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サブウェイ123 激突 【リベンジは あの時の自分 繕うため】

tag アクション パニック サスペンス 犯罪

『サブウェイ123 激突』 THE TAKING OF PELHAM 1 2 3
2009年・アメリカ=イギリス
ジョン・ゴーディ(モートン・フリーグッド)の犯罪小説を再映画化。

 突っ込みどころ満載の脱力クライム・サスペンス。見所はハイジャック犯ライダー役のジョン・トラヴォルタと交渉役の駅員ガーバーを演じるデンゼル・ワシントンの演技合戦。…それしかないよね。

 原題は“奪われたペラム123号”つまり地下鉄ハイジャック。地下なのにハイとはこれいかに。(´Д`)置いといて。ペラム123号というのは、ペラム駅を1:23発だからその車両をこう呼んでいるってデンゼル・ワシントンが言ってた。邦題になぜか激突ってありますが、なぜなんでしょうか?なんか激突したっけか?俳優二人の演技が激突か。

 最初に映画化されたのは1974年の『サブウェイ・パニック』で、そのときに日本でも同タイトルで原作小説が出版されてます。でもって、今回の映画化に際しまして新訳版が出版されたの。でもこの映画に合わせて『サブウェイ123 激突』って改題されました。他の映画でもあったけど、リメイクで映画の邦題が変わるからって、原作小説の邦訳タイトルまで変更するのは止めて欲しい!ややこしい!
サブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD]サブウェイ123 激突 [DVD]
コレクターズ・エディション
ジョン・トラヴォルタ
デンゼル・ワシントン

コトノハ


"Dead is an improvement on a lot of things I can think of, buddy boy."
(死はあらゆるものを向上させるぜ、相棒)

 クリスチャンぽいハイジャック犯リーダー、ライダーの台詞。彼のぶっとび具合はもうヤケとしか思えない。彼の動機は何だったのか?デカイことをやって成功させたかったのだろうな。過去の自分を超えて、自分にはデキルってことを心の底から感じたかったんだと思う。

どんな映画?
 オープニングのシークエンスがコマ落ちスローモー&カメラの急速切り替えを多用し過ぎていて鬱陶しかった。音楽もガチャガチャとうるさくて耳障り。ああ…ずっとこの調子だったらどうしよう!もうダメだ!と思った。本編突入してからも音楽は変わらずなにやら不快なままだったけども、スローモー多用はしなくなったので安心して良いぞ。

 地下鉄ハイジャックと言えば、踊る大捜査線のスピンオフ『交渉人 真下正義』も『サブウェイ・パニック』的なアレでしたが、あっちのほうがまだマシといえるぐらいにダメ映画でした。関係ないけど、踊る大捜査線のことを“おど大”って略しています。ほぼ他人には通じないので暗号みたいすな。

 もうね。いちいち突っ込まないよ。なんで人質18人とっただけで株が短時間でダダ下がるのか、なんで金相場ばっか上がるのか、見失ったかと思ったらなぜいつも目の前に現れるのか、早く赤信号にしろよ、最初からヘリ飛ばせよ…とかさ。もういいや。うん、もういいから空挺部隊の彼のことを忘れないであげて下さい。(´;ω;`)

 そんなグダグダサスペンスですが、ラストはちょっと好きです。いや、ガーバーも償えよ!とは思うけど。ライダーのヤルセナサと潔さが少しグっときたんだ。ガーバーとライダーは表裏一体のような関係で、平凡な誰でもがライダーのようになってしまう可能性がある。

 さて。ガーバーの下の名前はウォルター。前作でガーバー役を演じた俳優ウォルター・マッソーにちなんでいるよ。マッソーが演じたときはザカリーというお名前でした。『サブウェイ・パニック』と本作は、同じようだけども全然違う話。この二つの映画も表裏一体を成しているようなアレ。

 それにしても、もうちょっと何とかならなかったのかね、脚本と音楽?せっかくの主演二人の素晴らしい演技が、無駄遣いですぞ!あ、でも市長(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は面白かった。引出限度額なんかオレだって知らんのに犯人はなんで知ってるんだ?あれ、お前(補佐の人)はなんで知ってるんだ?とか言ってたのが。
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俳優は誰?
 主役のガーバーはデンゼル・ワシントンで、あれ?こんなに老けたのかーと思いたくなる中年腹。時の流れは速いにゃー。それでも相変わらずインテリっぽくてカッコ良い。主演作で好きなのは何と言っても『ザ・ハリケーン』!泣いた!

 ハイジャック犯のジョン・トラヴォルタ『ソードフィッシュ』のときみたいな感じ。いや、それよりももっと圧倒的。ヤバーい感じが前面に出ていて、誰もがコイツとは関わりたくないなと思わせる。ラストはなんか良かったよ。

 イタリア野郎ことカモネッティ警部補にジョン・タトゥーロ。今回の彼はシリアス系です。『トランスフォーマー2』では大活躍してましたね、ディセプティコンの巨大ふぐりを見上げたりとか。

関連作品のようなもの
サブウェイ123 激突 (小学館文庫)原作小説の新訳・再版。以前は旧映画タイトルと同じ『サブウェイ・パニック』出版。
サブウェイ123 激突 (小学館文庫)
ジョン・ゴーディ
サブウェイ・パニック [DVD]1974年の映画化作品。'70年代の映画って良いなぁ。
サブウェイ・パニック [DVD]
ウォルター・マッソー; ロバート・ショウ
サブウェイ・パニック 1:23PM【字幕版】 [VHS]'98年にはTVドラマとしてリメイクされてた。人気ある小説だね。
サブウェイ・パニック 1:23PM【字幕版】 [VHS]
ビンセント・ドノフリオ
サブウェイ特急サブウェイ特急
矢沢永吉

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umetraman | URL | 2009年10月12日(Mon)14:02 [EDIT]

こんにちは!
先日のチャットではありがとうございました。途中退場してしまいましたが、その後もごっつ盛り上がったみたいですね。
後で思い出したのですが、「ロストボーイ」なんて作品もありましたね。青春ものぽかったと思います。あ、「フライトナイト」も忘れてた~。ILMのヴァンパイアもの(笑)。
こんなんばっか観てて肝心なの逃してる。うーん、勉強が必要だ。

「サブウェイ123」はイマイチのようですね。リメイク作品の運命な気がしますが、役者は気になりますね。オリジナルは中年同士の口喧嘩みたいなものでしたが、今回は若さとアクションが増えてる感じでしょうか?
「スピード」の元祖って「新幹線大爆破」よりもこっちが近い感じがしますね。どっちも地下鉄出てくるし。

そうそう、オリジナルで日本企業の視察か何かで怪しい日本人が出てきたのですが、本作にも出てるのでしょうか?あれ結構インパクトあったもので(笑)。

サブウェイ特急・・・まさにサブウェイパニック。ノンストップ地下鉄も恐ろしい気がします。ニコ動に地下鉄で実際に特急列車を走らせるシミュレーション動画がありましたが、観ていて笑死するかと思いました。

ガツンと応援です♪凸

>umetramanさま。

P | URL | 2009年10月13日(Tue)09:23 [EDIT]

チャットご参加ありがとうございました!
ロストボーイはキーファー・サザーランド!そっか、新しい感じでしたね。
フライトナイトはTVで観たような気がします。ちゃんと観てみようかにゃー。
umeさんはテレ東系な感じですね。

サブウェイは口げんか風ではなく、トラボルタが一方的にキレてくる感じでした。
日本企業は今度は画としては出てきませんが、ガーバーが仕事で視察に行ったのが日本、と話に出てきますよ。
スピードって地下鉄出てきたんでしたっけか・・・?

サブウェイといえば本当はサンドイッチなのですが、Amazonにはサンドイッチ屋さんなどありませんでした。amazonだけではダジャレも難しいものですー。
地下鉄爆走って超うるさそうですよね。キィィィィ!!って。
地下鉄だけど地上に出るのって多いですが、映画のヤツもラスト近くは地上に出てました。

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