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0:34 レイジ34フン 【地下鉄の 夜中の活動 殺人鬼】

tag ホラー サスペンス スプラッター

『0:34 レイジ34フン』 CREEP
2004年・イギリス=ドイツ
ロンドンの地下鉄、通称チューブで起こる惨劇。

 久々の旧作映画感想文。終電後、地下鉄の駅に閉じ込められたケイト(フランカ・ポテンテ)が体験する恐怖の一夜。いわゆるシチュエーション・スリラー且つグロホラーでした。まずまずの出来で面白いからホラー好きなら観てみたら良いと思うよ。

 邦題はイマイチ。乗るはずだった終電の時間が0:34てだけで、あんまり意味がない。原題はクリープ。“不気味な、ゾッとする、忍び寄る”といった意味で、コーヒーのお友達ではない。黄色い瓶のアレの綴りはCREAPで、クリーミング・パウダーを表した造語だと思う。そのまま舐めても美味しいよね!
0:34 レイジ34フン [DVD]0:34 レイジ34フン [DVD]
フランカ・ポテンテ
ヴァス・ブラックウッド

コトノハ


"Two words. George Clooney."
(ただ一言、ジョージ・クルーニーよ。)

 ジョージ・クルーニーが町に来ていると興奮気味に言うケイト。クルー兄さんにサインもらって、あわよくば誘惑しちゃったりなんかして~とか考えてた娘っ子が怖い目にあう物語。

どんな映画?
 ホームで寝過ごして終電に乗り遅れたケイトちゃん。駅構内から出ようとするも、しっかり柵が下り錠がかけられてしまって出られなくなっちゃった!きゃあ!

 なぜかホームに到着した謎の車両や、そこで体験する恐怖。助けを求めて出会ったホームレスのカップルと一緒に構内を探索し、逃げ道を探す。が、上に出たい、出られない、パニックゥ!そうこうしているうちに、殺人鬼の存在が迫ってくる。まさに原題通りCreepy!(キショイ!)なんですわ。

 そんな殺人鬼の過去・背景は明確には示されないけど、ちょいちょい暗示される。観客に想像させて怖い雰囲気を醸し出してはいる。けど、85分の短さなので背景の説明不足というか、説明が中途半端に暗示されるというか、だったらいっそ何の背景説明もしないほうが良かったんじゃないかなぁ的。

 映像はダークな中にも黄色や青の鮮やかな色使いでポップな感じ!暗い怖いシーンの映像とのコントラストが効いていて良いですなぁ。あと、スコアが巧い!ケイトが眠りに落ちるシーンや、得体の知れない恐怖に怯えるシーンの音楽が凄く効果的でした。不安定になる、不安定になる!トロイメライか!

 ヒロインのケイトちゃんにはフランカ・ポテンテ。つまり今回は地下鉄構内を走るラン・ケイト・ラン。しかしポテンテちゃんが可愛くないのは何故なんだぜ?ブロンド長髪が似合ってないのかなぁ。『ラン・ローラ・ラン』の赤毛は最高でしたけど。

 それは置いといて、本作のヒロインはね、ヤな女です。何でも女の魅力と金で解決しようとするのね。本当。何でも人にお願いして、自分でどうにかしようとしないの。こういうヒロインて、珍しいよね!でも、こういう対応の仕方の方が普通なのかも。ハリウッドの強く美しく正義感バリバリのヒロインとは対照的。それがやりたかったのかなぁ、と思う。そんな風刺的な意味も含めて面白かった!ラストの日常感がまたグっとくる。

悲惨だったのはホームレス・カップルの女性マンディ。可哀想す…生きてるのに…。
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愛 英史

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コメント


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ロッカリア | URL | 2009年05月19日(Tue)00:09 [EDIT]

こんばんは。
これって『ミッドナイト・ミート・トレイン』とかぶってるんでしょうか?
前から気にはなっていた映画なんですが…。
なにせ、『ミッド~』の方はDVDストレートになりそうな予感がするので、早く動向をハッキリしてもらいたいなぁ。
その前に見ようかなと思ってます。
でも、コーヒーの友達はって言うのは、センスあるな~と感心してしまいました。
P.S
『クリープ・ショー』って、ここから来てるんだ!(納得)

サイズ君 | URL | 2009年05月19日(Tue)09:08 [EDIT]

あ~、見ました。
2年ほど前なので、少しうろ覚えですが。
ホラー的にはいい感じに仕上がっていたと思います。
そうそう、ヒロインが嫌な奴なんだよね。

>ロッカリアさま。

P | URL | 2009年05月19日(Tue)11:56 [EDIT]

『ミッドナイト・ミート・トレイン』の方は2010年公開かどうか・・・みたいな状況のようですね。
たぶん、ミッドナイトのほうがしっかりサスペンスだと思います。0:34はストーリー的には粗いけれど、映像とスコアが素晴らしい。ヒロインのダメっぷりとかがアンチ・ハリウッド風味で面白いです。

クリープ・ショーもcreepなショーですのぅ。ゾッとさせるでショーみたいな。
しかし、黄色い瓶のほうは、なぜあんな銘柄名なのか昔から疑問に思っているのです。綴りが違うとはいえ、creepを連想しちゃいますからな~。

>サイズ君さま。

P | URL | 2009年05月19日(Tue)11:58 [EDIT]

おやおや、お帰りなさい!

本当にヒロインがヤな女で、それが強烈に印象に残りますね。あと、そうだ、殺人鬼が“help”って何度も言ってみたりするのが凄かった!
軽く楽しめるホラーでしたね。

茶栗鼠 | URL | 2009年05月23日(Sat)01:27 [EDIT]

Pさん、こんにちはです。
あー、観ました。
そのころは、ちょうどゴアなのに慣れてきた頃でしたから楽しかったです。
テンポもよくて、びっくりの連続。
ジョージ・クルーニーってだーれ?と、若干思っていたかもしれないです。
受験生でこれ観てたんで、公立に落ちたんですね。

あと、最後のあの顔ってどういう意味なんですかね。
ヒロインはウザいけど、嫌な気分にならなかったです。
警備員もっと頑張りなよって、思いました。

>茶栗鼠さま。

P | URL | 2009年05月23日(Sat)17:54 [EDIT]

> ジョージ・クルーニーってだーれ?
これはなかなか新鮮な発言ですなぁ。
確かに映画の中ではあんまり説明されてないですからね。

私はヒロイン「早く死ねば良いのに」って思いながら見てました。
もう、自分でやれよ!ちゃんと確認しろよ!みたいな。

最後の表情は「皮肉ねぇ」ってふうに捉えました。
あの人、セレブっぽかったじゃないですか。
それが、ぼろぼろになって地下鉄構内に座り込んで、序盤で見下していたホームレス女性みたいになっちゃたわ、て。自分は違うのに、って顔してましたな。

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