある日受け取った差出人不明の葉書には“ドルフィンホテル1408号室に入るべからず”と書いてあった。興味をもち、早速件の部屋にご宿泊。ホテル創立以来56人が死亡しているという、その邪悪な部屋に。

 1408号室はそれぞれの数字を足すと13。その部屋がある14階とは実際、縁起担ぎで数字を飛ばした13階のこと。そもそもドルフィンホテルの住所も2254レキシントン通り、数字を足すと13。最初の犠牲者が出た年は1912年…と13の影が巧みにちらつく。西欧諸国の多くでは13は不吉な数字。裏切りのユダの数字、ラグナロクの端緒となるロキの数字(…まあ、捻くれて14を死の数字としたゲームブックなんてのもありますがね。)本作ではまさにパラノイア的に13にこだわっているよ。

 いやね、何が怖いって、差し出された希望に手を伸ばすと、それを取り上げられてまた落とされるってのがね。無間地獄の恐ろしさ。そして、カーペンターズの歌「愛のプレリュード」We've only just begunがこんなに不気味に使われたことって、あったでしょうか!いや、ない!曲自体は希望にあふれた、私たち、これからだねっ前途洋洋進んでいこう!っていう曲なのに。その曲が希望を奪い、絶望の淵に追い込むとは。帰宅してからこの曲を普通に聴いていたら、同居人が「怖いよ!」って言ってました。すごい破壊力。

 あと、入室して初めて異変が起こったときにチョコレートがサーブされる。そのチョコをマイクは食べてしまうわけで。冥界、異界に迷い込んだときには、そこで出された食べ物を食べちゃいけないのに!その世界の食べ物を食べるということは、自分がその世界の存在として定着しちゃうことに繋がるから。You are what you eat.

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俳優は誰?
 オカルト作家にジョン・キューザック。ていうかほとんど彼の独り芝居。どんどんオカシクなっていく様が素晴らしいよ。『狂っちゃいないぜ』のときみたいに白目剥き剥き。どうでも良いけど、お姉さんのジョーン・キューザックと顔がソックリ過ぎるよね、彼。

 まあその、ホテルの支配人にサミュエル・L・ジャクソン。LLLジャクソン。Lエルエル…。もういいか。

 マイクの娘ケイティーに12歳のジャスミン・ジェシカ・アンソニーちゃん。12歳よりも年下に見える。線が細くて、お目眼がパッチリコン!可愛い!そして本作での彼女の役は悲しい。怖いと言うより悲しいんだ。

関連作品のようなもの
幸運の25セント硬貨 (新潮文庫)原作短編「一四〇八号室」を収録した本。
幸運の25セント硬貨 (新潮文庫)
スティーヴン キング
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ使われている曲は『愛のプレリュード』。CD。
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ
カーペンターズ
ミザリー (特別編) [DVD]こちらも閉じ込められて出られない!キング原作の映画。
ミザリー (特別編) [DVD]
ジェームズ・カーン; キャシー・ベイツ
暗黒城の魔術師―グレイルクエスト〈01〉 (Adventure Game Novel)暗黒城の魔術師―グレイルクエスト〈01〉 (Adventure Game Novel)
ハービー ブレナン

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コメント


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白 | URL | 2008年12月02日(Tue)15:44 [EDIT]

想像以上に面白かったです。仰るとおり、音ってホラー映画では重要ですね。そんなに音響の良い劇場でもなかったですが、耳鳴り音とかいろいろとびっくりしたり、嫌~な感じでした。

ビルとテッドの記事3つ、勝手ながら拝借しました。ご了承ください。

>白さま。

P | URL | 2008年12月02日(Tue)18:48 [EDIT]

音の使い方がうまかったですねー。あとグロとか血がドバーとかじゃなかったのが良かったですね。もっと心理的な怖さが際立ってました。

ビルとテッド?なぜ?と思って見に行きましたお。そういえばロボでした。w

ホラーが苦手なのに

なるは | URL | 2008年12月06日(Sat)00:24 [EDIT]

珍しく無性に気になっている作品です。

でもどうでしょう…恐いですか…?
『ゴシカ』で時折目隠しをして観るレベルの私では、
退場したくなるくらいの恐さでしょうか…。
ジョン・キューザックの一人芝居も観たいです!

もう少し検討してみます…

>なるはさま。

P | URL | 2008年12月06日(Sat)00:32 [EDIT]

ゴシカほどゲチョっとしてないので大丈夫じゃないですかねぇ…??

どっちかというと映像は美しいです。ちょっと血も出ますが。なんかそういうこれ見よがしな怖さではなくて、心理的で音響的な怖さだと思います。
頑張って観て来てください!!

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