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ミラーズ 【仕方ない 大事な家族 守るため】

tag サスペンス ホラー

『ミラーズ』 Mirrors
2008年・アメリカ=ルーマニア
韓国ホラー映画『Mirror 鏡の中』のハリウッド・リメイク版。監督はグロ・ホラーの名手アレクサンドル・アジャ

 突如、カーソン一家に起きた悲劇。鏡、一家に降りかかる災難…ん?どこかで観たなぁ。鏡が割れたときに呟かれる「7年不幸が続く」も同じだなぁ。昨年末の英国ホラー『ブロークン』と。「7年の不幸」については『ブロークン』のエントリ内コトノハを参照してくださいませ。
  参照⇒ブロークン
ミラーズ (キーファー・サザーランド 主演) [DVD]ミラーズ

コトノハ


"Mirrors are guilty!"
(鏡が悪いんだ!)

 完全にパラノイア状態の一家の父ベン・カーソン。別居中の妻に異常事態を説明しようとするが、話せば話すほどバカバカしく聞こえる。そんなときの一言。ワロタ。

どんな映画?
 英国ホラー『ブロークン』の静謐で漂うような内に秘めた怖さと比べると、本作は非常に直接的でわかりやすい“いかにも”なホラー。言ってみれば静と動。私は前者のほうが怖さを感じるし好きですけど、本作はコレはコレで違った面白さでした。

 タイトルバックの動くシンメトリー映像が万華鏡のようで美しい。この映像が期待を高めてくれます。本編は割りとエグいシーンもあるのでうへぇってなりますが、タイトルバックの美しさは一見の価値あり。この映像こそ『ブロークン』に求めていた映像だったので、なんとも惜しい気持ちになったりして。

 本作の特徴はなんといっても、無意味に大きな音で驚かせたり、主人公がいちいち大げさなリアクションで怖がるのでつられて怖くなる。いわゆるツレ怖。監督はフランス出身ですけど、この見せ方ってとってもアメリカーン!あとほら、ホラー映画定番のBGMっていうの?高い女声が混じったおどろおどろしい音楽。あれももれなく付いてきた。

 話自体はね、結局、婆ちゃん(´・ω・`)カワイソス…というものでした。主人公、自分達家族を守るために無茶し過ぎよー。そこが人間臭さでもあるけれど、観て気持ちの良いものではないね。

 そんなドキドキホラーなテイストを一瞬で消し去ってしまったいくつかのアレ。まず、地下のパイプの上をてってこてってこ歩く鼠。中ほどで漫画みたいにツルっと足を滑らせます。でも4足歩行の強みでたゆまず歩き続けます。ねえ、このシーン必要?笑ったじゃん!緩んだじゃん!これはガス抜き的場面なの?

 最大の弛緩材料は、子供部屋のアニメポスター。『ネギま!?』『ツバサ・クロニクル』の写りこみが、ものすごく緩い気持ちにさせる。この子、なぜに日本アニメオタ?
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俳優は誰?
 主人公、パラノイアなベン・カーソンに英国出身のキーファー・サザーランド。もうドナルドの息子って肩書きがいらなくなったね。TVドラマ『24』シリーズのジャック・バウアーでカロリーメイトなあの人だ。でも『ドク・ソルジャー 白い戦場』『フラットライナーズ 』も面白いよ。あと『スタンド・バイ・ミー 』で不良兄貴やってたね。

 出番は少ないけれど最も印象的な主人公の妹役にエイミー・スマート『バタフライ・エフェクト』のケイリーでした。口が大きいよね。 あ。
 
関連作品のようなもの
Mirror 鏡の中 [DVD]2003年製作の元ネタ、韓国映画。観てないけど、より怖そう…。
Mirror 鏡の中 [DVD]
ユ・ジテ; キム・ミョンミン
はじめての文学 村上春樹 (はじめての文学)村上春樹短編集に『鏡』が収録されてます。
はじめての文学 村上春樹 (はじめての文学)
村上 春樹
アンナミラーズで制服を (双葉文庫―POCHE FUTABA)アンナミラーズで制服を (双葉文庫―POCHE FUTABA)
森 伸之

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コメント


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茶栗鼠 | URL | 2009年01月13日(Tue)23:11 [EDIT]

Pさんこんばんは。
『ミラーズ』、観たいですねぇ。「ヒルハブ」や「P2」のアレクサンドルさんでもあしますし。
「24」が大好きな第一人でもありますし。「バタフライ・エフェクト」のエミリーさんも好きです。
 とにかく、サザーランドさんと、アレクサンドル監督のコンビはどうなるんだろうか、気になります。(観るときは壁紙とかにも気をつけますね^^/

連続投稿すみません。

なるは | URL | 2009年01月13日(Tue)23:34 [EDIT]

>結局、婆ちゃん(´・ω・`)カワイソス…
同感です…かわいそうでした…。

エイミー・スマートの
>口が大きいよね。
笑いました(笑)
もう映画観ている最中はそれどころではなかったですが…。

とにかくに苦手ジャンルもいいところ。
恐すぎて途中退場したくて仕方ありませんでした。
でも
>地下のパイプの上をてってこてってこ歩く鼠
そういえばそういうシーンもあって
確かに和んだなぁと思ったら安心してきました。
ゆっくり鏡を見れそうです(オオゲサな!)

こちらもTB失礼します。

>茶栗鼠さま。

P | URL | 2009年01月14日(Wed)00:11 [EDIT]

あまり期待せずに観てくださいー。
普通です、普通のホラー映画です。オカルトな。
キーファーの顔が親父に似てきて、声も似ていて、なんとなし切なくなる今日この頃です。いや、死んでない死んでない。

>なるはさま。

P | URL | 2009年01月14日(Wed)00:15 [EDIT]

婆ちゃんに詰め寄るキーファーがもう憎らしくて憎らしくて笑ってしまったですよぅ。

エイミータンの元々大きな口が・・・あ。ていうか水が血に染まるの、早すぎでねえかい?とか冷静に思いました。

1408号室のほうは全然こんな恐ろし映像テンコモリではないですよ!こっちのが数段映像的刺激は上ですよ!悪い意味で!

とら次郎 | URL | 2009年01月14日(Wed)22:41 [EDIT]

どうでした?
期待したほどで無かったですよね?
最後の鏡パリーンなシーンって繰り返しすぎで、ホラー映画に似つかわしくなかったし、最後はモンスターっぽくなってるし。

この監督って、こんなホラー作るんだっけ?って目を疑っちゃいました。
トラックバックしていきます!

>とら次郎さま。

P | URL | 2009年01月14日(Wed)22:57 [EDIT]

いかにもアメリカンなホラー映画って感じでしたね。韓国版はどうだったんでしょうか?

面白くないわけじゃないけど、なんかコケオドシ演出が過ぎるなぁってとこで興ざめしちゃいます。主人公の説明が妄言じみていて楽しかったです。たくさん笑いました。

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