猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

レッドクリフ Part Ⅱ ―未来への最終決戦― 【果たそうぞ やるべきことを 全力で】

tag ヒューマン アクション コスチューム 歴史 戦争

『レッドクリフ Part Ⅱ ―未来への最終決戦―』 赤壁
2009年・アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
『レッドクリフ Part I』の続き。いよいよ赤壁での戦いの火蓋が切って落とされる。

 前作のラストで「へ?ここで終わり?」と拍子抜けさせられたレッドクリフ。今作ではタイトルを裏切らないぜ!本編が始まる前に、日本向けに前作のあらすじ&登場人物整理をやってくれる懇切丁寧っぷり。それがゲームっぽくて面白かったお。でも本編イントロで、前作のハイライトをフラッシュバックでお送りしてくれるので、なんかシツコク感じたけどね。

 パート1が145分、パート2が144分の併せて289分=4時間49分となりましたこの歴史劇。欧米版として1本の映画に編集するそうですけど、それ観てみたいですね。どうなっちゃうんだろか。
赤壁II(レッドクリフ)レッドクリフ Part II [DVD]
トニー・レオン
金城武

どんな映画?


 周瑜どのは火計の準備を!わしは東南の風を呼んでくる!という、まさにそのアレですな。呉の指揮官・周瑜公瑾と蜀の軍師・諸葛亮孔明の友情と信頼を中心に描いた話となっている。

 また、ほとんどがオリジナルのエピソードになっていて、正史も演義もヘッタクレもないストーリーに仕上がっている。 だって、呉軍が敵陣に上陸しちゃうし!老将・黄蓋の活躍どころである苦肉の計も小喬に奪われた形となって些か残念(その代わり先陣を切って特攻し、矢で撃たれて川に落ちるシーンがあった)。

 パート1に比べて、曹操がきちんとカッコヨク描かれていたのは安心した。終盤の、「ちょっと待てっ」と髪がバサーには笑ってしまったけど、カリスマ性や敗戦のやるせない感じがしっかり表現されていましたにゃ。逆に劉備がとことん情けなくてさー、ガッカリしたんだぜ。でも最後は格好良かった!

 流浪の名医・華佗先生もちょいちょい出てきて、結局逃げたのは正史に準じている。でも映画では殺されなかった。この後、殺されるんだろうか。参謀・魯粛はなかなかの癒し系として描かれ、孔明と共に船に乗り敵陣に出かけて矢を集めるシーンは面白かった。かかし殿!

 と、登場人物が多くてエピソードを書ききれないけど。全体的には、それぞれが自分に出来ることを精一杯やって、一致団結して曹操率いる大軍に立ち向かう。そんな流れです。女性陣の活躍はあざといながらも、ほとんど中心的役割として描かれ、どことなく女性に媚びている印象が。

 嬉しかったのは、孔明が考案したと言われる連弩(マシンガン様の弓矢)が出てきたことですね!武器にこだわりを見せない映画だなぁと思っていたので、おお!と思いました。アンディ・ラウ主演の『三国志』では、逆に武器にこだわりを見せていて連弩は勿論、青龍偃月刀、蛇矛などなど出てきて嬉しかった思い出。

 アクションはラストで存分に楽しめる!中盤まではドラマが続くのでアレだけど、とにかくラストの決戦は素晴らしいんだぜ!まったく新しい三国志世界として、これはこれで面白かったな。もっとじっくり連続TVドラマで観たかった気もするけどね。

 史実では、この赤壁の戦いに蜀はほとんど関与していなかったという。実際に曹操の大軍を押しのけたのは、呉軍の力だった。この映画で呉が主役なのも、そういったわけでしょう。かといって蜀軍がまったく出ないと華の武将たち、関羽・張飛・趙雲の活躍が見れないからね!うまくバランスとったよね。
にほんブログ村 映画ブログへ
関連作品のようなもの
レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]まずはパート1を観ないと始まらない!
レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]
トニー・レオン金城 武
劉備くん 青天の赤壁 (MFコミックス フラッパーシリーズ)4コマ漫画で楽しく三国志。
劉備くん 青天の赤壁 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
白井恵理子
レッド・ソングス ~ベスト・ソングス・コレクションレッド・ソングス ~ベスト・ソングス・コレクション
レッド・ウォーリアーズ

毛玉内関連記事:レッドクリフ Part I 【史実とも 演義とも違う ジョン・ウー版】
           『レッドクリフ』の宣材とパシャリ
           三国志 【巡る日々 こうして歴史は 繰り返す】
           ハリウッド忠臣蔵にキアヌ・リーヴス出演
           300 <スリーハンドレッド>

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 
こんばんは

まりっぺ | URL | 2009年05月08日(Fri)17:31 [EDIT]

かかしに話しかけるシーンはなかなかコミカルでしたね。

>まりっぺさま。

P | URL | 2009年05月08日(Fri)19:45 [EDIT]

癒されますね。

kino | URL | 2009年05月09日(Sat)13:49 [EDIT]

三国志風の面白い話に、なってましたよね。たぶん、まともに作ったら、こむずかしくて、面白くないものになったでしょうね。策略戦は、今の世に合わないと思うし。ストレートに、がんばる心を描く形で、正解と思いましたよ。
女性陣も変わった活躍で、こういうのは、めずらしい。
やっぱり、パート2で、曹操が、まともに描かれ出したのが良かったですね。

とら次郎 | URL | 2009年05月10日(Sun)00:06 [EDIT]

尚香と曹操軍の若者との恋物語がとっても不要に思えましたね。なんであのお話入れたんだろう?

曹操は、またパート1よりはカッコよかったですが、やっぱり女に筒抜かして、カリスマないオヤジにしか映りませんよね・・・。
曹操を知らない人が観たら、絶対あの印象を持ったままになるだろうなぁ。
曹操ファンの私としては、寂しく観てました。

>kinoさま。

P | URL | 2009年05月10日(Sun)13:20 [EDIT]

策略戦は好きですが、今の人はそういうの嫌い?なの?銀英伝なんか大好きですけど・・・。

三国志の正史やら演義やらにこだわらず、新しいものを創作したのはさすがでしたね!エンタテイメントとしてよく出来ていました。長いけど!長いけど!

女性陣の活躍は、私はあんまり好きじゃなかったです。女性観客におもねっている感じがして。でもリーチン綺麗でしたね。相変わらずポカンと半開きの口が気になりつつも。

曹操はなんとか良い感じに立て直しましたが、その分劉備が情けなくなってしまい残念でした。こんなの劉備じゃない!とか思って。まあ、ラストは大活躍で安心しました。

>とら次郎さま。

P | URL | 2009年05月10日(Sun)13:33 [EDIT]

尚香のアレは、私は恋と言うより友情だと感じました。
女性陣のエピソードはあれだけ時間とって描く意味があるのか、薄っぺらいじゃないか!と思いましたが。たぶん、わかりやすさを重視したんでしょうね。
敵軍といえど同じ人間で、友ともなれたはずである。全編通してこんなメッセージが流れていたと思いますので、そのわかりやすい例なんでしょうね。<尚香

曹操ファンの人には確かに辛い映画でした!悪者にされがちだけど、彼もまた英雄ですものね。前作での曹操が酷すぎたので、今回はちょっと安心してしまった私。私は華陀先生が好きなので、もうちょっと悲哀と天才ぶりが欲しかったなぁ、というのは贅沢すぎる望みですね、はい。

トラックバック

TB*URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ジョン・ウーとは何だったのか

この作品が好きな人、ジョン・ウー監督のファンである人は気分を害されるかもしれません 言いたい放題の辛口です レッドクリフ / 赤壁 2008年 中国/日本/アメリカ/台湾/韓国合作映画 監督:ジ...

RISING STEEL 2011年08月15日(Mon) 12:34

レッドクリフ Part2

『レッドクリフ』  RED CLIFF Part2 【製作年度】2009年 【製作国】中国/香港/日本 【監督】ジョン・ウー 【出演】トニー・レオン...

こわいものみたさ 2009年05月10日(Sun) 00:08

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

孔明は子供の時より気象を観測していて 毎年十一月になると二三日だけ東南の風がきまって吹くことに気づいた。 いまでこそ  その風は潮流...

映画通信みるみる 2009年05月09日(Sat) 13:50

映画「レッドクリフ Part? -未来への最終決戦-」

原題:Red Cliff/赤壁 決戦天下 いよいよ、三国志演義のなかでも最大の決戦は「赤壁の戦い」、50万の大軍で南下した曹操軍の兵力は80万に増え赤壁に到達、対峙するは5万の連合軍・・・ 日本において天下分け目の決戦といわれる「関ヶ原の戦い」は東軍7万5,000?...

茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ 2009年05月09日(Sat) 01:01

レッドクリフ Part?-未来への最終決戦-(2回目)

[レッドクリフ] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ 評価:8.5/10点満点 2009年39本目(35作品)です。 大家好!我是電影先生! (みなさん、こんにちは!ミスターシネマです!) 実を言うと、僕は大学時代に2年間中国語を勉強していました?...

必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー! 2009年05月08日(Fri) 23:17

レビュー:レッドクリフ Part? -未来への最終決戦-

[アクション][人間ドラマ][エンターテイメント][スペクタクル][三国志][戦争][実写][洋画] 王道さ:★★★★★ 興奮度:★★★☆☆ 駆け引き:★★☆☆☆ ユーモア:★★☆☆☆ 帝国の宰相である曹操(そうそう)は、対抗勢力を殲滅すべく、皇帝を脅して勅命を賜り、80...

シネコンバイトまりっぺの映画レビュー日記 2009年05月08日(Fri) 17:33

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。