猫の毛玉 映画館

映画感想文を体内で丸めて吐き出す。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

映画字幕とシネコン

映画字幕は好きだ。
でも吹き替えは吹き替えで面白い。
それぞれで良いと思う。
日本では映画字幕という文化が定着し、ある意味慣習となっている。
吹き替え版は子供向け映画でしか作られなかった。


で。
若者の活字離れが映画(字幕)離れに繋がるってのは、どういう解釈だろうと思う。

シネコン乱立の成果として、映画人口の裾野は拡がった。
昔と違って、観たければ誰でも気軽に観に行く。
観に行くために、映画のテーマの予備知識を身につけて行ったりしない。
鑑賞後、知らなかったことを知って、もっと知るために学ぼうとも思わない。

そういう人たちには、そういう人たち向けの映画があれば良い。
それが『スクリーム』を代表格としたそっち系の系譜。『デッドコースター』とかな。
内容の良し悪しは置いておいて、『ミュンヘン』や『007』シリーズのように世界情勢や歴史的事実を基にした映画は、観客側に下地が必要だと思う。
下地がなければ、それなりの感想しか沸かない。
高いレベルの知識があれば、それに見合った感想が出てくる。(アレはあり得ないでしょ、なんてのもそう)

もともと、映画ってそういうもの。
字幕の漢字が読めないとか、『ソ連』て何?とか言ってる人には、それなりの感想しか言えなくて当然。
どんなに字幕に気を配ってルビふったり説明しても、そういう客は相変わらず「わかんない」と言うものだと思う。
吹き替えにすれば字を読まなくて済むから、確かにそのほうが分かりやすいだろう。
でも相変わらず内容は「よくわからなかった」で仕舞いだと思う。

誤解しないで欲しいのだが、これは観客の裾野が拡がった故に目立ってきた問題。
昔は、ハナから映画館なんか行かないって。字が読めないとか義務教育レベルの知識を持ち合わせていない人はね。

で、何が言いたいかっていうと。
字幕にルビふったり、平仮名が増えたり、字数が少なくなったりしたらイヤだなぁと。
ただでさえ字幕が邪魔して見えない箇所があるのにさ、ごちゃごちゃして欲しくない。

でもって吹き替えになると、原語のニュアンスがわからないのがイヤ。
発音、抑揚、言葉の選び方、俳優の声。それを自分の耳で聞きたいから。
かといって字幕なしで観ると、意味わからんのだけども。特に法廷モノと黒人モノは。

しかしシネコン、多すぎ。
便利ですけど。それは助かるし嬉しい。
反面、健全な経営にはそれだけの観客動員数が必要なのも事実。
だからこそ、拡がった裾野を逃すまいと必死にもなる。
ジャンク映画でもターキーでも動員数稼げれば良いわけで。
昔と今では、映画館の経営哲学もまったく違うよね。
稼がないと!数字上げないと!ってなっちゃってるのね。
それも仕方の無いことではあるのだけど。でもさぁ・・・。
そんな時代の流れの中、これからどうなるのだろうと不安を抱えながら、映画館を見守りたい。

いっそ、吹き替えも字幕もないものを上映して、
吹き替え希望者にはヘッドフォンで音声を流し、
字幕希望者には字幕が出るメガネを配布ってのはどうだろう。
そんなメガネを作ってくれればなぁ。
んでも、ヘッドフォンだとせっかくの映画館の音響設備台無しか。うーん。

今後、フィルムからデジタル配信への移行が進むのかも、気になりますがね。
それはまた別の話、としましょうか。
にほんブログ村 映画ブログへ
関連作品のようなもの
翻訳者になるための練習問題100 映像翻訳/字幕・吹き替え編いろいろ決まりごとがあって一筋縄じゃいかなそう。
翻訳者になるための練習問題100 映像翻訳/字幕・吹き替え編
日本映像翻訳アカデミー
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新書)字幕翻訳者の裏話。本。
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
太田 直子
Gマーク大全―グッドデザイン賞の50年Gマーク大全―グッドデザイン賞の50年

毛玉内関連記事:海賊版撲滅キャンペーン(古くてゴメン)
           映画館で銃撃事件―お喋りにご用心
           日本とアメリカの3D映画鑑賞料金

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。