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亡国のイージス

tag アクション サスペンス 政治 犯罪 戦争

『亡国のイージス』
2005年・日本

原作は今ノリにノッテル福井晴敏

いやぁ、俳優陣が無駄に豪華!
ちょっとした役さえも、えぇ!アノヒトが!というお腹いっぱいなキャストよ。
亡国のイージス亡国のイージス
(2005/12/22)
真田広之,寺尾聰


どんな映画?


無敵の戦艦と言われるイージス艦いそかぜの中で繰り広げられる駆け引き、戦いといったところ。
『ローレライ』『クリムゾン・タイド』『デッド・カーム 戦慄の航海』のように、洋上/船/密室といった要素をうまく活かせれば良かったのだが。
そういう意味では、イージス艦である意味も薄く、洋上である意味も薄い。

あとは、キャラクターが多すぎるために心理描写が浅くなってしまって、勿体無い感満載でした。
それでも、真田・寺尾・勝地のコラボレーションは素晴らしく、観る価値がある。
艦内と永田町との駆け引きは、緊張感と葛藤が見えて、なかなかに魅せる。

さて、守るべきものは、まだ失っていない。
子供たちに未来を残さねばならない。
それが、どんな未来でも。

俳優は誰?
主演はわれらが真田広之さま。ゆるい中年感も出しながら、正義感強く熱いオトコを気持ちよく演じている。

さて、その周りに。
まずは副艦長役・寺尾アキラ(←変換でけないや)。表情、声、どこをとっても完璧。
とりわけ、その目の演技に注目。

そして、お待ちかねの佐藤浩市。残念ながら出番は少ないものの、印象的な役を演じている。真田が動なら、こちらは静といった対比。
もっとこの役の内面的葛藤に焦点をあてて欲しかったところだが、詰め込みすぎ注意報で無理だったのかもしれない。

真打・中井貴一は内に秘めた怒りや悲しみを表現し、いつもながら安定した演技。
韓国女優チェ・ミンソのアクションは素晴らしかったが、彼女の内面もわかりづらかった。
吉田栄作谷原章介豊原功補は端正なマスクで脇を固める。海自幹部だけど、無謀だったり軟弱だったりする、人間性が良かった。誰だって、完璧じゃない。
意外なところで、ちらっと安藤政信真木蔵人原田美枝子まで出てくる。
首相役は原田芳雄で笑わせてくれ、内閣情報官役の岸辺一徳さまは、脱力的台詞回しで飄々と漂っていて最高。

そして、準主役級の若者は勝地涼くん。ピリピリした身のこなしと、陰影のある存在感は、素晴らしかった。これだけの個性的な名優に囲まれていてもキチント光っていた。

今日の毛玉
まぁそれなりに面白いんだけど、イージス艦に興味があれば観てみたら良いんじゃないかなぁ、ぐらい。
この国の未来を憂えている人向き、でもあるか。
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