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ウルヴァリン:X-MEN ZERO 【狼と 鋼の骨と 再生力】

tag アクション SF

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 X-MEN ORIGINS: WOLVERINE
2009年・アメリカ
マーヴェル発のアメコミ映画X-MEN3部作のスピンオフ的オリジンもの。

 オリジン流行りでね、本当に。あ、弁当のことじゃないよ。この流れは『バットマン ビギンズ』からなのかな。人気シリーズを一回リセットして新技術バリバリ使った今風のものにしちゃおうぜ企画ドンドンドン(゚∀゚)パフパフパフ~!以降『007/カジノ・ロワイヤル』『アンダーワールド ビギンズ』『ターミネーター4』『スター・トレック』などなどオリジンものが雨後の筍状態。ま、親しみあるものだからつい観ちゃうんだけど。見事にハリウッドの戦略にのせられてる自分を愛しみたい。

 さて、ウルヴァリンが出来るまで。ざっくり言うと、壮大な兄弟喧嘩とそれを利用してミュータントへの復讐を遂げようとする軍人の物語かね。ネットで配信された冒頭7分間の映像はやっぱりカッコイイというか良く出来ていて、掴みはOK過ぎた。なんならそこんとこだけで満足しといても良かった。そんな私の詳らかな感想は後述。

 原題はね、逆なんだよね、順序が。"X-MEN ORIGINS: WOLVERINE"なんですけど。っていうか何で邦題は逆にしたの?これたぶん、X-MEN ORIGINSシリーズやるよ~!今回は手始めに皆大好きウルヴァリン!って意味なんだよね。それが証拠に次作"X-Men Origins: Deadpool"(仮題)(2011年全米公開予定)製作中ですし(現時点のタイトルは単に"Deadpool"となってるけんど、元々はそんな仮題でしたのよ)。そのデッドプールは本作でご活躍されたあのウェポンXⅠなので、その話も後述。

 今回は原作者スタン・リーのカメオ出演はありません。なぜなら撮影がオーストラリアだったから。リー爺さんはいつも、カメオやらない?って言われたくて撮影現場をウロウロしてるんだけど、今回は遠すぎた。
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ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー

コトノハ


"I think there's a naked man in our barn."
(納屋に、裸の男が、入っていったような気がするわ。)

 ウルヴァリンことローガン君(ヒュー・ジャックマン)が、実験から脱走した。素っ裸で。スッパダカで!スッパマン!それを目撃した老夫婦、ご婦人の台詞。この妙な画と雰囲気でゆるい笑いが生まれた!

 納屋を見に行くお爺ちゃんが目にしたのは、ムキムキのスッパマンがポーズを付けて苦み走った表情で座っている姿だったw。ここでも笑い。なにそれ、未来から来たばかりのターミネーターかザ・フライ蝿男のポーズですかね。

どんな映画?
 序盤は良いんだ。巧く作ってあったんだ。でもさー、ローガンが兄ヴィクター(リーヴ・シュライバー)と決別するところから中だるみテンションダダ落ち。そうなる直前の、ゼロ(ダニエル・ヘニー)とウェイド(ライアン・レイノルズ)のアクションがカッコ良くってさぁ!おお!いいぞー!って感じだったんだけどね。のろのろしたドラマ部分がたるくって眠気が…。

リベリオン -反逆者- [DVD] アクション的な盛り上がりはそのゼロとウェイドの侵入・殲滅シークエンスが最高にして最後だった気。ゼロはガンカタかい!ってな具合のクールさでね。もう『リベリオン』(左画像)観たくて堪らなくなったよ。

 ウェイドの方は、役者レイノルズの雰囲気勝ち的な気もした。レイノルズ様素敵だ!こちらは『ブレイド3』のときとはまた違った妙なお喋りキャラでウザかっこいい系でしたよ。

 中盤はひたすら眠気を耐えて、愛しのリーヴ・シュライバー様がバーのカウンターにスマイルマークを刻むのを『ウォッチメン』かい!と心の中でツッコんだりしてました。昔の仲間が狙われている!とかいうのもウォッチメン風味だよね。

 しかしリーヴ、この役のために筋肉増量頑張った甲斐があって、逞しくなっておりましたわぁ。猫のような身のこなし!セイバートゥース、という呼称は映画中で言及されませんでしたが、やっぱ鋭い牙&爪で猫系だよね。弟ローガンは狼っていうかもう犬みたいだし。これは犬と猫の大喧嘩なんだなぁとしみじみ思ったさ。

 あ、あとガンビット!ガンビット(テイラー・キッチュ)の無駄に派手な登場シーン2回もあった。カッコイイよ!派ぁ手ぇ!だぁねぇ!幌の付いたオープンカー音符がほら風に舞いそうな派手さ加減。んで、そのガンビットの本名はレミー・ルボー。ルボー(LeBeau)はフランス語で美男の意味なので、ちょっと洒落てるよね。 1回目の派手シーンは、はっきり言って「え、おま、何しにきたよ」と戸惑いつつもツッコミ、2回目の派手シーンはかなり終盤で「You miss me?」なんて気障に言い放つ姿に痺れたわけだけど、ローガンに邪険にされて可哀想す(´・ω・`)。

 そんなガンビットが少々乗り遅れた感のラスト・バトルらへんは面白かった。敵の本拠地に大勢のミュータントと共にまだ子供のサイクロプス(目からビームの人)も囚われていたり。でも彼は目を閉じていっぱなしだったので、そこに現れたウルヴァリンのことを見ていないのですな。だから『X-メン』時点が初対面でOKなわけだ。言ってみればこの時の恩人であるウルヴァリンに対して、初対面からイケスカナイ奴!って態度をプンプンさせてたサイクロプスだけど、本人のあずかり知らぬことだもんな。ていうかこの子、メデューサの首か!っていう使われ方が多少気の毒でした。

 ウェポンXⅠことデッドプール(元ウェイド)のあのアクションはスタントだってことなのでレイノルズ好きにはちょいと残念ではあった。次のスピンオフでもレイノルズの出演は決まっているので楽しみにしておこう。そのデッドプールと闘う犬猫兄弟が、切っても切れない絆を思わせて熱い!良かったよ!だから序盤とラストだけが面白い映画でした。

 最後に出てくるチャールズ・エグゼビア教授にキター(゚∀゚)と興奮しつつも、あれ?なんかこれって陰から様子伺ってて横取り40マンじゃね?収穫独り占めかいな?とちょっと小首を傾げてみたりした。この頃はまだマグニート様と仲良かったのかなぁ?X-MEN2のマグニート様のプリズン・ブレイク場面が大好き過ぎて、今回マグニート様もミスティークも出てこなかったのが残念でした。ところで、2のストライカーと本作の彼とは違う役者さんなのね。2で大活躍したストライカーの息子ジェイソンも特徴的なオッドアイで、冷凍状態でチラっとだけ登場してたよ。

 エンドロール終了後のオマケシーンはアメリカ公開ヴァージョンでは2種類あるそうで、これは劇場にランダムに配られたフィルムがどちらヴァージョンなのかで違うんだと。日本ではどうだったんだろうか?私が観たイクスピアリのフィルムはデッドプール・ヴァージョンでしたし、このヴァージョンの話しか聞かないんですよね。どなたかウルヴァリン・ヴァージョン観た人、いますか?

 さてお次は続編ですよ。続編"X-MEN ORIGINS: WOLVERINE2"は2011年全米公開予定で製作中。脚本は『ユージュアル・サスペクツ』のクリストファー・マッカリー。今作よりもしっかりしたストーリーが期待できそうですな!デッドプールのスピンオフはこの続編の前なのか後なのか?どんなタイミングで公開するんでしょうね?
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X-MEN トリロジー (ボーナスディスク付) 〔初回生産限定〕 [DVD]『X-メン』、『X-MEN2』、『X-MEN:ファイナル・ディジョン』の3作。1作目にセイバートゥース出てます。
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パトリック・スチュワート; イアン・マッケラン
X-MEN リジェンド・オブ・ウルヴァリン [DVD]アニメ版。4つのエピソードから成るウルヴァリンの過去。
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スコット・トーマス
X-MEN ウルヴァリン:オリジン (SHO-PRO BOOKS)映画版の原案的位置づけのアメコミ。邦訳版、大型本200㌻。
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ポール・ジェンキンス
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コメント


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シュタ | URL | 2009年09月29日(Tue)20:42 [EDIT]

日本ではデッドプールバージョンのみと聞いた覚えが。
ウルヴァリンバージョン見ましたが、相手下手すぎでした^^; 本当に日本舞台でやる気ですかね~

ガンビット好きとしてはガンビットの能力が原作と少し違っていたのが気になりました。(今は原作でもああなっているのかな?)

>シュタさま。

P | URL | 2009年09月30日(Wed)00:33 [EDIT]

そうですかー。2バージョンあったら楽しいのに-。
日本の禅寺で修行するって、原作コミックの設定ありましたよね。
続編はそれやるんでしょうか。
ガンビットはカッコ良ければOKだと思います!

こんにちは!

なるは | URL | 2009年10月03日(Sat)12:29 [EDIT]

>オマケシーンはアメリカ公開ヴァージョンでは2種類あるそうで、
>これは劇場にランダムに配られたフィルムがどちらヴァージョンなのかで違うんだと。

えー!そうだったんですね!
私もデットプールバージョンでした。

たまりませんでした、リーヴくんが!
映画自体はまぁこんなもんかと
予想が付いていましたが、
リーヴくんは予想以上にかわいかったです!

>なるはさま。

P | URL | 2009年10月03日(Sat)22:47 [EDIT]

やっぱり日本ではデッドプール・バージョンのみなんでしょうかね-。
youtubeで探してウルヴァリン・バージョン観ましたが、なんか日本のバーにいて化粧の濃い日本人女性と話してました。もっとマシな日本人、いなかったのかなぁと苦笑するしかなく。

この映画みたあとは、『ニューヨークの恋人』を観たいですね。
リーヴはジャックマンにおいしいとことられてばかり…。
でもこの映画で光っていたのはリーヴの方でしたよね。

umetraman | URL | 2009年10月05日(Mon)21:15 [EDIT]

こんばんは!ご無沙汰しております!

今年は気になる気になると言いながら殆ど行ってなかったりします(笑;)←ダメなやつ
「ウルヴァリン」もそんな作品ですが、P様の記事でお腹いっぱい観た気分に浸れました♪「リベリオン」が見たくなったってどんだけガンカタやってくれたんでしょ。なんだか私も観たくなってきましたよ(笑)。ショーン・ビーン様のガンカタが拝めないところは残念な作品ですけど(笑;)。

ウルヴァリン以外にも、色んなキャラが出てくるのですね。前々から気になってたのですが、サイクロップスってメガネ取っ払って放っといたら、どんだけビーム出すんだろう。最後は体がしぼんで皮だけになっちゃうとか。

アンパンマン タンバリン・・・本作はこれをパクったに違いないに3千点。

ヴァンパイアチャットは時間合えばまたお邪魔しますね♪

ガツンと応援♪凸

>umetramanさま。

P | URL | 2009年10月06日(Tue)10:18 [EDIT]

時折更新されるのでブログ村お気に入り新着欄にumeさんが来るとキター!って思います。

ウルヴァリンのリベリオンシーンは序盤のワンシーンだけなんですけど、そこのアクションが凄かったので一番印象深かったです。TV放送を録画したリベリオンをつい観直してしまったですよー。ションビンも渋いしガンカタが不条理にカッコイイし、何度でも観たい映画ですね。でもなぜかDVDを買っていない。今ならブルーレイを買うべきかしら?ブルーレイになってたかな?

サイクロプスは、高校生ぐらいの役で・・・赤っぽいサングラスをかけて授業うけてました。まだエグゼビア教授に出会う前って、普通のサングラスでビーム閉じ込めてたの?特殊シールドじゃなくて良いの?と妙に思いましたが、そこは寛大な心をもって気にしないことにしました。すごい不便な体ですよね!
あのビームの熱量は体内から放出されてるとしたら、しなびますよね確かに。サイクロプスの干物。

アマゾンオチに唯一ツッコミをいれてくれるumeさん。ありがとうございます!
最近ではオチつけてなかったりもしますが、頑張って滑ってやろう!と思いを新たにしました!←しなくて良い

チャット大会はのんびりまったりやってますので、どうぞお気軽に~!お仕事早く終われ~の念を送ります。

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RISING STEEL 2010年12月23日(Thu) 22:58

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