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いつか眠りにつく前に

tag ヒューマン

『いつか眠りにつく前に』 Evening
2007年・アメリカ
原作スーザン・マイノット

死の床につく母、見守る娘。母の秘められた思い出が朦朧と…。
原題は晩年の意。人生の終わりのとき、何を思うのか。
いつか眠りにつく前にいつか眠りにつく前に
(2008/07/25)
クレア・デインズ
ヴァネッサ・レッドグレイヴ


どんな映画?


『君に読む物語』『ビッグフィッシュ』『母の眠り』をミックスした感じの良作。

主軸は母の思い出の中。
しかし割合にひどい言動をしていて、魅力的だけど勝手な雰囲気。
若い頃って、平気で残酷なことをできるよなぁとわが身を振り返りつつ思ったり。
だからこそ、年老いてから心残りだったりしたんだろう。

何をしても何を選んでも、必ず後悔したり辛くなったりはする。
得られなかった昔日の輝く愛は、得られなかったからこそ永遠に輝く後悔の元になる。
でも、それでも。
生きてきた道のり全部、それが自分。丸ごとの人生。
正しいとか過ちとかじゃなくて、それが自分そのものだから、それで良い。
だから過ちや失敗や後悔を怖がっていないで、まずは幸せになろうと生きていかなくちゃ。
ちっぽけな人生でも。何事も達成できなくとも。

現在モードで、主人公の次女が最後に勇気を持って踏み出す場面は感動的。
トニ・コレットの笑顔と台詞に元気付けられる。

親友の弟・バディが終始精神不安定過ぎたり、
現在モードの、何らかの重病で末期という設定の主人公がその割にはしっかりした喋り方だったり、欠点はあるけれど。
ソレを補って余りある、人生についての前向きな映画。
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俳優は誰?
なんといってもヴァネッサ・レッドグレイヴが素晴らしい。
お婆ちゃんでありながら、乙女の頃を漂っている感がよく出ていた。
若い頃を演じているのがクレア・デインズなのが残念だけども。
口の大きさとかガッシリした体型が似ているからなのかな?

ちょこっとメリル・ストリープが出ているよ。
複雑な眼差しがなんともいえない。
同時期製作の『大いなる陰謀』では若々しい役だけど、ここではしっかりお婆ちゃん。
この人は本当に万能だね。『ソフィーの選択』(鬱映画)が今でも忘れられない。
そしてそのストリープの実の娘であるメイミー・ガマーが、若い頃を演じている!
どうりで似ているはずよねぇ。今後に期待。
(サイトを読むとどうも25歳みたいだが、写真を見ると目じりの小皺がすごい。いいけど。)

今日の毛玉
30代以上の男女にお勧め。 じんわりくる映画が好きな人に。
しかしアレだね、母の死というのはどんどん迫ってきているんだよね。
考えたくない。

関連作品のようなもの
いつか眠りにつく前に原作本。
いつか眠りにつく前に
スーザン・マイノット
きみに読む物語 スタンダード・エディション若い日の愛を大事にする映画。
きみに読む物語 スタンダード・エディション
ライアン・ゴズリング
ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション父さんのホラ話。あったかい映画。
ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション
ユアン・マクレガー
ソフィーの選択  VHSのみ。メリル・ストリープがすごい映画。

羊でおやすみシリーズ番外編 「俺は眠くなーい」羊でおやすみシリーズ番外編 「俺は眠くなーい」
若本規夫

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