猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

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サンダンス映画祭で"The Cove"という日本のイルカ漁を描いた作品上映

tag ドキュメンタリー 動画付き

今年もサンダンス映画祭が開催され話題になっています。

 そんな中、私が気になったのは"The Cove"という米国のドキュメンタリー映画。題材は日本の和歌山県太地町におけるイルカの追い込み漁についてです。私はあまり詳しい方ではないので、書こうかどうしようか思案しましたが、自分なりに書いてみることにしたよ。私はイルカ漁賛成派!

 まずは予告編を見てみてくれろ。英語しかないけれど、映像を観ていただければ雰囲気は伝わるだろう。
またはコチラで綺麗な映像どうぞ。⇒"The Cove"公式サイト


(解体されたものが並んでるの、あれ、マグロじゃね?)

 この映画の趣旨は、イルカの大量虐殺をやめろ!ってこと。曰く、一般の日本人にも知られていない秘密が太地にはある。年間2万頭のイルカの虐殺。食肉に適さない多量の有害物質(メチル水銀など)が検出されている。その肉を魚肉、鯨肉と偽って市場に流通させている。イルカの追い込み漁は入り江が一面血に染まり、殺された母を追って子イルカが岩場に激突する惨劇が繰り広げられている。更にはイルカ(生体)が海外に闇取引されている!

 本編を観ていないので何とも言えませんが、このアメリカ人たちは何を考えているのでしょうか。まず、論点をごっちゃにし過ぎています。それぞれ別の問題として考えなければいけないことを綯交ぜにして感情的に「イルカ虐殺はやめろ!」と声高に叫んでいるだけです。煽るような安っぽい演出の映像を盾に。

 この映画、サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門観客賞を受賞しちゃいました。
  参考⇒(英語)サンダンス映画祭2009年、各賞発表

※追記:アメリカで2009/7/31から劇場公開ですって。全米公開ではなく限定地区での公開の模様。

※追記2:アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞を受けて、日本での一般公開もされる気配。
『未公開映画を観るテレビ』の町山さんが客観的な記事を書いてらっしゃるのでどうぞ。
イルカ漁告発映画『The Cove』と『わんぱくフリッパー』 (やじうまUSAウォッチ)


※追記3:日本公開決定!モザイク処理や事実誤認の情報などの説明字幕をいれる処理で公開日は未だ未定。
『ザ・コーヴ』日本公式サイト
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(イルカ漁について考えてみよう。長くなるので折りたたみます)

イルカに関するいくつかの事実


 イルカとは、鯨と同じである。概ね、小型のハクジラ類の中でも体長4m以下の種類がイルカと分類されている。乱暴に平たく言えば、ちっちゃい鯨がイルカ。

 日本では岩手・静岡・和歌山でイルカ漁が行われており、併せて毎年約2万頭が捕獲される。実際静岡のスーパーでは普通にイルカ肉が売っています。お隣の山梨にも流通しています。しかし、それ以外の地域に住む日本人にとっては馴染みのないものですよね。

だから、「東京で路上調査したところ、誰もイルカ漁を知らなかったのだ!日本人すら知らない隠された秘密なのだ!」と製作サイドは騒ぐけれど、むべなるかな。イルカを食す文化圏外の日本人は知らなくてもアタリマエです。

 そして、映画では太地町ばかりが非難されていますが、全国2万頭のうちの8割がたは岩手だったりします。どうも製作サイドは太地でのみ2万頭が虐殺されていると思い込んでいるのではないか、という疑念が払えない。

 イルカ漁は夏場の限られた期間に行われ、全国併せての捕獲頭数も制限されている。国内的にも、国際的にもまったく違法性がない。

 なぜイルカを殺してはいけないか問答
「イルカは家畜ではなく野生動物だ。殺して食べるなんてとんでもない!」
 魚だってバッファローだってアザラシだって猪や蛙や鳩やカタツムリだって、野生なのに捕って食べてますよね。大体、西洋ではスポーツ狩猟とかしてなかったけ?

「イルカは下等な動物とは違うのだ!もしかしたら我々より知能が高いかもしれないぞ!」
 牛や鳥は下等だから食べて良いとは、なんたる傲慢だろう。下等・高等と決め付けているのは人間です。人間の尺度です。ダーウィンだって人間が高等で昆虫が下等だとは言ってません。イルカは人間とは別の生物であり、別の尺度で生きています。他のどの生物に関しても同様、イルカだけが特別な意味がわかりません。

「でも、芸をしたりあんなに可愛らしいのに!子供達だってチケットを買ってショーを観て楽しむのに!殺さないで!」
 イルカは肉食動物だって知ってます?一頭当たり一日に15kgものエサ(魚など)を毎日食べています。野生のイルカはちょうど猫のように、獲物を仲間同士で弄んで殺す“残虐な”性質です。まあ、なんて可愛らしい!イルカが捕食するのと、人間がイルカ漁をするのと何か違いますか?

 よく言われる西洋人の主張に対する私なりの回答でした。だって、なんだかんだ言って結局、知的で可愛いお友達に対してこんな惨い仕打ちを!許せん!という、それだけな気がするんですもの。

 さて、ヒンズー教では牛は聖なる動物なので食すことは禁止されています。でもヒンズー教徒がその価値観を世界中に押し付けたりしていますか?そんな話は聞いたことがありません。

中国では路上で猫を捕獲して食べています。首輪を付けた飼い猫まで捕獲して食べちゃうのはどうかと思うけど、それでも「可愛い猫を食べるな!」とは私は言いません。それぞれの文化と価値観を尊重すべきではないでしょうか。どの生物が特別な存在で食べるべきでないのか、そんなことを決められる人間がいるでしょうか。

食肉としての利用
 歴史的にイルカ漁をしている地域ではイルカを食べ続けてきました。学校給食にだって出るでしょう。私達国土の狭い日本人にとって、水産資源は命の糧です。牛や豚を飼育するだけでは充分ではないのです。魚・鯨・イルカは貴重な蛋白源!

 日本の自給率はカロリーベースで40%と言われています。今後いつまで輸入食糧に頼れるのかわからないのですから、水産資源は今でも変わらず貴重だと思います。魚・鯨・イルカの漁を続けることは日本の食卓を支える上で非常に重要と言えましょう。

 ただ、この映画でも言われていることですが、イルカ肉の水銀その他汚染レベルがパねぇって話。これはここまでのイルカ肉食用の是非とは別問題・別次元。どれだけの汚染レベルで人体にどれだけの害があるのか、摂取許容量はどれだけか、といった問題になってきます。

これは日本政府で調査して国民に明らかにすべき。健康被害を恐れて地元の学校給食に出されなくなった、という情報もあるようです(要調査)。

 映画では、「この汚染イルカ肉が、汚染の事実を隠蔽したまま流通している。果ては鯨肉や魚肉として市場に出回っている。政府ぐるみでの悪行だ。」 と言っているそうです。それが事実ならケシカランことですが、正直予告編など観てますと綿密な調査が行われたとは判じがたいわけでね、うん。

 水銀など有害物質による汚染レベルと健康被害については政府に調査・公表をしてほしいですね。でも鯨・魚に偽装して流通ってありえますかね?鯨ならありえるかね。いずれにしろ、ソレとコレとは別問題なのに一緒くたに語られても困るよね。

過剰な保護の末に困るのは
 昔から持続可能なイルカ漁を行ってきて、イルカは絶滅危惧種でもなくうじゃうじゃ存在している。過剰に保護したらどうなるのか?

 例えばオーストラリアでのカンガルー大虐殺を考えてほしい。あれは人間が観光資源だからといって手厚く保護したがために数が増えすぎたわけだけど。その結果、“環境に悪影響を及ぼす”と判断されて今や大量に殺しているわけですよね。

 イルカも同じことです。イルカに食われる魚の量は1頭あたり毎日15kg。どんどんそれが増えていくことを考えてください。絶滅の危惧される大型の鯨類とエサの競合関係があるので、イルカが激増すれば大型鯨類の食糧は激減します。飢えて死ぬお。

 増えすぎたイルカのせいで日本の食卓にあがるべき魚が減少したら、どうしたら良いんでしょうか。健全な漁業を維持するために、たとえイルカ肉が汚染されていて食用に適さなくても、イルカを狩ることがイケナイことだとは私は思いません。農業でも害虫・害獣駆除をする、それと同じじゃないか。勿論食用にできれば一番良いけど。

まとめ
 イルカや鯨を殺すことになぜか過剰に反応する人々がいる。知的で可愛らしい動物なのだから、相応の処遇をすべきだと。自分達だけそうしてれば良いのに、わざわざ日本の漁場までやってきて漁を妨害する。なんて厚かましいのだろう。こんな映画を作ること自体ナンセンス。アメリカ人の感情論に振り回されたくない。価値観を押し付けられたくない。

 で、思ったんだけど。これはもしやアメリカの食肉業界の陰謀なのでは!ハッ!こうやって日本の漁業を妨害することによって食糧不足にさせ、日本にアメリカ牛を買わせようとしているのでは!牛はアメリカが育てるから、日本はそれを金出して買えよ、ということか!!恐ろしいわ~。とか妄言も吐きたくなりますわ。

 それと、有害物質や偽装出荷の話は別問題なんだからね!それはそれで追求すべき。にほんブログ村 映画ブログへ
 
 
参考サイト:
■(英語)"The Cove"公式サイト
■(英語)映画"The Cove"出演者リチャード・オバリー氏インタビューThe vultureより
■(英語)映画"The Cove"が日本のイルカ大虐殺を暴くPlanetsaveより(コメ欄荒れてます)
■(英語)サンダンス・レビュー"The Cove"Cinematicalより(べた褒めですよ)
■(英語)日本のイルカを救おうSaveJapanDolphins.orgのサイトTOPページ
■(英語)IWC 国際捕鯨委員会サイト
日本鯨類研究所FAQ日本鯨類研究所より
日本捕鯨委員会サイト

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コメント


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さすらいの毛玉さん | URL | 2009年05月08日(Fri)02:23 [EDIT]

私は捕鯨(乱獲ではなく適性量の)賛成派です。それでも、正直、わたしは日本人がイルカを食す事を昨日知って少なからずショックを受けました。たぶん、あの映像も影響していると思います。しかし、わたしも全くあなたに同感です。クジラもイルカも、豚も可愛い動物です、と同時に大切な食料源です。イルカだけを例外視する根拠がありません。その土地土地で営まれる食習慣を、他者が非難することがあってはいけないと思います。ドキュメンタリー映画なのに、公平性も客観性も欠く予告に不信を覚えます。また日本をミスリードする映画が作られたんだなぁと残念に思います。管理人さん、ありがとうございました。

>さすらいのお方。

P | URL | 2009年05月08日(Fri)11:38 [EDIT]

内海が真っ赤に染まる映像はショッキングですよね。
でもそのショックに立ち止まって思考停止してイルカ猟反対!となっちゃうと、それは違うように思いました。

いよいよアメリカでの劇場公開も決まり、そうするとある種洗脳された人の非難の声が日本にも届くでしょう。これに対し、日本もきっちり意見を表明すべきだと思います。

お立ち寄り&長文を読んでいただいてありがとうございました!反応がいただけて嬉しいです。

とおりすがり | URL | 2009年07月20日(Mon)23:00 [EDIT]

イルカを残酷に殺す映像が広まってるけど、あれは10年くらい前のもので今はもっと早く殺すようにしているとか。それなのに古い映像を広めて日本は残酷とか言ってるのは腹立たしいです。

大体、原爆で大量殺戮した国に、現在進行形で人を殺しまくってる国に、生活のためにイルカを取ってることを批判されたくない。こんな映画まで作ってふざけるなという思いです。

なんか、アカデミー賞ドキュメンタリー部門とか取って世界的に宣伝されたりしないだろうなと恐れています。

世界で批判が高まってるけど、日本人は全く知らないのがなんだかなぁという感じです。僕も生涯知らないままでいたかったかな。

>とおりすがりさま。

P | URL | 2009年07月21日(Tue)10:02 [EDIT]

現在はどう狩りをしているのかとか寡聞にして知りませんので、古い映像かどうかは私には何とも言えませんが。あのアメリカ人たちは何年も毎年邪魔をしに来日しているとか。それが彼らの商売なんでしょうね。これはイルカがどうとかじゃなくてビジネスなんだろうと思います。

アメリカでは原爆は英雄的行為として賞賛する派も少なくありませんよね。エノラゲイがスミソニアンに誇らしげに飾ってあるし。ある意味、戦争を早く終わらせた英雄ではありますが、それにしたって2発目はいらんだろ、と。

アカデミーはどうなりますかね?サンダンスでは観客賞でしたから、知識人には好かれないタイプの映画かもしれません。それにアカデミー会員も映画の日本マーケットへの配慮をするでしょうから、ノミネートもしないのではないかと予想。

日本ではほとんど話題になってない映画ですが、話題にするべきだと思います。どうせ理解してくんないからって放置を決め込んでるんだろうと思いますが。きちんと反論すべき。それと水銀汚染のこともきっちり調査・発表してほしいですね。

YUKI | URL | 2009年07月30日(Thu)15:17 [EDIT]

猫の毛玉さん、

今、全米公開に先駆けてコロラドのデンバーで観て来て家に帰ったところです。
実は観る前に毛玉さんのブログを拝読しました。エラく調べてるな、感情的だなとなんとなく思いましたが、youtubeなども見て自分なりに準備して行きました。いろいろなリアクションを踏まえた上で日本人として実際に感じるところを大事にしようと思って。

そしたらやはりとても感情的な映画でした。
元々「わんぱくフリッパー」に出てた人がペットとしてイルカを飼ってた経験からとにかく「何が何でもイルカを殺しては行けない」というextremist の考えが起因しています。あの「割り箸には大反対、でもクリスマスツリーは毎年本物の木を使う。布やぞうきんやハンカチではなくすべてペーパータオル。スタンダードはどこ?(話がそれてすみません)

以下にはアメリカでは 308,000頭のイルカ/クジラ類が死んでいるというデータがあります。2003年の物ですがDUKE大学などちゃんとした大学が出したデータです。日本の15倍?まあ「網にかかって死んでしまう」らしいですが、この映画を作った方々はこっちの救済に動けば良いのでは? ニカラグアだの他国のイルカがひどい目に会ってて、それを助けているみたいな「正義の味方」ぶりですが、自国で死んでいるイルカ/クジラには全く触れず。。。。Fix your own problem!

http://www.highbeam.com/doc/1P2-13168889.html

映画の全編の半分ちょっとは、隠しカメラの装置、カメラクルーのグループで入国、和歌山の太地の漁師の人々の反対を押し切って嘘をつき、「立ち入り禁止」の場所に侵入しまくり、「盗み撮り」した過程をまるでヒーロー物語のように作っていました。土足で知らない人の家に入って、掃除していない2階奥のトイレの写真を公開したみたいな。

ただ甘かったのはイルカを殺している理由づけが「漁場を荒らす」という一言の説明に終わってたこと。(イルカを死なせることの利は何なのか、食肉としては需要がないとするとその肉はどこに行くのか? 水族館でのエサ?)

あと、水銀値について。「第二の水俣病があるのでは」というアメリカ側の疑問に対して、映画の中で日本人spokesmanは「ない」と言いきったけど、本人の髪の毛から水銀が検出されたこと。。。やはり大人よりも乳幼児にはかなり影響があるそうなので学校給食にはイルカ肉を出すのを辞めたと言う過程がやはり弱いかも。しかもその彼が最後にクビになったことなど(理由は不明)不透明な部分は煽るような終わり方でした。

最近でも食材の出自に関する嘘(ドコドコ産ナニナニ)がどんどん出てる中国、じゃなくて日本にも「ケオス」があることを実感。

あとやはり日本語を解るスタッブは見えるところにはいなくて、出て来る日本人の方々の英語を聞いているとどうしても語彙が足りなかったように思います。完全に受け身で、日本語ならもっとうまく説明できただろうなとは思います。それだけのことでも誤解が出てしまうかも。日本語の解るスタッフとかバイリンガルの日系人とか使ってコミュニケーションできなかったのかと残念です。

長くなってすみません。今晩の映画終了後にコロラド在住のプロデューサーとカメラ技術者が質問に答えるセッションがありました。来週からNYとLA で公開、その後、限られてはいますがいろいろなところで公開されるので日本人の方も観られるかも知れません。プロデューサーは日本でも公開を目指したいと言ってましたが、日本の皆さんがどんな風に思うのか、そう言う意味では多くの日本人に見てもらいたいです。

参考:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000021-flix-movi




>YUKIさま。

P | URL | 2009年07月31日(Fri)09:30 [EDIT]

観た人の貴重な感想、ありがとうございます。

監督のインタビューでは、イルカの保護が目的じゃなくて水銀汚染された肉が人の口に入ることを問題視している、と言ってましたが。どうにも日本人向けの言い訳なんじゃないかと感じました。

それでも確かに水銀汚染の話はきちんと日本政府に調査してもらいたいですね。鯨肉偽装、もあまり考えられないことですが、あるとしたら偽装することが問題。偽装する意味がわかりません。イルカ猟をする地域周辺ではイルカ肉はスーパーで普通に売っているのに。イルカも鯨も同じですしねぇ。

2003年のニュースですが、登録せずに読める文だけ読みました。これは米国だけでなく世界的にって数字ですね。世界的に漁業のせいでこれだけ誤って網にかかって死んでると。でも漁業はやめられないので、仕方ないですよね。で、その誤って死んだ鯨類をどうしてるんでしょうね。それはもう食べれば良いと思いますが(人体に安全ならば)。もしくは海に捨てて魚の餌にするか。

しかし撮影許可なしの違法行為の末に撮った映像で映画作って儲けるって、なんだかゲンナリします。

イルカが増えれば魚が減る。人の食べる分が獲れなくなるのだから駆除するのは自衛手段でしょうに。そうやって昔から続いてることに、その土地に住まない人が文句を言うのってどうなんでしょうか。それに、日本に来て何かを主張したかったら、まず日本語を学べと。できないのなら最低限自ら相手を理解することに努めろろと。YUKIさんのご覧になった感じでは、できてなさそうですね。やっぱりなぁと思いました。

どうにも金儲けの匂い、ビジネスでやってるんだなという印象が拭えません。やっぱり米国食肉業界の陰謀かしら。日本人は米国産牛肉を食え!と。それこそゴメンなわけですが。

YUKI | URL | 2009年08月01日(Sat)01:49 [EDIT]

猫の毛玉さま

読んで頂いてありがとうございます。しかも的確なご指摘ありがとうございました! そうですね、この記事はアメリカの数ではありませんでした。すみません。

映画の最後の方に漁師達がもりでイルカを刺しまくり、イルカの鳴く声が響き渡る中、湾一帯が真っ赤な血の海に染まるという悲しくひどいシーンが印象的でした。

イルカをこの隠れた湾に追い込み、ショーなどのために全世界から買い付けに来る人たちに売った残りを殺して肉にしているということのようです。そこで一儲けできるルートがあるんでしょうね。。。給食用に売るという計画は水銀のことも考慮したか、他に反対があったのか、断念したとありました。スーパーに「うでもの(いるか)」と書かれた肉が売っているのも映像に出てましたが。

この田舎の小さい町では皆が暗黙で知っていることなのかも知れませんね。でも太地の人たちが誰に対しても隠蔽していたこと、ほとんどの日本人が知らないことで、映画の中では日本政府や国というより太地の漁師が非難のターゲットでした。今後公開されていくうちに日本が責められるのかどうか。。。

私は猫の毛玉さんのおっしゃるアメリカ側の「金儲け」というのはあまり読めませんでした。イルカを殺させないという、そこは純粋(というか盲目的)な「動物愛護」があるかとは思います。イルカは特別だ、頭がいい、人間とコミュニケーションできるなど、映画の初めの方でだいぶん強調されていました。

どれくらいのイルカがどれくらい和歌山の漁場を荒らしているのか(?)、イルカだけでなくイルカが食べている魚に含まれている水銀値のデータはどうなっているのか、アメリカではイルカがどれくらい死んでいるのか、死んだのはどう処理しているのかとか、科学的なデータが欲しかったです。

なんか日が経つとやっぱりIWCなど国際組織で「捕鯨禁止」と決められているし、エスキモーなど捕鯨に依存してるわけではない日本が数が減っている鯨類を食べるのはちょっとなあとトーンダウンしてきてしまいました。。。


>YUKIさま。

P | URL | 2009年08月01日(Sat)10:11 [EDIT]

> 映画の最後の方に漁師達がもりでイルカを刺しまくり、イルカの鳴く声が響き渡る中、湾一帯が真っ赤な血の海に染まるという悲しくひどいシーンが印象的でした。

でも動物を殺すシーンはどの動物でも悲しいですよね。牛だって豚だって、その屠殺現場を見せられたら悲しく思いますね。バッファーロー狩りなんかも。中国の路上で茹でられる猫も。ビジュアル・ショックで感情に訴える手法だなぁと思います。

猟は仕事だしビジネスなのだから、儲けるためにやっているのです。水族館に売ることは国際法で禁止されているのでしょうか?私はその辺、寡聞にして知りませんが。禁止されているなら何故禁止されているのか。買い手はなぜ禁止されていても日本から買うのか。水族館にイルカがいるのは普通の光景ですものね。ここら辺は私は調べる気がないので放置しますね。すいません。

学校給食に出ていたかどうか、きっと調べれば確かなことがわかるんでしょうけど、そこまでしません。きっと出ていたと思います。私達の世代は鯨肉が給食に出ていましたから、イルカ肉がイルカ猟の盛んな地域で出ていても何ら驚くにあたりせん。本文にも書きましたが、静岡のスーパーでも普通にイルカ肉が売られています。食肉だから。ここまでは何も悪くないと思います。ただ、水銀汚染については調査・公表すべきと繰り返し言っておきますが。そしてそれは日本政府か、もっと公平な組織がするべきかなぁと。

本文でも書きましたが、日本では年間2万頭の狩猟が認められています。その8割は岩手で残り2割が静岡と和歌山(太地)。割り当てはきっちり頭数で管理されています。何も隠蔽されていることなどなく、きちんと公表されていることです。ただ、イルカ猟を行う地域の圏外で生まれ育ったら、知らなくても無理はないと。何でも同じですよね。太地が非難されるのはお門違いだと私は思います。水銀汚染が現実に半端なくて、それを知っていながら食肉として流通させているとか鯨肉に偽装しているなら問題ですけど。

金儲け感というのは、映画を作ったことがまず一つ。本当に世界の人に知ってもらいたい!と思っていたらTV番組として製作した方が観る人が多いでしょう。特にアメリカではケーブルテレビなんかでネイチャー系のものを多くの人が見れる状況のはずです。TV番組でも金が動きますが、知って欲しい!と思うなら番組を世界中に安く売るでしょう。あと一つ、こういう活動をすることで、どこかの誰かが団体にお金を渡している可能性です。私の米国食肉業界の陰謀説はただの冗談ですが。私はこれ以上調べる気はないので、この場でどこが怪しいなどと言う気はありません。

あと、国際法に違反した猟をしているわけではないですよ、日本。数が減っている鯨類、というならイルカは今や多すぎるんじゃないかと私などは思いますが。本文にも書きましたが、イルカが増えれば大型鯨類の食料が激減して飢え死にして、本当に頭数の減少している鯨類がもっと減ります。

今現在は捕鯨に依存していませんが、過去は依存していました。貴重なタンパク源!そして、これからだってわかりません。世界人口が増加する中、食糧危機も起こるかも知れないのです。未来を考えて捕鯨なりイルカ猟なり続けていくことが悪いとは私には思えません。繰り返しますが、それと水銀汚染問題は別。

ビッケ | URL | 2009年08月25日(Tue)20:03 [EDIT]

はじめまして。新聞でいるか漁と映画のことを知り、いるか漁を検索してきてブログを読ませていただきました。
私は、自称 動物愛護のエコロジストですが、この件の意見はまったく猫の毛玉さんの意見に同感です。
本当にこのアメリカ人たちは何を考えているのでしょう??よく思うのですが、彼らはよくあるハリウッド映画のまま行動するようなことがよくありますね。
法を破っても正義のために突っ走る刑事みたいな・・・ヒーローになりきっています・・・
私は映画をみていませんが、予告を見た限りでは、
彼らの勝手な行動、勝手な思い込みにあきれます。
もっといるか漁について調べて、考えてから殺すのがだめうんぬんいってほしいものです。
私はいるか漁のことは知りませんでしたが、調べてみるとでてくるし、日本人にも隠されている!とは思いません。たぶん、皆ただ知らないだけでしょう。秘密というものとは違うような・・・
よほど、アメリカ人のほうが、政府に知らされてないことが多いと思いますが・・・
アメリカで飼い猫をかわいがりながらそのつめを家具を守るためにはぎとるのは?
アメリカ軍ではいるかを軍に使ってると聞きます。それが本当ならそれはいいのでしょうか?
牛に本来牛が食べないものを食べさせたり(他の牛の肉)鳥を普通の何倍もの速さで育てたり、鮭を遺伝子組み替えて早く成長させたり、そんなのはどうなんでしょう?
この人たちは皆ベーガンで、革製品やダウンなどは使わないのだったらまだ話はわかりますが。
なんかうまくまとめてかけませんが、とにかくこのアメリカ人の勝手な言い分や行動にあきれています。どうせ無許可でがんばってドキュメンタリーするなら自分の国で起こってること、自分の国が他の国にしている許されがたいことをしてほしいものです。(他国がアメリカで無許可で撮影できないでしょうから)
長くなりましたが、猫の毛玉さんの意見に賛成といいたかったのです。

>ビッケさま。

P | URL | 2009年08月26日(Wed)00:33 [EDIT]

ご意見ありがとうございます!

率直に言って、この映画に関しては、なんだかエラそうに自分達の価値観を振りかざしてくるっていうのが気に入らないんですよね。

確かに国民に知らされていないこともあるのかもしれませんし、それが水銀汚染レベルの高い肉の流通だったら問題ですけども。クジラ肉に偽装っていっても、イルカが汚染されてるならクジラも同じなんじゃね?とも思います。だって大きさ違うだけの同じ生きものだしなぁ。

米軍のイルカ兵って、どうなんでしょうかね。そこはわかりませんが、潜水艦の出す音波でイルカが苦しんでいるというのは聞いたことあります。

まあ、日本を叩きたいだけでしょうから。イルカ猟自体は日本だけがやってるわけでもないですしね。
なんで太地だけをターゲットにしたのかもわかりかねますね。いろいろ裏の事情がありそうなことは確かです。金の臭い、プンプンです。

まあくん | URL | 2009年09月03日(Thu)14:37 [EDIT]

はじめまして、こんにちは。
人間が食べるために生き物を殺すとしても、
「なるべく苦痛の少ない方法で」ということが大切だと思います。
この点、捕鯨やイルカ漁には問題があるように見えますね。

>まあくんさま。

P | URL | 2009年09月04日(Fri)02:58 [EDIT]

現在では“苦痛の少ない方法”になっているようですよ。
虫とかバシっと瞬殺したり、魚を素手で触ってリリースしたり(魚側大ダメージ!)、漁業なんてほとんど息できなくて苦しんでる(かどうか知りませんが)わけですよね。鶏の首落とすのは苦痛が少ないんでしょうかね?生だこや生シラスの躍り食いとか惨いですよね。蟹も生きたまま茹でるのが普通ですしねー。釜ゆで地獄!

Daniel | URL | 2009年10月08日(Thu)10:27 [EDIT]

「イルカや鯨を殺すことになぜか過剰に反応する人々がいる。」
と書いてありますが、毛玉さんのブログを読むと
「外国人が日本を批判することになぜか過剰に反応する人々がいる。」
と思わざるを得ません。
映画を観ずに映画を拒否し、長々と映画の矛盾点を書くのがどうしてでしょうか。

推測ですが、この映画の内容を知り、予告を観る前からこの映画を嫌うことを密かに決めた感じがします。日本人チームが同じ映画を作成していたら、もっと素直に受け取り、動物愛好家として反応できたのではないかなと思います。毛玉さんのことを何も知らずにこんなことを書いて申し訳ないのですが、自分に聞いてみて下さい。

日本に来て、7年経ちますが、一つ習ったのは、日本を批判する外国人は嫌われます。現代の政治家であれ、歴史的人物であれ、日本文化・食事など、その場の雰囲気を壊したいのであれば、それらを一つだけでも批判すればできます。「お前、この日本について何を知ってるのか!」という雰囲気になってしまい、直接に目を見てくれる人はいなくなります。

「わざわざ日本の漁場までやってきて漁を妨害する。なんて厚かましいのだろう」のようなコメントを読むと本当に悲しくなります。
もちろん、イルカを殺すことは牛を殺すことよりひどいとは思えません。動物に対する虐待は日本でもアメリカでもあるでしょう。しかし、この映画の監督さんは牛やバファローが好きな方ではなく、イルカが好き方です。なら、イルカを殺す日本の町に来てもいいんじゃないですか。「あっ、僕はアメリカ人なので、日本を批判するのではなく、自国の良くないところを調べるべきだ」と思って欲しかったですか。

ちょっとうるさいコメントかもしれませんが、毛玉さんの批判の中、何割が本当に映画に対する批判、何割が日本を批判して欲しくない気持ちなのか、考えてみて下さい。

>Danielさま。

P | URL | 2009年10月08日(Thu)15:31 [EDIT]

日本が外国人に批判されることに対しての憤りでは全くありませんので、そこは誤解されてるようです。
ダニエルさんが日本在住のアメリカ人なのでしたら、そういう誤解をされるのも無理ないと思いますが。
日本人がまったく同じ内容の映画を作ったとしたら、私はやっぱりコレと全く同じことを書きますよ。

これは、ナニジンだからわかってない!とかそういう類の話ではありません。
ただ、今回の映画がたまたまアメリカ人が作ったものなので、書き方はアメリカ人批判になってしまったかもしれませんね。すみません。勿論アメリカにも、イルカ漁は放っといてやれよ、と考えている人達もいますよね。

私がこの映画を拒否しているのは、観なくても考え方が伝わってくるからです。映画というのは何かを伝えるために作るもの。私は彼らが伝えたいことをもっと知りたいとは思いません。
私が書いたのは映画の矛盾点ではなく、一般的なイルカ信者の皆様への文句です。映画を観ていないのだから、映画の矛盾点など書きようもないので。
ただ予告編からは調査の杜撰さがしっかりとうかがえます。事実と違うことを言ったり、マグロをイルカだと思わせるような映像を使ったりしてます。そんな映画に信頼性など、私は期待できません。

日本を批判する外国人が嫌われるというのは、まあアタリマエなんじゃないでしょうか?アメリカを批判する他国の政治家はアメリカで嫌われているのではないでしょうか?アメリカの帝国主義を批判したカストロはどうでしょう?そういうのはお互い様だと思います。

文化の背景や成り立ちを学んで理解してから批判されるのでしたら、そういう考え方もあるよねって気持ちになりますが。日本人は、どうせ説明してもわかってもらえないって思っちゃってダンマリになるのが欠点ですよね。私も若い頃は、海外に行って捕鯨批判されても文化的説明をしませんでした。どうせわかり合えないから面倒くさいって思って。よっぽど親しい人でないと、説明する気がおきなかったです。反省。

最後に。イルカ漁でしたら日本だけでなくアイスランドやいろいろな国で行われています。なぜ日本をターゲットにするのでしょうか?それも太地を?岩手が日本のイルカ漁獲量の8割を占めているにもかかわらず?太地でしか漁が行われてないと思い込んでいるのでしょうか?だとしたら調査が甘すぎます。甘すぎて溶けちゃいそうです。

つまりこのエントリは根本的には映画に対する批判ではなくイルカ信者に対する批判でした。
日本が批判されたヽ(`Д´)ノムキー!ってのは0割。

ゆか | URL | 2010年02月06日(Sat)00:15 [EDIT]

あなたの文章を読むと一目瞭然です。映画を観ていないこと、日本という囲いの中で生活しているため地球規模でものを見ていないこと。
世界が何故、商業用捕鯨を禁止しているのか不思議ではありませんか。まだ日本が捕鯨できるのは、商業用ではなく科学調査という表向き理由をはりつけているからで、それができるのも鯨のことなどかまっていられない貧困状態にある小さな国々に日本政府がお金にモノをいわせて、「捕鯨賛成票」を出させているからだと、ご存知ですか。
イルカ入り江追い込み猟が残酷な殺し方だから、世界で問題になっているのです。日本政府がそれを隠していることが問題なのです。だから水銀は別の問題ではありません。イルカを食べることで水俣病の再来を招くことを政府が隠していること。 人に毒を与えるために残酷な殺し方でイルカが狩られている、ということは日本人が最も知らなくてはならない事実です。
あなたのように世界観に欠ける日本人が多いことは悲しいことです。字幕付きで映画を観ることをおすすめします。

>ゆかさま。

P | URL | 2010年02月06日(Sat)01:50 [EDIT]

勿論、この映画を観る気はないです。と、書いたと思いますが書いてませんでしたっけか。
ゆかさんはご覧になったのですね!それで映画のすべてをそのまま受け容れたといったところでしょうか?それはそれで、ゆかさんがそう考えたのなら別に良いと思います。
具体的な行動を起こして捕鯨に反対するなり、イルカ漁のことについてサイトやブログを作るなりすれば良いと思います。そうしたらURL教えてください!勉強させてもらいますから!

本文で書いたとおり、私はそんなに詳しくはないけれど。増え続けるクジラ類を保護の名の下に放置すれば絶滅危惧種である大型のクジラがこの世からいなくなるかもしれません。個人的には、絶滅というのも大きな地球の流れの中での自然現象なので、絶滅したって仕方ないとも思っていますが。生物は絶滅を繰り返してここまで来てますからね。でも出来れば大型クジラに存在していて欲しいとも願っているわけで。

調査捕鯨しか許されないのもオカシナ話だと、私は思います。クジラはなんで食べちゃいけないんでしょうか?クジラは日本だけでなくノルウェーやらアイスランド(でしたっけ)でも漁が行われていますよね。それは良いんですかね?日本だけはダメなんでしょうか?ゆかさんは世界観とやらを身につけておいでのようなので、その辺はゆかさんの方が詳しいのでしょうね。

イルカ漁のシーンが映画で流れたと思います。ああいう映像を見れば誰だって可哀想だと思うし、眉をひそめたくもなるでしょう。でもじゃあ鶏や牛や豚の屠殺解体の映像を見たら、どうでしょう。それは仕方ないのでしょうか?残酷ではないのでしょうか?魚は?水揚げされて苦しそうな大量の魚を見て、大量殺戮だな、とは思いませんか?私達は生き物を殺すことでしか生きられません。残酷な生き物なのですよ。その自覚を忘れないことが大事なんじゃないかなぁと思います。

あと、イルカ漁そのものを政府が隠しているってことはありません。知らない国民もいるけど、知ってる国民もいる。情報はどこにでも転がっています。ゆかさんはご存じなかった、というだけで、政府が隠蔽しているわけではありません。映画の中で恐らく街頭インタビューしてたと思いますけど、あれは東京なんじゃないでしょうかね?ゆかさんと同じで、ただイルカ漁の存在を知らない人達ですよね。

水銀については実質的に健康被害が報告されているんですか?原因がイルカに含まれた水銀で?イルカに含まれているならクジラにも含まれているはずで、マグロにも含まれているはずです。毎日たくさんイルカを食べ続けるわけじゃないのだから、水俣病と同じことにはならないのでは?

ニュージーランドに滞在していた頃、英国人やオランダ人のルームメイトに「今、南島で日本人がイルカやクジラを捕っている!けしからん!」と言われたことがあります。その時は、どうせ説明しても白人には理解できないだろう、と思ってスルーしちゃったことを今は後悔してます。白人に対する偏見が私の中にあったから、そんなことしちゃったのですよね。人種は関係なくて、きちんと理解しているアメリカ人もいれば、無闇にワケも分からず捕鯨反対を唱える日本人もいる、ということでしょう。

勿論、理念があって捕鯨反対!イルカ漁反対!と言うのは、それはそれで良いと思います。反論されても貫けば良いと思います。

私はこの映画にお金を払う気はサラサラありません。TVで放映したら見てもいいかなぁと思っています。

根拠なき信念

ジョーカー | URL | 2010年03月09日(Tue)06:34 [EDIT]

はじめまして
このドキュメントがアカデミー賞受賞となったことは、それなりの評価を受けたという事実として認めなくてはならないと感じています。

見え隠れしているのは、古くから生活の糧として漁を行って来た慣習のある土地の人々と近代ヨーロッパ型の「愛」とでも呼べるような倫理観の対立でしょうか。

イルカ漁反対の根底で動作しているのは、憐人愛に近い感情ではないかと疑っています。この「愛」は、それを受け入れることのできない人々には無力なので、この「愛」を正当化する理由付けをさまざまに求めてしまうようです。けれども、根拠なき信念としての「愛=哀しみ」は、その理由付けに失敗してしまうのでしょう。しかし、敗北することもないのです。信念は、論理(理屈)ではないので・・・

イルカ漁擁護派の人々は、その理由付けのところで論駁し、論破できたとして、「根拠」の脆弱さを指摘することはできます。また、イルカ漁に、商業捕鯨を調査捕鯨に書き換えるように、世界的な承認を取り付けるようなこともできるかもしれません。でも、それも無駄なことなのだと感じます。相手は、「愛=哀しみ」という根拠なき信念(不死身の身体)なのですから。

とてもデリケートな問題ですね。今は、そんなことを噛み締めています。

>ジョーカーさま。

P | URL | 2010年03月09日(Tue)14:43 [EDIT]

まさにそうでしょうね。
イルカに対する愛情からでる抗議運動でしょう。その思いを利用して金や政治に利用しているのが嫌いです。
でも、私も猫に対して深い愛情を持っていますが、中国の路上で茹でられる猫たちを助けねば!とは思いません。愛が足りないのではなく、理性のお陰です。哀しみや残念な気持ちは自分の中だけに止めておけます。

アカデミー受賞は正直驚きましたが(サンダンスでは観客賞どまりですから)、アカデミー会員が感傷的なだけかとも思います。元々アカデミー賞に権威なんかありませんしね。とはいえ、一般大衆には広く受け容れられる映画なのだ、ということは事実。日本はきちんと説明せねばならなくなるでしょうね。

キリスト教的人間中心主義のせいでわかり合えないのかなぁと最近は思います。日本では食事の前に「命をいただきます」と言う意味で食卓にあがる生き物その物に対して感謝をする。キリスト教では「神よ、食事を与えてくださって感謝します」なんです。この文化の違いは大きいんじゃないかと。

人間を養うためにこの世に存在する生き物(牛、豚、鳥など)という考え方が、私には馴染めません。イルカや鯨が人間に近い(ほ乳類、知能が高い)から、彼らを食べてはいけないと思っちゃうんでしょうか。

虹の国は遠いなぁと、思います。

ななしです | URL | 2010年03月16日(Tue)17:23 [EDIT]

隠し撮りをして他人の肖像権を侵害しておいて、自分たちは著作権を振りかざす。さすが白人至上主義者はダブルスタンダードですね。

>ななしですさま。

P | URL | 2010年03月16日(Tue)19:48 [EDIT]

この映画関係者が著作権どーのって言ってるのですか?
最近はあまりこの件を追いかけてないのでわかりませんが。
アメリカ人にもいろいろなので、違う意見の方々もたくさんいらっしゃるようです。

ちょっと陰謀論すぎるかと

おいよおいよ | URL | 2010年06月17日(Thu)06:11 [EDIT]

この映画が感情で作られたものだというのには同意しますが、アメリカ食肉業界の陰謀だというところにはちょっと賛同しかねます。

イルカ肉の流通量なんてたかが知れてますし何よりあの味は人を選びます。牛や豚や鶏の味になれた大多数の人は食べられないんじゃないかと思います。
ハクジラもヒゲクジラも同じクジラだと思って食べると後悔しますよ。
食肉業界の陰謀なのはむしろ大型のクジラ類とかマグロとかそこら辺なのではないでしょうか。

>おいよおいよさま。

P | URL | 2010年06月17日(Thu)23:07 [EDIT]

はあ。そこの文章が冗談だと気づいてもらえなくて残念です。(´・ω・`)

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