猫の毛玉 映画館

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パンドラム 【方舟で 希望を繋ぐ 人類の】

tag SF ホラー アクション サスペンス

『パンドラム』 PANDORUM
2009年・イギリス=ドイツ
ポール・W・S・アンダーソン製作のSFサスペンス・ホラー。

 西暦2174年。ノアの方舟である宇宙船エリジウムは、資源の枯渇した地球からハビタブルな惑星タニスに向けて出発した。乗員、6万人と動植物。900年超の時間が流れる。

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監督:クリスティアン・アルヴァルト
出演:デニス・クエイド、ベン・フォスター、キャム・ギガンデット他

SF好きは観たら良いと思うよ。

 ところで公開劇場の新宿武蔵野館には水槽があってネコザメとイヌザメが仲良く昼寝してたよ!可愛いよ!



 タイトルのパンドラムは映画中で説明される宇宙病のようなもの。簡単に言えばサイコになっちゃう病。これはギリシャ神話のパンドラから来ているものと思われる。パンドラは開けてはいけないと厳命された箱を開けて、世に疫病や災いをばらまいてしまった。この箱は、パンドラの好奇心の強さを見抜いていた神々の仕組んだワナとも言える。この神話は映画で起こる事とリンクしていて面白い。

今回の画像はコチラのダウンロード壁紙から。
pandorumDT2-Widescreen.jpg

 映画の舞台となる巨大な宇宙船エリジウムの名は、またの名をエリュシオン。ギリシャ神話でいう理想郷、死後の楽園のこと。荒廃した地球を旅立ち、美しい惑星タニスを理想郷と憧憬する気持ちの表れなのかな。

 さて。コールドスリープから目覚めたクルーは2人。長期睡眠からくる記憶障害のため、ミッションを思い出すところから始まる。そして『エイリアン』的展開へと雪崩れ込む。広大な宇宙船の中を探索し、異形のクリーチャーと戦い、現状を把握していく。

 SFとしての面白さはあったのだけど、サバイバル・ホラー要素のウェイトが大きくて退屈な部分もあった。何というか、もう一歩の惜しい映画なのだ。キャストの地味さは却って好印象で、華のないデニス・クエイドベン・フォスターがメインで淡々とミステリアスな話が進む。途中から出てくるキャム・ギガンデットは持ち味のイヤラシイにたり笑顔が良かった。

pandorumDT1-Widescreen.jpg

 900年の間に起こった変化がちょっと劇的過ぎる気もするが、そこは血清がどうのっていう伏線もあったので納得出来なくはない感じ。何しろ、ラストが素敵だ。それまでの地味な平板さが吹き飛ぶぐらい、SF的高揚感があった!雰囲気は『アイ・アム・レジェンド』やハインラインの世界。

元々3部作の1作目として製作されたものだけど、ヒットせず赤字だった為続編が製作されるかは大いに怪しい。
pandorumDT1-Widescreen - コピー

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コメント


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tamo | URL | 2011年01月19日(Wed)20:12 [EDIT]

Pさんこんばんは、毎日寒いですね!体調気を付けてくださいね。
この映画元ネタ、ハインラインの「宇宙の孤児」ですかね?かなり似てますよ(人工冬眠はなかったけど、、、)内容。
SFファンタジーとしては良くできた映画だと思います。ヒットしなかったのは残念。
"Priest"面白そうですね~~~。今の所今年1番の期待作かな!
”イップ・マン”もうすぐで劇場公開ですよ~楽しみ~
今年も「猫の毛玉 映画館」がんばってくだい!!!!!!

>tamoさま。

P | URL | 2011年01月20日(Thu)13:12 [EDIT]

>ハインラインの「宇宙の孤児」
これは一部で言われてますな。
まあSFとしてはよくあるんじゃないでしょうか。
製作側がSF好きならあらゆる古典SFに影響受けてるでしょうしね。
まあ、なんか煮え切らない印象でしたが、ラストで全部吹っ飛ぶぐらいには良かったです。

プリースト、楽しみですね!
監督の前作と同じテイストなのかどうなのか。
B級アクション・ホラー、好きです。

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