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プレデターX 【ただ呆然 何が何やら 混沌と】

tag SF ホラー アクション スプラッター

『プレデターX』 The Creature of the Sunny Side Up Trailer Park
2004年・アメリカ
超低予算B級ホラー・アクション。プレデターのシリーズとは何の関係もないのでアシカラズ。

 監督・製作はクリストファー・コッポラ。コッポラ。…コッポラ?あのフランシス・フォード・コッポラ『ゴッドファーザー』などの監督)の甥御さんですって。同じ甥でもニコラス・ケイジとこうも才能が違うものかー。…え?ニコラス刑事の兄ですって?ははぁー・・・。

 原題は“目玉焼きトレーラーパークの怪物”て感じ。トレーラーパークというのはトレーラーハウスで生活する人たちを集めた居住区画のこと。『僕らのミライへ逆回転』ではジャック・ブラックがトレーラーハウスで生活してましたね。パークでなくて単独だけど。Sunny Side Up=サニーサイドアップは片面焼きの目玉焼き。私の好きな両面半熟焼きはover-easyって言います。
プレデターX [DVD]プレデターX [DVD]
アンドレ・ウェア
スティーヴ・ヘデン

コトノハ


"together…together…together…"
(共に…共に…共に)

突如現れるオビ・ワンのような婆ちゃんが言い残す言葉。とってもシュール。

どんな映画?
 一言で言うと“凄い”。大笑いできるチープなB級ホラー。これは良い物件!心の広い人は観て笑って、そして忘却すれば良いよ。

 オープニングは昔のホラーっぽい演出。心なし『マーズ・アタック』風な気がせんでもない。ちょっと期待が高まったりして、こっぴどく裏切られるんだけど。なんだ、思わせぶりなビッチか。

 中心となるのは遺産を相続するためにそれぞれトレーラーパークにやってきた二人の兄弟。王道のバディ・ムービー的展開が繰り広げられるよ。全体として、安っぽいバディ・ムービーであり、エイリアン的SFであり、スプラッタもあり、オカルトもあり、子供との触れ合いドラマありのテンコモリ。しかもどれも中途半端なの。ヽ(´ー`)ノわぁい!

 もうね、プレデター全然関係ないから!っていう。そこで怒るよね。原題で気づいてたけどさ。宇宙から飛来した何らかのクリーチャーなんだけど、彼の名前はブラッド・ヘッドだって村人皆が言ってた。

 まあ、まともに考察しようなんてまったく思わないし、ツッコミどころはあり過ぎて全然飛び出さない黒髭危機一髪の樽レベルだし。それでも一応、声を大にしてツッコミたいポイントがあるんですよ。

 底なし沼みたいなのが出てくるのね。そこに生贄(ヒトとか)を置くと沈んでいくような。それがさ、終盤いつの間にか普通にただの泥濘(ぬかるみ)扱いになって、その場で戦いまで始まって呆気にとられた。地盤しっかりしてんじゃんか!

 あと、死海の水並みにしょっぱいカーチェイス・シーン。なんつーか、ゴーカート?サイドカー?みたいな小ちゃい乗り物(車というのが憚られる)2台で、目的も見失ったカーチェイス。でかい男二人がそれぞれ小さい乗り物に乗って子供みたいな追いかけっこ。そして爆発。なにこの安っぽさ!すごい!

 そんなこんなで、終盤は意識が遠のいていた。眠くもないし、ちゃんと画面を見詰めているにもかかわらずだ。もう映像が右から左にただ通り過ぎて行く感覚で、何がなにやらわからなくなってくる。結局なんだかうやむやのうちに終わった。ねえ、この兄弟はどうして白人と黒人だったの?そのあたりも中途半端お。そういうピースフルな方向に持っていきたかったのかもしれないね。

 まあ、斜めな意味で非常に面白かった映画なのでした。これで観たくなって観て立腹しても私に怒らないでくださいね。こんなエントリでも書くのに2時間かかっているので許してください。
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コメント


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umetraman | URL | 2009年01月28日(Wed)00:03 [EDIT]

こんばんは!

これは!私umetramanの為にレビューしてくれたのですか!(違)。さすがP様、イケてます。
実は、前からどうしようかと思ってた作品なんですよ。このダイレクトなパッケージデザインに惹かれてました。プレデターと関係ないのですね。平気ですよ、そのくらい(笑)。
同様な作品で「ターミネーターX」なんてありますが、4を通り越して10ですからね。先行き過ぎてます。参りました。
でも、プレデターXの方が良作なんでしょうね。記事を読んで確信しましたよ。今度パッケージ裏をじっくり眺めて考えてみます(笑)

ガツンと応援♪凸

>umetramanさま。

P | URL | 2009年01月28日(Wed)00:19 [EDIT]

umeさんなら楽しめると思いますよ!笑いどころがたくさんあって、本当書ききれないぐらいなんです。終わり方のどうしようもなさとか、結局わけわからんままとか、本当にね。オススメ。

ターミネーターXってターミネーター絶対関係ないですよね?
本家ターミネーターって、作中でロボのことをターミネーターって呼んでないんですよね、そういえば。題名だけなの。ということは、Xもターミネーターじゃなくても許される・・・?ハッ!ということはプレデターも多分、本家で「プレデター」って呼んでない気が・・・。

実はコチラの記事が先に目に…。

白くじら | URL | 2009年01月28日(Wed)19:40 [EDIT]

こんばんは。

これは私も観たのですが…。
ヒット作にはこういうものがよく現れるようで「エイリアン○○」「ターミネーター○○」「AV○」ってすぐに出てきますね。しかもXだけにとどまらずゼロやらXXやら…いつまで続くんだー的にどんどん、内容はもちろん本作とはかけ離れた設定になっていますが、そこはB級として観ているとなにげに面白いことも。(^^;

この作品も、伏線なんだかわからない黒人白人、ゴーストの出現(この突然の登場には仰け反りました)など、とりあえず最後はパッケージのようなモンスターが出てきてくれたので、ほっとしたものです。

>白くじらさま。

P | URL | 2009年01月28日(Wed)22:58 [EDIT]

B級好きにはタマラナイですよね、これ。もう笑い通しでした。ドライヴインシアターの件なんかは昔のホラー映画っぽくて良かったです。

なんちゃらXとかXXとかは上にコメントされているumeさんがレビューしてらっしゃいますので、よろしければご訪問してみてくださいな。

私が観て覚えてる中では『アンダーブラッド』っちゅー吸血鬼もの映画が最低でした。B級的楽しみ方もあまりできない、マトモな映画にしてはチャチ過ぎる!そういうの観ちゃうとハリウッド映画はスゲーなぁと改めて思います。

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