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ある公爵夫人の生涯 【遅すぎて 見つけて手放す 真の愛】

tag ヒューマン コスチューム 歴史 恋愛映画

『ある公爵夫人の生涯』 THE DUCHESS
2008年・英=伊=仏
18世紀英国、実在のデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ(1755年~1806年)の人生を描いた小説"Georgiana, Duchess of Devonshire"を原作とした映画。

 ダイアナ元王太子妃の生家として有名なスペンサー家の、昔々の物語。そこには1人の少女がいました。美貌と、頭脳にも恵まれた17歳の少女ジョージアナ(キーラ・ナイトレイ)。弾けるように若くて、公爵との結婚に夢をもっていた。

 キーラちゃんはすっかり時代モノづいてますね。コスチューム似合うので良いですけど。クラシカルな美貌に、意志の強そうな眉が今回の役にはピッタリでしたよ。ナイチチでも良いのです、良いのです!私もナイチチ組ですし、ナイチチ組を応援しますのです!
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キーラ・ナイトレイ
レイフ・ファインズ

コトノハ


"I love you in the way I understand love."
(愛しているよ、私なりにね)

 デヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)のお言葉。この人も哀しい人だ。身勝手ではあるけど、自らの責務を果たすことしか考えられずに、妻への向き合い方もわからない。そういうお育ちなのだ。彼も、派手で進歩的な美人妻に手を焼いていた、古風で不器用な可哀想な男だったのかもしれない。

どんな映画?
 17歳で名門の公爵と結婚したジョージアナ。彼に愛されて幸せな結婚生活を送れると思い、単純に喜んだ彼女がその後経験したのは茨の道だった。公爵がジョージアナに求めるのは、世継ぎを産み育てることだけ。彼女よりも自分の飼い犬を愛している様子に、ジョージアナの夢は砕け徐々に絶望が心に広がる。

 うん、これは現代目線で見ちゃいけない話の類。ジョージアナの結婚生活は確かに辛かろう。でも言っては何だが、そういう時代なんだよな。とはいえ、好き勝手放題の公爵さまに怒りの気持ちが湧いてくるのを抑えられないわけだが。

 いやいや、この公爵もジョージアナの母も、育てられた通りに生きているんだろう。ジョージアナはちょっと進歩的だったから、だから辛いんだろうな。なまじ才気煥発なだけに、本当の温かい愛を知ってしまっただけに、余計に辛いね、ジョージアナ。

 社交界の華、ファッションリーダーと謳われても孤独な心は癒されなかったろう。けど、子供達には恵まれていた。子供達を愛することで、きっと彼女は救われていただろうと思う。報われない結婚生活にピリオドが打たれたのは、ジョージアナが肝臓膿瘍で亡くなった49歳のときのこと。

 デヴォンシャー(デヴォン)はイングランドの南西、地図でいったら左下の半島の中ほど。半島の先っちょ側はコーンウォールですにゃ。でも、デヴォンシャーさん達はデヴォンに住んでなくて、もっと上の方、ウェールズの東側にあるダービーシャー(Derbyshire)に住んでいたようです。
参考地図⇒England gif画像(クリックで拡大)

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